楽屋でのティッシュ消費量、No.1!(個人的感覚)
どうも、ダイです
昨日で無事に公演が終わりました。
小屋を出るとどっと疲れが出てくるのは何でなのでしょうね、今回も打ち上げのあとの電車で寝過ごしまくって二回ほど同じ駅を行ったりきたりしてました。
そんなに飲んでないのになぁ…歳かなぁ。(酒に弱いだけですね)
今回の「桜」という企画に出会えて、本当に良かったです。
思い起こせば、小屋入りしてからも経験したことのない感覚がたくさんありました。
様々な特色を持った五つの劇団が「桜」という一つのテーマに寄り添って同じ舞台で一緒にお芝居をする…
袖や楽屋を共有し、会場内の雰囲気やお客さんの集中を引き継いで繋げる…
今までに中々なかった機会でした。
そもそも、今回は俺にとって初めて「客演としての出演」でした。
本当にたくさんの人に助けられて、今回の公演を終えることができました。
公演に関わってくださった皆さん、劇場に足を運んでくださったお客様、本当にありがとうございました。
そして、企画をしてくださった613のみなさん、ありがとうございました!
SkyTheaterPROJECTの四方田さんと知り合うきっかけとなったワークショップを開いてくださったのも、613さんでした。
もし、あのワークショップのお誘いのメールが来なければ、俺はまだフラフラしていたのかもしれません。
今回の公演でなんとなく自分が伝えるやり方といいますか、出力の仕方がしっかりしてきた気がします。
「人の私生活を覗き見しているような芝居って面白いよね」
と四方田さんとお話していて、ぼんやりとですが、今後の道が見えてきました。
今回の「桜~咲良を待ちながら」がまさにそうでした。
ありふれた環境で普通の人たちが織り成す、日常の中の一瞬を描く作品。
そして自分の友人が明日言っていてもおかしくない一言。
身近だからこそ、見ている人の心に染みていくというお話が俺は好きです。
もちろん、活劇やミュージカルも好きですよ!
派手なアクションとか、歌とかも好きですし、出来たらいいなぁとも思います。
かっこいいじゃないですか、仮面ライダーとか!
でも、それは見る側として好きなのであって、ファンとして作品が好きなのです。
俺が実際お芝居をするときに、人に伝えるやり方として、一番大事にしていきたい部分とはちょっと違いました。
人にはそれぞれ話し方や伝え方があります。
たとえ話を出すのが好きな人とか、やったら擬音語を使う人とか。方言も伝え方の一つです。
中には英語を交えて話したがる人とかいますよね。
それは「自分はどう話したら相手に伝えられるんだ」と人それぞれが考えた結果の個人の話術なのです。
それと同じように、俳優にもお客様に伝えるための演技の仕方が無数にあります。
体を使って表現するのか、言葉を使って表現するのか。
音楽とあわせて表現するとか、敢えて全く動かないで表現してみるとか。
それは俳優個人が、どれがいいか、どれが好きかを選んで決めることだと思います。
俺の場合は、それがたまたま「日常の風景の中の会話」だったんです。
これを磨いていって、もっとわかりやすい形にして、「ダイの言葉」として表せるようになったらなぁ、と思います。
「今回の舞台の一番の功労者!!」
全5作品の中でほとんど出ずっぱりでした。
むしろ出したり引っ込めたり乗ったりなんだりと結構ボコボコにされてました。
ある時はベンチになり、ある時は桜の木になり、と芝居のほうも変幻自在にこなしてました。
壊れずに良くがんばった!
それでは。