この日は一生忘れられないライブのひとつになりました。

ツアーファイナルを楽しみにしていたのに、あんな結末が待っていたなんて❗
まさに青天の霹靂❗❗❗

キリトの中に、メンバーの中にさまざまな葛藤があったのを尾首にも出さずに、このツアーは始まったんだなと思い当たり、切ない気持ちになりました。

キリトがYouTubeで語っていましたが、かなり前からこの話は出ていたようで長い期間悩んだ末の昨日の発表だったんですね。
それを聞いてますます辛くなりました。

そんな思いを抱えたまま、ライブに望んでいたんだ。

正直、あの発表を聞いたとき「キリトはいったい何を言っているんだ?」と信じられない思いでいっぱいでした。
どう受け止めていいのかかわからず、時間だけ過ぎて。アンコールラストもお通夜のような気持ちで聞いていました。
キリトやメンバーも辛いだろうけど、突然の発表に私たちジェラーは戸惑いは隠せなかった❗❗

涙を流し嗚咽が聞こえる中、涙は出なかった。
ただただ、驚き、戸惑い、信じられない気持ちの中、いつの間にかライブが終わっていて。
無理やり、いつもの習慣で拍手していた感じで。

どうして?なぜ?
頭の中はそんなワードが駆け巡って、家路に着きました。

唯一の救いはキリトがYouTubeの中で「これからも曲を作り、歌い続けるのは変わらない。」と宣言してくれたこと。

また5か月半あるのか、もう5か月半しかないのか、受け止め切れてないけど。
ラストまで猶予をもらえたのか?

PIERROTは突然の解散宣言で、あとは無かったけど。

Angeloは無期限活動休止で、ラストまでまだ時間はあるけど。その期間どんな気持ちで待たなければいけないんだろう❗❗

時間がある分、今はまるで真綿でじわじわと首を絞められるような気持ちです。

どちらにしても、辛いことには変わらないけど…。

いずれ、この発表に至るまでの経緯を、キリトから語られる機会があると信じて待つしかないのでしょうか?

今、思うとキリトの表情がはっきり見える席じゃなくて良かった。
キリトの表情が見えてたらきっと泣いてたと思う❗

確かにAngeloは毎年アルバムを出して、ツアーやライブをたくさんやってくれて、いったいいつ休んでいるんだ?ってくらい、ハイペースに走り続けていたから。
あり得ないと常々思っていました。
いつか、破綻する時がくるんじゃないかと。
心の奥では思っていたかもしれません。

「バンドは自分一人でやっている訳じゃないから。」とキリトが言っていましたが。
まさに、そこがこの発表に至った切っ掛けだったんだろうなと感じてます。

ひとりひとりの考えが、もちろん違うものであるのは当然です。そんな、微妙なバランスの中でバンドは成り立っているから。
そこで考え方が食い違えば、いろんな齟齬が生じるわけで。

