何をするのか、どこにいくのか、
予定も何も分からないままでしたが、
数ヶ月後には滞在先もガイドも
全てが宇宙の采配のように
流れが起きてきまっていました。
13年前にLAで一度だけ会った方が
今はハワイ島に移住され
その方が案内役を買って出てくださったのです。
今、マウナケアは天文台建設問題で
世界中から愛と調和の方を求めています。秋山さんもそのお一人に間違いないと思います。ぜひ私たちにお世話をさせてください。
そう言われた時には本当に驚きました。
宇宙の導きを全身で感じられたからです。体が震える心地でした。
ホノルルでの前準備のようなお話会を終えハワイ島に入った時
秋山さんは「全て許されている」
そう感じたそうです。
というのもペレの怒りを買っていると
少し前から感じていたそうで
ペレ様にハワイ島に来る様にとメッセージを受けていたそうです。
それはペレの怒りではなく
長いこと故郷であるハワイから離れていたことを愛しんでの
ペレの愛情だったとハワイ島に入った途端に気づかれたそうで
とても安らかな心地よい魂の故郷にたどり着いた思いだったそうです。
ハワイ島ご神事初日はペレのお膝元キラウエア火山で日の出と共に行われました。
ハワイアンにとっては夏至のキラウエアで行うご神事は大変セイクレッドな儀式であり、この日のために自分自身を規制し整えて参加するとても大切な伝統でした。
そこに全く異なる日本人旅行者が参加できるなど
通常では不可能なのですが
たくさんの方のご協力があってご一緒させていただく流れとなりました。
日の出とともにフラのチャントが唱えられ、夜明け前の寒空に布切れを纏っただけのようなフラの衣装に素足のフラの人たち。
どれだけ命をかけてこの伝統を守っていらっしゃるかもひしひしと伝わってきました。
寒さと緊張でピンと張り詰めた空気の中
フラが舞われ、
私たちは秋山さんを中心に神道の歌や踊りが捧げられました。
キラウエアで君が代が歌われアマテラスの舞が女性たちにより奉納されました。
ハワイの聖地でハワイと日本がひとつになって神に自分を捧げた時でした。
ご神事が終わる頃には太陽は登り
真っ青さ美しい空の中
龍や鳳凰のような雲がいくつもいくつも出ていました。
人々は魂からの喜びが溢れ出し
涙し、互いにハグし合い、神のために共にひとつの目的を果たせたことに心からの感動でいっぱいでした。