久しぶりに雨の日曜日。
たまには成田へ飛行機を撮りに行こうと予定していたのですが・・・
朝の激しい降り具合を見て断念しちゃいました
ということで今日は自宅で夏休みの航空券を探したりこの記事を書いたり
まだ決定ではないけど今まで見つからなかった有力候補がいくつか出てきたので、
今年の夏休みも楽しく飛行機撮影&乗り飛行機が出来るかな?
家に居て撮影は出来なかったけど収穫のあった1日になりました
さて今回はダラダラと書いているGWの飛行機撮影旅行↓で利用した
TAPポルトガル航空でのリスボンからロンドンへの搭乗記になります。
このフライト。欧州内のビジネスクラスって3人掛けの座席の真ん中をブロックして
2人掛けとして売られている場合が殆どなの乗りたいと思わないのですが、
真ん中のBとE席が売られているってことは・・・当たり機材だ!!
ということで思わず奮発してビジネスクラスに乗ってきました
まずは搭乗前にラウンジへ
エスカレーターを降りた先に見えたのが日本でおなじみの"ANAラウンジ"?
まさかの空港が運営しているラウンジがANAラウンジという名称で営業してます。
ちなみにプライオリティパスでも入室が出来るのですが、
本家ANAとは全く関係ないのでダイヤモンドメンバーでの入室はダメでした(苦笑)
その隣にあるのが今回利用したTAPポルトガル航空のラウンジ。
意外にも空席を見つけるのが困難な程にラウンジ内は混んでいました。
ポルトガル産のワインや名物のタルトもあったりと、
口の中でもポルトガルを楽しむことが出来る良いラウンジでした
搭乗機はオープンスポットに駐機していたのでタラップで乗り込みます。
TAP Air Portugal A321-251NX CS-TND
日本ではピーチやジェットスターが導入している航続距離の長いA321LRです。
通常のneoよりも航続距離がグンと伸びて大西洋横断便にも投入しているので、
ビジネスクラスのキャビンはこのような感じになっています
これが"当たり"の一番の理由で、
小型機だけど中・大型機と同様のスタッカード配列の座席になっているんです!
勿論欧州内路線の小型機でこんな座席を味わえるのはTAPだけだし、
日本に就航している航空会社の小型機でも未導入の座席仕様。
ということもあり"試しに乗ってみたかった機材"でもありました。
通路から座席を撮ってみました
先程の写真を見れば分かるかもしれませんが
1人掛けのソロシートと2人掛けのペアシートが交互に並んでおり、
3人掛けの真ん中B・E席はソロシートとして販売されてました
ちなみにTAPの欧州内フライトは予約画面でLRを含むA321neoは全部同一扱い
おまけに路線や便固定なしのランダム投入。
さらにはビジネスクラスの座席仕様が3種類あったりと非常にややこしく・・・
予約時にシートマップを見ないとどの仕様が来るか分からなかったりします。
タラップでの搭乗だったので時間がかかり約1時間遅れで離陸して、
離陸後30分もせずに食事が配られます
TAPのロゴが付いたお皿に盛りつけられて出てきました。
美味しかったけど内容は見ての通り飛行距離相応かな~なんて思いました。
ささっと食べ終えてから座席周りを撮ってみました
座席左側はひじ掛けを兼ねたテーブルだけで窓が見やすくなっています
それとシートモニターは前席の隙間に挟まるように設置されて少し遠く感じます。
座席右側にはパーテーションを兼ねたサイドコンソール&収納式テーブル
最後に座席横のリクライニングボタン
そちらを押して当ブログの恒例行事"座席を倒してみました"
当たり前ですがフルフラットになる座席です。
ちなみに足先はヘリンボーン配置のビジネスクラスと同じ程度の幅で、
意外と奥行きもあったので高身長の方でも足を曲げずに寝られる余裕があります
ちなみに大西洋横断便だと右下の写真みたく各種アメニティーもあるそうですよ。
この後は雲が広がっていて外の眺めは良くなかったで映画を見て時間を潰します
ヒースロー空港へ着陸する直前に一枚撮ってみました
恐らく西側から滑走路に進入みたいです。
そして機体は約40分遅れで到着。
そんな今回のフライト。
サービスは至って普通って感じでしたが、
機体の性能向上で短距離から大西洋横断までオールマイティーに活躍できるお陰で、
欧州内にも長距離機材と同様の座席で飛べる当たり機材が投入されているTAP
中・大型機に比べ小型機のビジネス座席は劣るって常識があったので、
今まで小型機は避けていたけど・・・それを覆してしまう素晴らしい機体でした
こんな常識はずれな中長距離も大型機同様の座席で飛べる小型機。
私的には航空業界のゲームチェンジャーになる可能性を秘めた機体だと思ったので、
(航続距離が延び&コストも下がり中大型機でないと採算が厳しい場所も飛べるはず)
是非とも日本にも同座席仕様で飛ばす会社が現れて欲しいな
って思う程に一度で気に入ってしまったのでした