家族旅行に関しては、信頼度ゼロ。 | 企画屋孝太郎の好奇心優先主義

企画屋孝太郎の好奇心優先主義

講演会やアドバイザーの仕事をしている企画屋孝太郎も、広告の企画プランナーやコピーライターをしている中澤孝昭も、その活動基準は<好奇心>。このブログでは、企画屋と中澤の<昨日・今日・明日>を暇に任せて書き連ねます。

「名物に旨い物なしとは言うけれど、お腹がすけば何でも旨い」

その気候風土の中で生まれた食べ物は、その気候風土の中で食べるのが一番美味しいと信じています。お土産にして持ち帰ると、旅先で食べた時ほど美味しく感じないのは、そのせいなのでしょう…あくまでも個人的感想ですけどね。

テレビで旅番組を見ていたら、番組で紹介されている主な名所・旧跡にはほとんど行っていることに気が付き、ビックリ。と同時に自分自身にあきれました。テレビを見なければ、あの街もこの街も忘れていたのですから。

紹介されている名物料理もほとんど食べたはずなのに、お酒も飲んだはずなのに…見て・聞いてやっと思い出すなんて。情けない、もったいない。

旅した目的は仕事半分・遊び半分。仕事は広告代理店担当者が同伴していたし、現地では支店の担当者がナビゲートしてくれたので、仕事の合間は観光、夜は接待が付き物。

遊びは経営者交流会の仲間たちと一緒の、我が儘・気まま・思いつきの旅。全国各地にサッと出かけ、目的を果たしたらサッと帰宅。これでは忘れるはずです。

家族旅行は家族から同伴拒否されています。

そのキッカケはボクの念願だった競走馬を初めて所有したときに、浮かれ気分で提案した函館・登別・札幌・三泊四日の旅に出かけた時。

ボクとしては、出かける前に約束した事は全部守ったつもりだけど、中途半端だった事は認めます。ハイ、家族旅行だと説明していたけど、隠れた目的は競馬。それが旅の途中でバレました。

例えば、一泊目の函館では老舗温泉旅館に宿泊し観光と豪華な食事。夕食後は夜景見物。家族のご機嫌度100%。

翌日、家族は午前中に登別に移動し観光したけど、ボクは競馬場に居残りメインレース直後に登別に移動する予定に。ところが…レースに夢中になり過ぎて、夕食時間に間に合う予定の特急電車に乗り遅れ、ホテルには深夜到着。家族のご機嫌度20%に急落。

札幌では、朝から晩まで社台グループの牧場見学に付き合わせ、家族は馬のいない観光地に行きたいと不満続出。ご機嫌度マイナス30%。

友人に紹介してもらったカニの美味しいお店での豪華な夕食程度では、ご機嫌回復には至らず、それ以来、宿泊は一緒でも行動は自由行動になりました。

嫁と娘は今でも言います。「パパの旅行に付き合った事はあるけど、家族旅行に行った記憶はありません」と。参りました。

企画屋の教訓:家族サービスは、自宅に戻るまでサービスタイム継続中。玄関のドアを開けるまで気を緩めるな。