
香り関連の本を出版する「フレグランスジャーナル社」が主催する「香りの図書館」が、また今年も世界の天然精油の産地視察ツアーを組んだそうです。
香りの図書館 主催「天然精油の聖地巡礼の旅」 第5回ツアー
インド洋に浮かぶ香りの島“レユニオン島”(仏領)
エッセンシャルオイル視察ツアーのご案内
今回の舞台は、アフリカ大陸近くに浮かぶフランス領レユニオン島。
古くは「ブルボン島」として名前を知られたこの島は、島全体が世界遺産にも登録されているそうです。
以前のマダガスカルやタスマニアですらかなりレアな旅になりそう、と思っていたのに、より辺境の小さな孤島、どうやって行くのかしら~?と、まず旅行行程が気になってそちらからチェック

何でも、2011年からはタイとこのレユニオン島を結ぶ飛行機が週2便ほど通っているそうで。
やっぱりタイはハブ空港としての機能がすごいわ、一度行って空港でひたすら発着ボードを眺めたい!と、変なところにテンションがあがった地図好き・航路好き・路線図好きなぱやこでした(笑)
(日本では考えつかない場所に繋がるルートを見つけると、つい興奮しちゃうんですよねw
最近気になるルートは、グアムから太平洋に浮かぶ島々を巡ってハワイまで行けるというアイランドホッピング便です

レユニオン島と聞いてもイマイチピンと来なかったのですが、「ブルボン」ときくと何となく「バニラ」「コーヒー」のイメージが浮かびます。
そしてやはり今回の視察ツアーでの目玉はバニラ見学で、レユニオン島に住んでバニラの研究をされているミッシェル・グリゾニ博士というお方が現地の案内をするとのこと。
グリゾニ博士、「バニラのすべて」という気になる御本の出されていて、これがフレグランスジャーナル社からも日本語版で手に入るそうなので、気になる方はこちらもチェック~

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「バニラのすべて」
ツアーの話に戻りますと、この旅では、ローズゼラニウム精油の蒸留風景、農業研究機関や農協の視察、香りとスパイスの庭訪問、バニラのプランテーション見学などが行程に組まれているようで、その他、ベチバー、ペッパー、コーヒーの植栽地、精油採取工場を見て回れるんだとか。
これは、香り好きの方はもちろん、植物そのものがお好きな方にも、すごく興味が湧きそうな内容ですね

精油の聖地巡礼ツアー、お値段は相変わらずの40万オーバー(でも納得のレア感)、日程は9/30~10/6の5泊7日とのこと。
行きたいわ~行っちゃうわ~と言う方の為に、詳細PDFもリンク貼っておきますねw
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http://www.fragrance-j.co.jp/library/img/reunion_2016.pdf
私も香りに携わる者として、いつか、いつの日になるか分かりませんが、こうした精油の産地や香料採取現場の見学、香水市場のエキシビジョンなど、世界に目を向けて香り業界を広く知られる機会が得られれば・・・と夢見ております