メンバーが出した結論に完全に納得したわけではありませんが、彼らの決断には従うしか無いとも思っています。

確かに休む必要がある時期なのかもしれません。
この先も長く続けていくなら、止めると言う判断も致し方ないのかもしれません。

最終的にメンバーのやりたいことを受け入れる覚悟です。


キリトMC
「ほんとにね、今日はいろんな意味で大切なファイナルとなります。2つのツアーがね、ごちゃ混ぜになった感じで、結果的に大きなファイナルになります。
今日は発表することが多いんだよね。えーうまいこと言って行きます。えー今年11月17日New Albumでます。こういう僕が発表しているころ、頃合いを見てネットでも発表されるんで、あの配信の方はこのあと見てみてください。このアルバムはタイトルは『CIRCLE』というタイトルです。大きな円を意味します。えー、そしてライブもありますが、今年は15周年ですから、15周年ライブをやります❗10月3.4豊洲PIT。
そして、なんと今回Angeloは今年全部、そして来年年明け1月までのライブスケジュールを今日発表します。全部をここで言うのは大変なんで後でネットでご覧ください。このNew Albumのツアーを引っ提げて、全国ツアー11月から始めます。来年年明け1月8.9日TUTAYA O-EASTでファイナルです。
そして、その後、1月15.16日代々木第2体育館でやります。そして、その2日間のライブ、2022年1月をもってAngeloは活動を終わりにします。無期限活動休止ということで、えー1月15.16日代々木第2体育館で一度終わりにします。
こんな発表ですいませんね。
えー、今日こういう発表をしなきゃいけないと言う事を考えながら、とてもこのツアー俺自身葛藤があって。特にね、ライブに来て、こんな苦しい中、わざわざ足を運んで、地方でもね。楽しんでいる人の顔を見るとね、こういう発表をなんとかしないですむものだろうか、頑張ってきましたが。バンドというのはひとりでやってる物じゃなくて、違う人間が5人集まって、ひとつの生き物としてやっていく、もしかしたら、とても微妙なバランスで奇跡的に保っているひとつの生物だと思います。
えー、まあ、こんな発表をして、どんな空気に持っていけばいいのか、さすがの僕もテクニックを持ってしても、どうにも出来ないんですけど。
えー、しばらくは混乱するでしょうし、ネットでもいろいろ言われるかもしれませんが。でも、急に終わりにする訳じゃなく、今回はAngeloとしての一応最後のアルバム、一生懸命作ってます。良い曲作って、一番新しいAngeloが一番カッコいいと最後まで言ってもらえるような作品を作ってます。
そして、たくさんのライブをやります。その中ですぐには難しいかもしれないけど、なんとか一緒に気持ちを切り換えて、終わりへと向かって欲しいです。
まあ………難しいことですが…………辛いね…………ちょっと待って、泣くの禁止ね。つられるから。………えー…………………でも、どうか(ひとりの人が拍手)ありがと。どうか、わかって下さい。嵐の中…………このバンドを作りました。15年間命懸けで走ってきました。走り続けて、なにがなんだかわからなくなるくらいまで走り続けて、そろそろ休もうと思います。
とことんまで走り続けて、前へと行き続けて、疲れたなら一度休めばいい。だけど、どんな形であれ止まることなく、どんな形であれ前へ進んで行きます。だから、Angeloというバンドはまだあるからね。来年の1月まで突っ走るからね。どうか、一緒に最後まで走って下さい。最後まで手を緩めずに命懸けで燃え尽きます。そんなAngeloと一緒にそばにいてください。でも、俺は歌詞を書いて、歌を歌い続けて、いつもどこかで終わりというものはいつか来ると思いながら、物語を作っていた気がします。本当にその時が来てしまうんです。永遠に続くものはないんです。形があるものはいつか終わるんです。大事なことは常に目をそらさず、いつか来る終わりと向き合って来たこと、それが俺が作って来た物語です。だから、大丈夫です。終わりが来ることをわかっていたから……。
残り楽しんで下さいとは言いません。音の中に身を委ねて下さい。そして、俺の言葉を聞いてください。今日はありがとう。」

アンコールラストの挨拶

タケオ「突然の発表でしたけど、今日の、今日のツアーファイナル。みなさんの暴れっぷりはホントに最高でした❗ありがとう❗❗」

ギル「三郷から始まったホールツアー、はじめてのホールツアーちゃんとやりきれたんでね、この状況の中、僕はそれを嬉しく思ってますし、これからも心を込めてギター弾いていきますんで、どうか、よろしくお願いします❗ありがとう❗❗」

コータ「えーライブは最高でした❗この光景、しっかりと目に焼き付けていきます❗ありがとうございました❗❗」

カリュウ「なかなか、なんて言っていいか難しいですが、ホントにいつも感謝してます❗ありがとうございます❗年末年始、続くんでよろしくお願いします❗」

キリト「まあ、突然だし、そういうちょっと……そういう……仕方ないと思います。すぐには気持ち追い付かない。仕方ないと思いますが、でも、すぐにAngelo終わる訳じゃありません。目一杯、最高のアルバムを出して、最高のライブを何度も何度も、来年1月まで精一杯やるんで、Angeloの姿を最後まで、一緒に歩いてくれたらうれしいです。
今日はほんとに突然な悲しいというか、やな発表しちゃって………ごめんね。でも、これがAngeloの姿です。
リアルに最後まで突っ走りたいと思います。今日はそういう意味でも大切な忘れられない1日になりました。ありがとね。

それじゃいきます❗渋谷、最高❗そして、お前ら最高❗❗今日はどうもありがとう❗バイバイ❗

(生声)どうも、ありがとう❗❗」



~セトリ~
01. A MONOLUGUE BY MEPHISTO
02. :evolve
03. FIELD OF GOD
04. AN ENDLESS MULTIVERSE
05. NEW CENTURY BIRTH VOICE
06. ORIGIN OF SPECIES「ALPHA」
07. PERFECT PLAN
08. Umbilical cord
09. BUTTERFLY EFECT
10. 光の記憶
11. CRUELWORLD
12. HYBRID CENTURY
13. Pendulum Clock
14. Experiment
15. SCENARIO
16. Daybreakers
17. シナプス
encore
en1. DEEP VISION
en2. 春の風
en3. STOP THE TIME , YOU ARE BEAUTIFUL