銀座 元楽 | キイソのブログ

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 食後の独り言

 
やって来たのは東銀座にある元楽(げんらく)。
 
はるか昔に一大ブームを巻き起こした、環七の「土佐っ子」をインスパイアしているらしいので、とっても楽しみであった。
「土佐っ子」といえば、当時は今ほど交通事情も厳しくなかったので、夜中に車で出かけては大行列に並んだものである。
 
店構えはこじんまりとした感じで、奥に細長い。
 
店内には先客が数人。
やや暗めの照明で、ジャズが流れているあたりは場所柄であろうか。
 
元ラーメン半ぶためしセット。
 
 
こちらがラーメン。
なるほど見た目はアレによく似ていてとってもそそる。
 
 
そしてこちらが半ぶためし。
なんだか店としても推してるようで、ぶためしだけを注文している客なんかもいた。
 
作り方が掲示されていて、ゴマ油とラーメンのタレを回しかけてよく混ぜるとか。
味の方はまぁそれなりで、わりとアッサリ。

 

 
スープはまさに背脂で覆われているが、それほどの層があるわけではなく、すぐに濃い茶色のスープが現れる。

初めてなので様子をみたが、背脂の量は調整できるそうなので、この上でも十分いけそうである。

 
味の方はほんのり甘くてなかなか美味い・・・が、やはりどこか大人しめ。
もうちょいパンチが欲しかった。
 
麺も同じく大人しい。
「土佐っ子」はもっとボソボソしてストレートだったような記憶があるが、こちらはプリプリとしてやや柔らかい。
そして量が極端に少ない。
替え玉前提かと思わせるほどの量であった。
 
 
チャーシューはややほろ苦さを感じるトロトロしたタイプ。
これはかなりリアルに再現されていて、とっても美味い。
ぜひチャーシューを増すべきであった。
 
久しぶりにこの手のラーメンを食べたが、全体的にはイイ線いっている。
「少し品良くまとめてみました」といったところであろうか。
 
もし次来るとしたら、大盛りアブラ多めチャーシュー増しかと。