ヒッキーが自身の作詞について語るとき、

「詳しくは私が説明するより、萩原朔太郎の『詩の原理』を参照してっね!」と朔太郎に丸投げするもんですから(`・∀・´)

読み始めました 萩原朔太郎『詩の原理


『詩とは何ぞや?』というのを、ふんわりとではなく
もう可能な限り分解して、論理的に解説していくこの本

じつに疲れます(笑)


ちょっと病的とも思える『詩』の掘り下げ方

また、文体も旧字体や旧仮名遣いがあるので
知識不足の私には時間がかかります


こういう感想を持って
当初は『サクサクいかない朔太郎』というタイトルで記事を書こうと思っていました


ただ、ここ5日間くらいかな

なんとなくですが、読めるようになってきて

『サクサクいくかも朔太郎』

に変わりました


詩のことだけでなく、というか詩の原理を解説するために、音楽と美術の違いや、主観と客観論など、様々なことが書いてあります


主観と客観について、私は以前から『どんなに頑張っても客観が主観を超えることは出来ない』と思っていて、つまり100%の客観は存在しないのだろうなと、“主観的に”思っていて(笑)
ただ、だからと言って客観する姿勢はやめたくないです

例えば俳句は『出来るだけ情緒的なことは抜いて、なるべく情景描写で』と、よく言われたりしますが、
見たまんまを書くにしても、作者はそこに何らかの情緒を感じたから書くのではないか?そしたらそこに主観は入ってるよな〜とか。

そんなことを考えていたら
本書にそれを肯定するような記載があって、嬉しかったです


ただまだ最後まで読んでないし
まだまだ理解も追いついていないので、今後さらに読み込んでいけたらと思います

そして『詩とは何ぞや』が、少しでも自分の中で体系化出来ればいいなと思います


先入観で『読むの無理』とか思ってたけど、

旧字体や旧仮名遣いにも少しずつ慣れてきて
私の世界も少しずつ広がっていきそうです


朔太郎は以前に『猫町』という小説を読んだんだけど、全くちんぷんかんぷんで(^_^;)

だけど最近読み始めた『詩』は結構好きです♪


朔太郎自身にも興味を持ち始めて

イケメンだし(//∇//)


朔太郎と室生犀星の関係や
それを取り巻く(?)白秋や芥川との関係も気になります
文豪ってなんであんなハチャメチャなんだろ(笑)

萩原朔太郎記念館が群馬県の前橋にあるみたいなので、いつかサクッと行ってみたいと思います🐾


ヒッキーは物凄い読書家で、朔太郎以外にも沢山の本を紹介されています


せっかくなので、作家名が入ってる曲や
小説に因んだ曲をまとめておこう♪


遠藤周作の『深い河』にインスパイアされて作った曲


宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を意識して作られた曲


曲名がヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』から

とられた曲


“シェイクスピア”が歌詞に入ってる曲