長年、気になっていた体の症状があって

右耳の下が、ご飯を食べるとプクーっと膨れるんです

怒ってる訳じゃありません


先日、意を決して病院に行って参りました🐈

MRIは来月撮るので詳しいことは分かりませんが
取り急ぎエコーと針を刺した感じは、そんなに悪いものじゃなさそうということでした

とりあえず一安心

と思いたいけど、、油断は出来ないな〜

入院とかになったら嫌だな〜


私は人生で3回、入院&手術をしたことがあります


2回目と3回目は7年くらい前でして
なんだろ、大した入院期間ではなかったのですが、いまだに記憶が生々しいと言いますか、あまり思い出したくない感じです

でも1回目の入院は、高校1年のときで
ウン十年前の出来事

どこか自分の中でファンタジーみたいになっています

いや、当時からファンタジーみはありましたね

不謹慎かも知れませんが、人生で初めての入院
どこかワクワクしてる自分がいました

先のことばかり心配してる今では考えられない思考(笑)

もちろん、経験値が少ないゆえの無鉄砲や無頓着さだったのでしょうが
『起こったことに対処すればいいや』みたいな度胸があって、当時の方が物事がうまく進んでいた気がします
『起こったことに対処すればいいや』と意識してることもなかった

無知からきたものなので、真の強さではなかったかも知れませんが。


あと部活が休めるってのも、すんごく嬉しかった
( ・∇・)

寝ても覚めても部活のことを考えなくてよいパラダイス✨


病名は『自然気胸』

肺に穴が開いて、空気が漏れちゃうやつです

穴が開いても自覚症状がない方もいるみたいですが、
私は保健体育の授業中『パシュッ』と確実な音がして、呼吸が止まりました😇


最初は地元の病院に入院しました

手術ではなく、管を通して肺から漏れた空気や水(?)を外(弁当箱みたいな箱)に排出し、肺を元に戻す治療をしていましたが、

絶対安静と言われて
ベッドから動くことが出来ず、寝返りも打てず…

肺なんかより床ずれがしんどかったです


んで、寝たまま食事を取るので
看護師さんが食事を口に運んでくれるのですが…

なんでしょう、寝たきりなのに『ラーメン』とか運ばれてきて😅

容赦なく口にラーメンが押し込まれるんです
(≧∀≦)

寝たままラーメンなんて無理ゲーに近いのに
次々と投入されるラーメンたち

私は危うくアーメンになるとこでしたよ
(°▽°)


その2〜3日後、経緯は忘れましたが
私は転生転院しました


転院先は、のどかな森のなか

トトロの七国山病院みたいな場所でした

夜はきっと星が綺麗なところ


転院先でも同じ治療法でしたが
「再発したら手術だね」と言われていました

驚いたのは「絶対安静の必要なんて全くないよ、歩け歩け」と言われた事です

ラーメン、なんだったんだろ(//∇//)アーメン


まぁやる事ないので、本当に散歩してました(ほぼ院内だけど)

お医者さんにはよく声掛けられましたね

いい意味で医者が患者に気を使う時代ではなかったので
「よっ!今日も弁当箱(排出される箱)持ってお出掛けかい?」とからかわれたり😅


でも嬉しかったな

だって話す人いないんだもん

いくら妄想好きな私でも、暇は暇っす


まぁ、肺を患ってる細っこい女子高生

窓辺にでも立って
『あら?季節外れの蝶々が飛んでいるわ』
なんて独り言を言ってもサマにはなりそうですが(そうか?)、

季節は残暑厳しい9月
蝶々と見紛う落ち葉は舞っていないわけですし、そもそもベッドは窓際ではありませんでした


そうこうしてる内に、なんとか手術せずに治癒出来まして、次の日退院という日の夜

『パシュッ』と音がして、見事に再発しました

やれやれ


手術しをして入院は延び、

結果、最初の入院から1ヵ月、学校を休むこととなりました


あんなに嫌だった部活も
いい加減、行きたくなりましたね

友達ともマリンバで連弾したくなりました

吹奏楽部の打楽器パートだったんです


今でも同じパートの子とは親友です

お見舞いも来てくれて
休んでる間のプリントやノートも全部コピーしてくれて(クラスも一緒だったので)、

本当に世話になったなぁ

この場を借りて、ありがとう

もう入院しないよう、気をつけるね(笑)


“消灯後 わずかな時間に立つ窓辺
遠く天の川 友のしらべ”