
またまたやってきた代田。
客入りは半分程度ながら、食べている客はさらにその半分程度なので、「これはかかるな・・・」などと思いながら着席。
厨房はいつものコンビで、相変わらず黙々と作業している。
ワタクシのロットは、結局ワタクシの分のみとなったのだが、けっこう待って出来上がり。
見た目はいつもの代田風。
短め麺の麺を引きづり出すと、ゴワゴワちょい固めでなかなかの出来。
しかしながら今回はスープがイマイチ。
出汁が出ていないのか、カラメが足りないのか、なんともぼやけたカンジ。
いつもの代田のパンチが無い。
そんなワタクシの気持ちを察してか、なんと店主がそっと近づいて来て
「ショウユ足りますか?」
などと聞いてきたのである。
ワタクシはややたじろぎながらも
「ええ、大丈夫です!」
と思わず答えてしまったが、後から考えてみると正直に答えたほうが良かったかなと、軽い後悔の念を覚えたのであった。
ワタクシがスープを飲む姿を見て察したのか、それとも作っている段階で「こりゃちょっと薄すぎかなぁ」などと思っていたのかはわからないが、「このような細かい気遣いもできる人なんだな」と、改めてこの店主の”ただ者じゃない感”がアップしたのであった。
さらに今回は豚もイマイチ。ややパサつき気味で、ジューシーさに欠けるものであったが、まぁこれはこれで代田にはアリであろう。
全体的に量は多めで、「こりゃノーマルだったらかなりの苦戦を強いられてたな・・・」などと思いつつ完食。
最近はノーコールで”麺少なめのニンニク少し”に対応してもらっているが、これで次回「カラメで!」などと言ったら、店主はどう思うのであろうか?
ちょっと興味あるところではあるが、、、悪趣味か。