お香作り初体験! | 香水の音、アロマの色

香水の音、アロマの色

香水が好き♪アロマも好き♪

こんな私が、日々体感した香りの感想をためこんでいく小部屋です☆

今日は長いことやってみたいと思いつつもずっと未体験だった「お香作り」に行って来ました!

やって来たのは、神楽坂にありますJuttoku.さん。


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小さな間口の店内に入ると、お香のいい香りが出迎えてくれました。
落ち着いた佇まいの中、奥の畳のお座敷で今日はお香作りを体験させていただきました。


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まずはお香の作り、お香に使われる原料などのお話を伺いました。

この体験レッスンでは、9つの原料からお香を作っていきます。
アロマテラピーや香水の調香でもお馴染みの香料も出て来るのですが、どれも和名が難しくて覚えられないし書けないahaha;*

「かっ香」というのが、シソ科の植物でインドからヨーロッパにカシミアが渡る時の防虫剤代わりに使われてたという話を聞いて、実際に香って、それがようやく「パチュリ」と分かったり。

その他登場したのは、白檀(サンダルウッド)、龍脳(ボルネオール)、丁子(クローブ)、桂皮(シナモン)、山奈(ショウガ科の植物)、甘松(スパイクナード)、大茴香(スターアニス)、乳香(フランキンセンス)でした。


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一つ一つ、その原料の原型を見ながら粉末になった原料の香りを聞いていたのですが、精油の香り立ちとはまた違う、大地に根付いたようなどっしりとした安定感のある静かな香りに感じ、しっとりといい気持ちに浸ってしまいましたうっとり


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その後、まずは練習として、既定のレシピで原料を混ぜ合わせていきました。


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でもこれもスプーンを使って入れていくわけで、その取り方次第で分量が少しずつ変わっていくので、みんなが全く同じ香りにはならないんだとか。
実際、私と友達のと、微妙な龍脳の量の差で、爽やかさが違って感じました。

その後「タブ粉」と言われる木の粉を糊代わりにして入れて、水を混ぜて練っていきます。

「タブノキ」という木の名前を私は初めて聞いたのですが、これは結構日本国内でも生えてる木だそうです。

他のお香の原料はどれも日本では採れないものばかりで、昔から中国など輸入に頼っていたそうですが、道理で貴族の遊びなわけですよね。
でも自分のオリジナルのお香を作って焚きしめたり、昔の貴族はオシャレですよね!

練習で作った後は、いよいよ9つの原料を好きなように組み合わせて、我々現代人もマイお香創りにチャレンジ音譜

何種類組み合わせてもOKとのことでしたが、今日は何となく気分的に甘めの静かで落ち着いた香りが欲しくなり、私は白檀をベースに、甘松、かっ香、それからほんの少しだけ丁子を加えてこの4種類を混ぜていきました。


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説明書きを見たら、どれも「ストレス緩和、心を静める」など書かれていて、やっぱり最近色々疲れ気味なのかしら?と思っちゃった困った

この時点で、私と友人と選んだ原料が全く違い、同じ白檀ベースでも私のはしっとり「静」のイメージ、友人のは気持ちが前向きに明るくなるような「動」のイメージの香りになってて、その違いを体感できたのも興味深かったです。

香水の調香と同じで、同じ原材料同士を組み合わせても、それぞれの配合バランスによって完成された香り立ちは異なってくるそう。

そういえば、途中で貴重な沈香の香木も直接香りを確かめさせていただきました!
やっぱりうっとり甘くて素敵な香り~ドキドキ

これでこんなにいい香りなら、伽羅は一体どんな香りがするのかしら?

さて、そしてこちらが私が今日作ったお香達~べーっだ!


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まだ乾いてなくて色が濃いですが、ここから3~4日乾燥させるともう少し薄茶色に変色していって完成となるそうです!

