またまたやって来た辰屋。
もう一度カレーが食べたくなって来てみたが、到着すると空席一つでちょうどのタイミング。
厨房の店主は、毎度ながら待っている客に対して、
「もうちょっと奥に詰めて座ってよ～」
「なんでそんなとこいるのよ～」
などと口うるさく注意をしているのであった。
さらにそんな客に対しては、注文の際にも、「え～？なに～？もう一回言ってよ！」などと、
聞こえているであろうと思われるのに、聞こえてないフリ(?)をしていじめるのであった。
そんなお約束の光景を見せられながら出来上がり。
見た目はいつものまんまでヤサイがたっぷり。カレーの臭いもそれほどしない。
そんな麺を引きずり出すと、前回よりもかなり濃いめのカレー味。
麺もすっかりカレーに染まっているのではあるまいかと思われるほど。
かなり固めの茹で上がりで相当美味い。
スープのほうはアブラの層もかなりのモノで、初めはカラメに感じたものの、後半はヤサイの水分でうすまったのかむしろややアッサリ目のカンジ。
まぁこれはとっても良く出来ていて非常に美味いのであった。
今回の豚はかなりのハズレ。なんかすっかり出汁を取られた後のようなカンジで、肉の旨味といったモノがまるで感じられなかった。
全体的に量はまぁまぁで、やはり「もうちょっと食べたいな」と思わせるほどの美味さ。
しかしながら、この味付けがプラス１００円というのは、ちょっと腑に落ちない気がしないでもないのである。