ラーメン麺カタメニンニク
到着するとちょうど満席で待ちはゼロ。しかしながらあっという間に席が空いて着席。
するとワタクシと同じロットで、中国人らしき母親とかなり小さな男児が並んで座ったのであるが、なんとその親子、小の食券と大豚の食券をおもむろに出したのであった。
ワタクシ的には「絶対無理に決まってる・・・」などと心の中で思ったのであるが、それを見た店主がすかさず
「あれー、食券2枚買っちゃった? ウチは量が多いから食べられないよ。1枚分お金返すからねー」などといって1枚分を払い戻したのであった。
母親は片言に「アリガト」などと言っていたが、あまり状況が理解できていない様子・・・。
まぁともかく、ここの店主の心意気を見た気がして、なかなか気分が良くなったのであった。
そんなわけで出来上がり。
スープはかなりアブラの層が厚くて味も濃厚。麺にたっぷり絡みつくようなカンジで相当ウマい。
そんな麺はまぁまぁの固さでなかなかのモノ。量的にはだいぶ少なめであった。
しかしながら今回は豚がイマイチ。一つは適度な脂加減であったものの、もう一つはパッサパサのモノ。味はしっかり染み込んではいたが、ワタクシ的にはかなり苦手。
そしてヤサイはかなり少なめ。
全体的にはハイレベルで、最後まで熱々のスープもだいぶ飲んでしまった。
前述の一件も含めて、店主の気遣いがかなり反映されている味である気がしたのであった。