外務省専門職員合格を目指すみなさんへ

 

今日12月13日(水)は7時から英語の講義です。

積極的に参加しましょう!

今年はそれなりにメンバーも増えてきました。

この前の憲法の講義の時にも話しましたが

今年の合格者二人を招いての懇親会を企画していますので

乞うご期待。

 

このメールは対象者にBccで一斉に送信しています。

受信の確認をしたいので、昨今の様子や講義の感想などのメールを

私宛にください。

 

ところで

 

2017年ノーベル平和賞はご承知の通り

国際 NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が授賞しました。

授賞式典では象徴的存在のサーロー節子さんが記念講演をしています。

ご存知のとおり、日本国政府は核兵器禁止条約には

賛同しない立場です。

当時の岸田外務大臣は、自身も広島1区選出の衆議院議員ですから

広島のことを誰よりも考えていると思いますが、

記者会見では、以下のような言葉を残しています。

「核兵器国が参加していない議論を非核兵器国だけで進めることは

核兵器国と非核兵器国の亀裂をますます決定的なものにしてしまい、

逆効果にもなりかねない」    

 

今回の授賞式典には、米英仏の大使は欠席したそうです。

授賞式典が開かれたノルウェーのソルベルグ首相は記者会見で

「核保有国が関与しない核禁条約には署名しない。

これでは核兵器は減らないからだ」

と述べたと新聞にありました。

 

というわけで、サーロー節子氏の演説は

日本政府の立場と違うので

英語の試験問題として採用されることはないだろうとは思いますが

参考までにこのメールに添付しておきます。

一度読んでおきましょう。

 

https://www.nobelprize.org/nobel_prizes/peace/laureates/2017/ican-lecture_en.html