’21.6月読書記録:5冊
読書メーターより
6/26【めぐりんと私。/大崎 梢】
「本バスめぐりん。」の続編。
前作がテルさん目線だったから本作を読む前今度はウメちゃんの語りかな?と思っていたけど、各話ごと利用者(最終話は司書)目線でそれぞれめぐりんとの関わりが描かれていて、タイトルへのなるほど感大きい。
最終話では、廃止される移動図書館(めぐりんではない)が出てくるけれど、寂しさだけでなく時代に合わせて変わっていく希望があって頼もしい。
前作同様出てくる書名と作家さん殆ど知ってるし7割くらいは自分も読んだことあって嬉しい。
6/22【あの夏、二人のルカ (角川文庫)/誉田 哲也】
語り手が3人。久美子目線の女子高生パートは過去の出来事、最初の語り手である遥はバンドメンバーだったのに彼女の回想として描かれてないことや、3人目の語り手「ルーカス・ギタークラフト」の店主はどう関係するのか?というドキドキ感があり、巧い構成だと思う。
そうだったのかーと納得の繋がり。 爽やかなハッピーエンドが気持ちいい。
6/15【ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野 圭吾】
2020年11月刊行でもうコロナ禍が納得の設定で描かれていてさすが東野先生と思う。
コロナで頓挫した町おこしプロジェクトが町出身者作の大人気漫画に関すること、日本中に大ブームを巻き起こした作品という記述に、内容等全く違うけど現実での「鬼滅の刃」が浮かぶ。
殺人事件の被害者は教師で人格者。犯人はなんとなく予想していたものの残念で仕方ない。
探偵役が被害者の弟、不謹慎になっちゃうけど楽しいキャラ、今回は身内の事件だったけど「ブラック・ショーマンと〇〇〇」でシリーズ化ありそう。
6/8【ドキュメント/湊 かなえ】
「ブロードキャスト」の続編。
放送部が挑む「JBK杯(現実ではNHK杯)全国高校放送コンテスト」前作はドラマ制作をメインに描かれていたのが、今回はドキュメント制作。一年生チームがテーマ出しで悩んでいた通りドラマ制作より難しい感じ。
ミステリ要素部分もあってドキドキ。犯人は消去法で考えて予想してた人物、それまでのイメージ激変の浅はかさが残念だった。
終章は書き下ろしでコロナ禍(新型コロナという言葉はないけど)が描かれている。現実でもNコン中止、他部活動も大会中止だった、実際の高校生たちの切なさも感じる。
6/2【コーチ! はげまし屋・立花ことりのクライアントファイル (講談社文庫)/青木 祐子】
「はげまし屋」が現実に成り立つビジネスかわからないけれど、ことりのコーチとしての仕事ぶりになるほどと思う。
楠木はげまし事務所メンバーみんな好みのキャラ、クライアントたちもユニークで楽しめた。
「ずくなし」という方言使ってる楠木所長は信州出身だな。「これは経費で落ちません」を読んだときは調べてなかったけどウィキで青木祐子先生が長野県出身と確認してやっぱりと納得、好きな作家さんと自分の出身県同じで嬉しい。
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<観劇記録>
「サンソンールイ16世の首を刎ねた男―」
久留米シティプラザ ザ・グランドホール
2021年6月12日(土):S席 1階1S列
主演の稲垣吾郎さんはじめキャストの熱演はもちろん、舞台装置や衣装が素晴らしかった。
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戸別配布型フリーペーパー「サンデー北九州」6/12分に剛くんのインタ記事が載ってた。
サンデーのエンタメコーナーは割とチェックしているけど配布日に気付いてなくて、後日義母宅で生ごみ包むのに使おうと広げてわかった。自宅配布分も新聞と一緒に片付けていたのを探し出した。捨ててなくて良かったー。(^^;
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<義母介護メモ>
ワクチン2回目:6/2
病院:6/9(Y)、6/9(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:6/21
堤さん:6/6、6/27