今日は友人の命日です。
彼は、4年前の今日、私と娘を朝早く空港まで送ってくれ、
その夜のこと、犬と散歩中に倒れ、、、そのまま逝ってしまいました。
実は、、彼は肺がんを患い、すでに余命を宣告されていました。
しかし、通常のがん患者さんとは大きく違っていました。
病院の治療を受ける代わりに、「気」の治療を受け続け、家族や友人、周囲の人々のあたたかい励ましと愛情に見守られながら、彼自身の中に大きな愛と感謝を見出していきました。
病気が発覚してから亡くなるまでの1年余り、彼はとても変ったように思います。
優しさや細やかな愛情がどんどん花開き、、本来の彼の姿にもどり、、
周囲から何か頼まれれば、、、困った人がいたら、、、自分の病気を忘れて助けてあげていました。
見事なほど、素晴らしい人生の幕引きをした、、友人でした。
いつも一緒に「気」の練習をしていたカピオラニ公園。
その中の1本の木に、彼の名前を付けました。「ヘンリーさんの木」
今日は、小さなお花を供え、ヘンリーさんの木とお話をしてきました。
「ヘンリーさんは、本当にすごいね。いまだ、あなたのようなガン患者さんは見た事ないよ。普通は病院のベットでいろんなチューブをつけられて、やせ細って亡くなるのに、、。あなたのように、夕飯もしっかり食べて、犬の散歩中にコロッと逝っちゃうなんて、、。でも、それだけ魂の学びが、すでにあなたの中にあったという事なんだね。」
「出会えたことを感謝してます。本当にありがとう、、いつか、そっちで会おうね。」
そう言うと、、
「なおこさん、あなたはまだそっちでやることがあるから、それが終わったら会いましょう、、」
そう言われたような??楽しみにしているね、ヘンリーさん。