大学生だったころ、俳画を習っていました。西宮の甲子園にお住まいの那須青魚先生とおっしゃる女流の先生です。ご自宅にお邪魔して、まずは画帖にお手本を書いていただき、それを見て練習するのです。納得できる絵が仕上がったら先生に見ていただき、落款を入れる位置を教えていただくのです。
「みなさん、俳句を考えていらっしゃいよぉ」とおっしゃることもあったり、お稽古のあとにみんなで美味しいお茶やお菓子をいただいたり。お稽古にいらしているのは、私から見て親世代以上の女性の方が多くて、先生のお人柄を慕って、お教室はいつも和気藹々と和やかでした。
美術史学の勉強をしていたときに始めたお稽古だったので、進路を変え(家業の不動産鑑定の資格勉強を始めた)、那須先生にもすっかりご無沙汰してしまっておりました。その那須先生に10年ぶりぐらいにお会いする機会を得たのです。
先生はちっとも変わらずお優しくて、お話上手で、上品で朗らかで・・・あぁ、もう、本当に素敵な先生!息子をお目にかけることができ、本当に嬉しかったです。
那須先生は俳画のご本を何冊も出しておられます。
本の抜粋・・・
那須先生は西宮の誇りですー!
いいネ西宮