雉 関東ブロック報告

テーマ:

雉 関東句会勉強吟行会(カール句会)報告

 十二月九日(日)関東句会有志による吟行句会を開催。

東京の精鋭14名が参加。そう静岡から山田さんも参加。ご苦労様です。

吟行地は昭和記念公園。終戦後はアメリカ軍の基地でしたが、返還後に公園となりました。

何しろ広い。広すぎる。園内にはバスが走っています。それだけ広い。

季節ごとに花々が植え替えられ、それぞれの美しさを競いますが、今は冬。枯葉と落葉だけでした。

JR立川駅に隣接。立川口の入り口、銀杏並木は残念!。枯木となってました。

ワイングラスのツリー。夜になるとライトアップされる様です。

園内を走るバス。一区310円とかなり高い。

日本庭園には雪吊。

盆栽展

同じく盆栽展、我が家の居間にあらず。

蠟梅がふくよかな香りを・・・。誰かが言ってた・・・あなたは老梅、だね。だって・・・。

こもれびの里、昔の庄屋屋敷の再現。

囲炉裏にはいつも火を焚いているようです。天井も良い色に煤けてました。

見せていただいた古文書?いえ尺八の楽譜との事。

公園の隣には自衛隊の立川基地

句会は花と緑の文化センター

句会は七句提出。七句選。かなり厳しい。

 

 それでは何時もの自選二句。

 

 踏み石は子供の歩幅冬もみじ       梅園久夫

 姫林檎水滴一つ光りたる          山田初枝

 細竹を結び牡丹の冬芽かな        二宮英子

 からからと落葉の駆ける園の道      上原カツミ

 軒下に榾木を高く積みにけり        川村恭子

 姫沙羅の紅筆ほどの冬芽立て       井上千恵子

 ろうばいの香りゆたかに日を浴びて    川村恭子

 赤茶けし橅の盆栽冬ざるる         佐藤泰子

 大いなる仏手柑なり合掌す         紺井てい子

 ひたすらにサッカーボール蹴る枯野    古岡美恵子

 北風やあせびは硬き花芽つけ       高橋咲子

 姫沙羅の冬芽も鉢も雫して         望月満理

 豆電車巡る紅葉の降る中を         井上千恵子

 麦の芽の広がる畑へ鴉下り         杉本尚子

 檀の実薄もも色に枯びけり         古岡美恵子

 十二月シャンパングラスツリー成す    高橋咲子

 極月の喧騒遠く冬紅葉           古岡美恵子

 雪吊の松漣に歪みけり           望月満理

 池淵は錦木紅葉に染まりけり       杉本尚子

 冬ざれや松ぼつくりの落ちて来し     山田初枝

 銀杏散るまるで絨毯敷くごとく       市村英樹

 風わたる池の細波実南天         佐藤泰子

 木守柿裏の竹藪揺れゐたる        二宮英子

 土塊の白く乾ける冬田かな         藤戸紘子

 水鳥の群れて水面の光りけり       市村英樹

 寒林に誰が吹くやらハーモニカ      上原カツミ

 囲炉裏火に煤けし幣や火伏神       梅園久夫

 蝋梅の早々香る武蔵かな         紺井てい子

 古民家の薪焚く匂ひ雪蛍          藤戸紘子

 

  当番の藤戸紘子さん、本当にご苦労様でした。藤戸さんは、3、4日の関東句会も幹事さん。

  本当に申し訳ない気持ちです。でも、両方とも見事な段取りでした。

  唯々、感謝のみ。

    そして夕暮れ迫る立川の昭和公園から帰路につきました。楽しい一日でした。

     以上、報告は梅の小路久麿(梅園久夫)でした。