関東ブロック報告

   少し報告が遅くなりました。小生のパソコンが不調、セブンからテンへ機種変更したからです。 ようやく昨日届き、セットアップ完了。

 二月二十五日(日)長野県上田市の無言館近くの『俳句弾圧不忘の碑』の序幕式に参加しました。

関西から、田島和生主宰、結社獅林の梶谷氏、東京から二宮氏、井上氏、紺井氏、藤戸氏、そして小生。地元長野から依田氏、鷹野氏。が参加いたしました。

 前日、二十四日(土)に上田駅に東と西から集合。大型タクシーを用意し、まずは信濃の鎌倉と呼ばれる別所温泉付近を散策。

安楽寺の国宝、三重塔。

その夜はホテルにて句会。

  田島主宰特選

 神主の浅沓に飛ぶ春の泥    依田久代

 昼酒に蕎麦打つ音やうららけし 梅園久夫

 風鐸のかすかに鳴るや春浅し  藤戸紘子

 

二月二十五日(日)

 先の大戦における反戦俳句を詠み投獄され、その影響で亡くなられた人々を忘れてはいけないと、マブソン青眼氏をはじめ、故金子兜太しの賛同とうもあり、無言館近くの檻の俳句館敷地内に石碑を建立。二十五日除幕式が行われた。

「俳句弾圧不忘の碑」碑銘も金子兜太氏の揮毫。

マブソン青眼氏、無言館館主窪島誠一郎氏、そして田島和生主宰。

碑の建てられた檻の俳句館

田島和生主宰の(新興俳人の群像)も置かれております。

除幕式には必ず出る、とお話ししてた金子兜太氏がその五日前にお亡くなりになったのは残念でした。ご冥福をお祈りいたします。

無言館は春とはいえ、まだ北側には雪の残る寒さの中。

式後地元の方の車にて塩田平まで送っていただきました。

             以上報告は 梅園久夫でした。