やってきました新代田。
到着するとちょうど空席一つのギリギリセーフであった。
こちらの待ち列は直射日光をモロに浴びるので、このような天気の日には勘弁願いたいのである。
厨房はいつもの二人。
黙々と作業中であった。
ほんのわずかな期待をしてみたものの、つけ麺、汁無しなどの告知は無し。
そんなわけで出来上がり。
「ラーメン麺少なめ+タマネギ+かつおぶし」
見た目キャベツの切り方がデカイ。
そして豚をチラリと見れば、おおよそのサイズが想像できるのであった。
麺は珍しく柔らかめ。出来上がりを待つ間、
「なんだかやけに慎重に麺を茹でてるな〜」
と思っていたが、この食感は納得である。
とは言っても、よその店では固めと言っても不思議ではない程度ではある。
そしてこの柔らかさは、ワタクシ的には嫌いではないのであった。
スープは優しいマイルドスープ。
表面アブラ、固形アブラともにほぼ無いカンジの綺麗(?)な見た目で、さらに結構熱い。
このところスープが熱いので、とっても嬉しいのである。
そして豚。
はっきり言って、過去最大級のデカさ。
一つはこぶし大、もう一つはそれがさらに膨れ上がったような代物。
食感のほうはしっかり噛みしめるタイプでかなりの歯ごたえ。
これまたワタクシ的に嫌いでは無いタイプで、ガシガシと噛みちぎったものの、何と言ってもデカすぎて後半けっこう難儀してしまった。
味の方は申し分ないことは、言うまでも無いのである。
後ろのロットでダブルを頼んでいる客がいたが、ぜひその全貌を拝んで見たいものであった。
全体的な量は多め。
もちろんその大部分は豚が占めているのであった。
ホントこのコストパフォーマンスには恐れ入る。
過去に店主殿曰く、
「二郎はラーメン屋としては儲かんないんすよ〜」
などと冗談ぽく話していたことがあったが、確かにこのボリュームとこの美味さでこの価格とはお得すぎる。
次回は麺半分でも良いかもしれない。