街中に溢れる芝居のヒント | ダイの日常

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ブログの管理人、ダイの日常をつれづれと。最近多いのは出かけ先の出来事、ドール、ペット、TRPGです。

眠気がMAX





どうも、ダイです。





役者の知り合いの方が「毎日ブログ書いてる、ネタもいつも探してる」と言ってました。
聞いたその時は、へー、すごいなー、くらいだったんですが、家に帰りながら電車でふと思いました。


「ネタを探すアンテナを張り巡らせていれば、芝居の際に使える表現のストックが増えるかも知れない」


基本的に俺は街で見た人の姿とか、テレビドラマで見た人の仕草なんかを参考にさせて貰ってます。
やっぱり、性格が自分と全然違ったり、着眼点が違ったりすると、中々自然な動きは浮かんで来ませんね。



わかりやすく言うと、こういう感じです。

「相棒」ってドラマの杉下右京という人物がいます。
水谷さんが演じてる、眼鏡をかけた刑事です。
俺の中であの人は「インテリで変人」というイメージがありますが、それには幾つか理由があります。

・普通の人は興味を持たない事を気にする。
・気がついたり思いついたりすると言葉に出さずに突然動き出す事がある。
・感情があまり表に出ず、ポーカーフェイスであり、常に冷静である。

こういう事が絡み合うと「変人」というイメージが付くわけです。
幾つかのエッセンスがないと変人というものは成り立たないわけですね。
あまりに普通じゃなくなると、唯のヤバイ人になりますしインテリというポイントが外れますから。



街中を見ていると様々な人がいます。
特に居酒屋。
一人で入って聞き耳を立てていると、本当に様々な話が聞こえて来ます。
大騒ぎする若者も居れば昔話をする会社員も居ます。
その自慢話を耐え忍んで苦笑いする若手も居れば、そこに淡々と料理を運ぶアルバイトのお姉さんも居ます。

非常に面白いですね。
役のモデルというものは、日常に転がっているのです。


もちろん、役をつぎはぎに作る訳にはいかないので、いろいろとエッセンスを考えたあとに平らに馴らしたり繋ぎ合わせたりする作業もいります。
何かのモノマネをするわけにもいきませんし。
でも、まずは「その人のその印象はどういうところから生まれているのか」を考えないとなりません。
必ず物事には理由があるのです。


偉そうに書いてしまいましたが、何が言いたいかと言うと、最近電車の中やファミレスに入った後等、ふとした時に辺りの様子を伺うようになりました。
お芝居には使えるのですが、残念ながら日記のネタにはなりません。
流石に人の話を盗み聞きして日記にするのはね…
面白い話もあるんですが、残念です。
それでも、やはりやらないよりはやったほうが芝居の為に断然いいのです。
明日もお昼ごはん食べるついでに何処かで聞き耳を立てているかもしれません。



見かけたら、そっとしておいてください。





それでは。



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