クロスバイク買ってる場合じゃねーよな。
どうも、ダイです。
・明後日だってよ
本日をもって、ついに本番まであと2日となりました。
こう言っちゃあなんですが。
全然実感がない。
いや、毎回あまり本番の緊張は感じないようにしているんですが、それにしても今回はダブルキャストで2ヶ月という短めの稽古期間だった為、本当にあっという間に時間が過ぎていった気がします。
帰りの電車に揺られながらふと二ヶ月前のことを思い返してみました。
今回は前々からお世話になっていた劇団foolへの客演ということでドキドキしていたのを覚えています。
そして、最初の2週間くらいはキャラクター構成と同時に台本読解から始めたのを覚えています。
いや、本当に難しいんですよこの台本。
当て書きっぽいところもあって、セリフ中に身体的特徴とかもあって「こいつの見た目でこれは言えねえよなぁ」なんてことも良く起こってました。
どうにかキャラクターの立ち位置が分かると、次に待っていたのは「前半は派手に、後半は感情のやりとりを主軸に」という演出の注文。
途中でお芝居のスタンスを変えるってのは大変なんですね。
暴れ放題とか最初から緻密に、とかの方が全然楽。
見え方を取り敢えず気にするか、逆に見え方よりもその場の真実性を取るかの二択を常に考えてました。
それが終わったら今度は其々の班に対してのキャラクターの製作。
周りを取り巻く人たちが違いますから、当然キャラクターのバックボーンも変わってきますし、それに伴って性格や考え方も変わります。
これはもう別キャラを二つやっているようなものだと思ってます。
趣味、嗜好、周囲の環境、人へのアプローチの仕方…
これらが違うのですから、もう別の人間であると言っても過言ではないのです。
こうやって書いていると
「まあよくここまで頑張ってこれたな」
と思います。
割と頑張ってるなぁと思います。
あと2日するとこのキャラクターとの別れのカウントダウンが始まります。
映像に収録しない以上、今回の役は見に来てくださったお客様の中に残るだけとなります。
ですからせめて、こいつがお客様の記憶の中にいつまでも残るキャラクターにせねば。
俺を含めた12の役が織りなすお話を、どうぞ見に来てくださいね。
それでは。