今週末まで開かれているOCEAN!展。夫の熱いリクエストで見に行くことになりました。
梅田からは、地下鉄御堂筋線で天王寺の3つ先。長居駅からは自然史博物館までは公園の中を通って徒歩7~8分ぐらいです。
展覧会は、「OCEAN!海はモンスターでいっぱい」ということで、海のなかにいるorかつていた、びっくりするような生物の化石や標本などがメインになっています。
写真↑のアンモナイトの殻は、ナント直径1.8mもあるのです!
その隣の7500万年前に棲息した史上最大の海亀の甲羅は2m!でかい~!!
先カンブリア紀には、現在にはその末裔すら存在しない、不思議な生物がいっぱいいたそうです。骨などがない生物なので、彼らが存在したことは、体の表面の跡が粘土層に残ったことで明らかになったのです。
カンブリア期になるとさらに生物は多様化し、カンブリア紀の海はこんなんだったんですって↓。まるでヒエロニムス・ボスの「愉楽の園」みたい。
海の中を爬虫類が泳いだ(イルカそっくりの爬虫類がいた)時期もあったのに、恐竜同様、やがて滅んでしまい、ダイナミックな生態系の変化は海にも及んだようです。死んで化石になったアンモナイト…
あまり興味のなかった古生物の世界ですが、うちの夫は妙に詳しくて、それはもう、熱く解説してくれました。
「なんでそんなに詳しいの?」と聞くと、小さいときに「古代の生物」という図鑑を朝から晩まで眺めていたんですって。
小さい時に与える絵本の影響って大きいのね…。
夕方に博物館に行ったので、常設展の方を見る時間の余裕はなかったのですが、ミュージアムショップが充実しており(キノコの模型とか古生物のぬいぐるみとか)、夫は大喜びしていました。また、長居の運動公園には小さい子向きのすべり台などもあり、息子も大喜び。
そして私も大喜び。というのも、博物館から駅までの帰り道、夕方なのに大賑わいしている「PARINE」というパン屋に、ピンとくるものがあり入ってみたら、そこのパンがまぁ、美味しいこと。
特別奇をてらったパンがあるわけではないのですが、パンに入った惣菜やクリームがどれも自家製のようで、何を食べても一味違って美味しいのです。焼き立てにこだわり、「美味しくなければ返金」とか「食パンは1枚から売ります」とか、店内の掲示のあちこちに店のこだわりが感じられます。
食パンは、食パンにしてはとてもクリーミーで甘く、もちもちして、なんというか、食パンにしては「下品なぐらい美味しい」のです(下品なぐらいダシが濃い、というキャッチコピーで有名なうどん屋が大阪にはあります)。飽くことなく美味しさを追求した食パンは、神戸のような妙な本場感や小ジャレ感がなく、美味しさど真ん中の直球勝負。
さすが食い倒れの街と感心してしまいました。
初訪問の自然史博物館。またゆっくり訪れてみたい場所でした♪
いいネ長居
大阪市立自然史博物館 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
パリーネ http://r.tabelog.com/osaka/A2704/A270404/27013634/dtlrvwlst/2757104/