今回は

 

自分の体験を元に

 

「気功で熱感が足らない場合は

どうしたらいいか?」

 

というテーマで書かせていただきます。

 

 

気功修行者の人で

 

熱(陽氣)が発生しない

 

或いは熱感が足らない

 

という人は

 

それなりにいるんじゃないでしょうか。

 

 

そういう方に

 

少しでも参考になればと思います。

 

 

 十分な熱量が発生しなかった

 

氣塾では二段目以降

 

武当派太極内丹法で

 

陰の氣に火をつけて

 

陽氣を練成していくのですが

 

私の場合

 

火が熱く感じられず

 

これでいいんだろうかと

 

悩んだ時期がありました。

(二段目開始~

三段目4番チャクラ開発時)

 

自分の実感として

 

陰の氣は十分に練成できていました。

 

それでも熱感というのが

 

あまり感じられなかったのです。

 

 

そのため

 

あの手この手で色々やりました。

 

 

その中で

 

私にとって効果のあったものを

 

紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 原因は色々考えられる

 

熱がうまく発生できない原因は

 

いくつか考えることができます。

 

 

原因① 火を付けるための十分な陰の氣、精が足らない

 

原因② 火はついているが熱感を感じることが出来ていない

 

原因③ 何らかの原因で火力不足である

 

 

わたしの場合は

 

①はクリアできていましたので

 

②③でどういうことをしたか

 

効果のあったものを

 

紹介したいと思います。

 

 

 熱感を感じる訓練

 

原因②に対する対応法です。

 

 

まず一番重要なのは

 

熱感を感じるセンサーが

 

開発されていることが大切です。

 

 

特に手のひらで

 

熱を感じられるように

 

なることが大切です。

 

 

お茶やコーヒーなどに手をかざして

 

数センチ離した状態で

 

熱感を感じられるようにしましょう。

 

 

 

 丹田に両手をかざす

 

これは原因②③両方に対する

 

訓練法になります。

 

 

丹田を練成している際に

 

両手のひらを少し離して

 

丹田にかざしてみるといいです。

 

 

しかも

 

丹田ではなく両手のひらの方に

 

意識の焦点を置いて

 

そちらで熱感を感じられるように

 

訓練するのがいいです。

 

 

これはあくまでも私の感覚ですが

 

労宮で氣感じることで

 

体感も伸びていく感じがあります。

 

労宮とは

 

手のひら中央にあるツボです。

 

 

労宮が氣の入り口であると言われているのは

 

そういうことも意味しているのかなと

 

思ったりもします。

 

 

あと、実は感覚の訓練としてだけではなく

 

手から氣が丹田に補充される効果もあります。

 

 

余談ですが

 

わたしの場合

 

手の動きと体内の氣が連動するので

 

身体の前で片手をぐるぐる回すだけで

 

小周天が回ったりします。

 

 

 横になって感じる

 

原因②に対する訓練です。

 

 

陽氣は発生しているけど

 

身体のリラックス度や

 

精神のくつろぎが足らなくて

 

感じられないという場合もあります。

 

 

十分に緩むことができていないということです。

 

 

 

 

 

その場合オススメなのが

 

仰向けになって

 

身体を完全にリラックスさせた状態で

 

功法をしてみることです。

 

 

これをやると

 

明確に分かりやすい

 

激しい氣の流れだけでなく

 

どんどんゆっくりと蓄積されていく氣の感覚も

 

わかるかもしれません。

 

 

熱が丹田にどんどん少しずつ溜まって

 

温度が高まっていく感覚を得られれば

 

素晴らしいと思います。

 

 

 静かになる

 

原因②③に対する改善ポイントです。

 

 

これは何度言っても

 

受けとれない人には読み飛ばされる内容ですが

 

やはり気功は静かになることが重要です。

 

 

現代的な言葉で言うと

 

脳波の周波数を下げることです。

 

 

氣を感じるだけでなく

 

氣を発生させるのにも

 

静かになることがポイントになります。

 

 

 

 

 運動で腹腰周辺の血流を良くする

 

原因③に対する対応法です。

 

 

運動不足で

 

腹や腰周辺の血流が滞っていると

 

丹田の熱が発生しづらいことがあります。

 

 

お腹まわりや腰を良く動かして

 

血流を良くするようにしましょう。

 

 

 

 骨盤底筋を鍛える

 

原因③に対する対応法です。

 

 

もし骨盤底筋が緩んでいる場合は

 

会陰や肛門から氣が漏れてしまっている

 

可能性があります。

 

 

頻尿の方とかは

 

その可能性があります。

 

 

その場合

 

十分な熱量を発生させることができません。

 

 

私の場合はその典型で

 

クンダリーニヨガの行法

 

ムーラバンダがかなり有効でした。

 

ただしムーラバンダはコツがあって

 

うまくできるようになるには

 

それなりの期間が必要です。

 

 

骨盤底筋を鍛える

 

ヨガのアーサナも有効だと思います。

 

 

とにかく骨盤底筋を鍛えましょう。


 

 

 終わりに

 

紹介した方法以外にも

 

仙道などでは

 

火をイメージしたりもします。

 

 

もし肉体的な問題がなく

 

イメージと気が連動する段階であれば

 

かなり有効な方法です。

 

とにかく物事には段階がありますので

 

その前提を満たして無ければ

 

有効じゃないことも多いです。

 

 

ちなみに

 

私の場合は

 

肉体的な問題で十分な熱感を

 

得ることが出来ていませんでした。

 

 

人によって

 

十分な熱感が得られない理由は様々だと思います。

 

色々試してみて、

 

自分に合う方法を見つけられることを

 

オススメいたします。

 

 

もしくは

 

氣の流れを細かく指摘出来る指導者に

 

問題点を指摘してもらうのもいいです。

 

 

皆様の心と体に

熱量をもった火が付きますように!

 

 

今回も最後までお読みいただき

ありがとうございました!!