たまには、オーセンティックな？タイ料理をおひとつ。グリーン・カレーがもてはやされるタイ料理界にあって、孤高の存在といえる、ゲーン・ペッ＝レッド・カレーの登場ですっ。しかしグリーンがゲーンキヨワーン（甘くて緑のカレー）に対し、こちらはゲーン・ペッ（辛いカレー）単刀直入なネーミング、おまけに「ペッ」ですからねーなんか冷遇されているような感じがします。あくまで感じ。「カトちゃんペッ」って感じもします。あくまで感じですから‥
これはゲーン・ペッ・ムゥー、豚肉のレッド・カレーですね。具は豚肉とタケノコ。あとはパクチーの根とかバイマックルー が入っているのみです。あ、ぽつんと強力そうな唐辛子が丸ごとーこれは決して食べてはいけません。
でも今日のはそれほど辛くはなかったな。って言ってもかなり辛いんですけどー前に作ってみたり食べたのと比べるとーってことで。ご飯と食べれば、けっこう普通ですよ。
もう一品は、トートマンプラー 、タイのさつま揚げですね。これはたぶんアジかなんかの魚だと思います。中が黒っぽかったからね。レシピを調べれば納得！だったのですが、味はレッドカレーに近いです。そう、けっこう辛い。そしてもっとバイマックルーの味が強い。でもかなり日本のさつま揚げに近いのでビールのツマミとして、みんな好きになると思いますよ。
で、上にあるのがツケダレ。「ナム・チム」というそうです。お手軽な、ビン詰めのスイートチリソース（ナム・チム・ガイ ）がポピュラーですが、ここんちはの手作り。酢・砂糖・唐辛子・ニンニク・キュウリなどが渾然一体となっています。このタレ、すっげえウマい！辛いけどね。生のキャベツと一緒にいただたくと、辛さやその他の味が、いくぶんマイルドになって更に食べやすいです。
今日はけっこう豪勢でした。イム・レェーオ！（お腹いっぱい）