やって来ましたらーめん陸。
到着すると待ちが5人ほど。
厨房にはいつもの助手と初めて見かける若い男。
最初ご主人の姿がなかったので、なんだか心細いカンジがしたものの、後から登場してきて雑用をやり始めたので、ミョーにホッとしてしまったのであった。
そんなわけであっという間に出来上がり。
ラーメン。
見た目はとってもコンパクトな印象。
ヤサイの盛りもだいぶ少なめ。
麺はいつものゴワゴワ縮れ麺。
ワタクシ的には結構なカタメであるが、これでカタメコールする連中って
「どんだけ固いの好きなんだよ!」
と、ツッコミたくなるほどである。
そして麺同士が絡まっているので、麺を引っ張り上げるとスープがあちこちに飛び跳ねまくるのであった。
スープは濃厚ドロドロでかなり少なめ。
しかしながら今回のモノ、イマイチ陸っぽくないカンジ。
何がどうと言うわけではないのだが、ただ濃いだけで、旨味的なものに欠けているような気がするのであった。
そして豚。
薄めのモノが2枚なのだが、これまた珍しくイマイチなカンジ。
味薄め、固めで、さらに小ぶりときたら、いつものヤツとのギャップがありすぎるのである。
陸において、 豚のハズレはほぼ無いのであるが、今回ばかりはやや残念。
何だか全体的にボヤけたカンジの今回のモノ。
これでもしご主人が登場しなかったら、
「やっぱり店主の目がないとすかさず劣化するな…」
と思われても仕方ないであろう。
確かずいぶんと昔も、助手に任せた時期に味が落ちた事があった記憶があるが、やはり店主殿のキビシイ目が、常に必要なのではあるまいか。