練習で作った方は爽やかですーっと背筋が伸びるような香り、私が自分で考えた組み合わせで作った方は甘くしっとりと雨の日にでも聞いていたいような内観できるような香りで、それぞれ個性の違いも楽しめそうで良かったです音譜

お店の方とも、中国の話、奈良の話、淡路島でのお香作りの話などなど、色々と興味深いお話をしたり聞いたりさせていただけて、とっても有意義なひと時となりました!

それに、普段使う香料・精油と違って、生の植物の木や葉、実などの粉末を直接使うというのも、何だかありがたくしみじみといいものだなと思いました。

だからやっぱり精油も香水原料も、植物を育てているところ、収穫から精油採取までの過程を一度じっくり拝見したいものです。

ホント、なんでこれもっと早くに体験してなかったんだろう?
「お香」って、アロマや香水以上に敷居が高い気がして、何となく手が出せずにいたのよね。

けど今日体験してみて、原材料さえ手に入れば趣味でやるには案外簡単に作れて楽しいので、精神統一したい時や集中したい時にすりすり・練り練りするのは良さそう!と思ったのでした。

これはまた季節を変えてチャレンジしてみたいな~。

そしてお店で見かけて一目ぼれしたお香立てを買って来ましたよ矢印


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鳥獣戯画の蛙がモチーフなの。可愛くないですか?
他に、兎と猿もありました。全員揃えたら尚可愛いかも(笑)

併せて、白檀と丁子がメインの「木春」というブレンドのお線香も買ってみました。
今まで、あんまり家でお香とか焚く習慣がなかったのですが、これからはそういう静かな時間を持つのもいいかもな~。

体験レッスン終了後は、これまたずっと憧れだったフランスガレットのいただけるお店へ行ってまいりましたナイフとフォーク

ル ブルターニュ 神楽坂店

もう13時くらいだったのに、結構な行列が出来ててビックリ。
フランス人の方々も、ファミリーで結構いらしておりました。
お店の方もフランス人、思わぬところで生のフランス語が聞けて嬉しかったニコニコ

なんでこんなに多いのかしら?と思ったら、神楽坂は元々在日フランス人の多い街だったのですね。
街の雰囲気、落ち着いてて坂も多くてこぢんまりした作りのお店が多くて、雰囲気素敵だもんね~。
私も住みたい街です!

で、いただいたガレット~ラブラブ


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そば粉の風味が、何故か日本人には懐かしくもあり、でも生ハムとかチーズとかとも相性がよくて、香ばしくももちもちで、これ最高でしたアップ

そしてデザートには塩キャラメル風味のクレープ、フランボワーズソース+バニラアイス付き~~ドキドキ


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こちらはもう生地からふんわり甘じょっぱい塩キャラメルの香りがふわふわ漂って、その生地とフランボワーズの甘酸っぱいソースと冷たいバニラアイスとが口の中でとろけあって、感動的な美味しさでした!!

どちらも、それでいて素材が主張しすぎずシンプルな上品な味で、もっと他のお味のもいただきたくなっちゃった。

店員さんもお店もいい雰囲気で(テラス席でいただきました)、また来たいお店となりました。

今日はお天気も良く、朝から動いて貴重な体験をして、美味しいランチもいただいて、まだ明るいうちに家に帰り着いてと、リフレッシュ出来た良い休日となりました音譜

あんまり日曜日に動き回ると翌日以降の仕事に響くから・・と普段は敬遠して家でじっと過ごしてることが多いのですが、こういう良いお天気の日に、静かな街で静かな遊び方するなら、気分転換にもなっていいかもですね。

お香はまた是非作りに行きたいと思います!

乾いて完成したら、また灯してくゆらしてどんな香りになるか、使うのも楽しみラブラブ

Juttoku.のお香体験レッスンは神楽坂以外に表参道にもありますので、興味のある方はこちらチェックしてみてくださいね~。
↓↓↓
http://juttoku.jp/exp/