先日、新穂高ロープウェイというありがたい文明の利器のお世話になり、北アルプスの西穂山荘という2367mの山の上で1晩過ごしてきました!
感謝感激、そして感動の雨あられ!
本当にすべてに感謝!!!の2日間でした。
(北アルプスの山々にも、恵まれた天候にも、ロープウェイにも、西穂山荘の人々にも、道行く人々にも、「西穂山荘の前の広場で氣持ち良さそうに昼寝していた人たちですね!」と声をかけてくれた若いお兄さんにも、同行してくれた娘たちにも・・・)
※昼寝を目撃されてしまった若いお兄さんは、その日上高地から登ってきて(間違ってもロープウェイではない!笑)西穂山荘に荷物を置いて、独標まで偵察に来たんだそうです。いやいや、ちょっと偵察にって独標まで来る???!! なんと翌日は早朝に西穂山荘から独標を超えて奥穂まで9時間ほど歩く予定だとか。ムッチャ危険な行程。なのにあの軽〜い感じ。なんか良いな〜〜〜♡
山を歩くことが楽しくってしょうがないんだと思います。楽しんでる人の発する氣は周りをも楽しくさせる、それを痛感させていただきました! 楽しんで生きなきゃね〜〜〜
(西穂山荘のHPより)
西穂山荘は森林限界あたりに建っており、そこからちょっと登ったところからハイマツ帯となり、その先は木の生えていない稜線です。
いつもは下から見上げている北アルプスの山々が、同じ高さに見えます。
雲には手が届きそうだし、上高地は下に見えています。
山に登るという同じ目的のためにただ歩き続ける人々と、山々と空だけの世界。
この心地よさが伝わるでしょうか?
私は独標の手前で断念して引き返したのですが、山荘のオーナーが
「先週末は独標で落石事故がありました。岩に◯とか✗とか矢印が書いてありますので、必ずその指示に従って、安全なルートで登ってください。一人の軽率な行動が事故を引き起こします。」
とおっしゃっていました。
独標って簡単に行けて、北アルプスへ登った〜という感動を味わえる場所です。
でもそうだからこそ、山のことを知らない観光客が安易に登って迷惑をかけてしまう場所でもあるようです。
そして、独標といえば落雷事故です。
50年以上前ですが、落雷により高校生が11人も亡くなっています。
山は私たちの住む街とは別世界なのだと、この事故の話を読むと思います。
無知や自分自身への過信が事故に直結し、最後は運です。
山の話をあれこれ読んでいると、死と隣り合わせの中、運を味方につけた人は帰ってくる!そう思います。
登山の装備は進化し、山の上には山荘があって、その上ロープウェイが作られ、本当に登りやすくなりました。
でも、山が危険であることには変わりありません。
そして、感動いっぱいであることにも変わりありません。
だから、知識を身につけ、無謀な行動は控え、欲望を抑え、ちゃんとした判断を下すこと、ときにはあきらめることも大切なのだと思います。
そしてまた、最高の景色と最高の感動を味わいに行きたいなって思っています。
もうちょっと体力をつけてから・・・笑笑。
そう、山はとっても素敵なところ♡
稜線で出会って笑顔と元氣をわけてくださった皆さまも、ありがとうございました!
またお会いしたいです!!
※小学校低学年位の子も独標に登ってましたヨ〜。
幼稚園に入るか入らないかくらいの女の子がどこまで行ったのかは
70代後半くらいでしょうか? おばあちゃんが、
そうなんです、それぞれに、それぞれの北アルプスを楽しんで、笑顔いっぱい!
そんなこんなで最高の場所!!
自然って何なんだろう?、
そして、自然とともに生きる。
その一つの形がmOrganicsだと思っています。
よろしければこちらの投稿も読んでくださって、mOrganicsのHPもご覧いただけたらと思っています。
今日もありがとう!
今日も最高の一日を!!!