音階。 | 山口バイオリン、ビオラ教室 相模大野

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今日は音階について書いてみます。

 

音階を練習することが最初から好きだった人はいますか?

たぶんレアでしょうね。私も小学生までは嫌いでした。

というかほとんど音階を練習しませんでした。

ただ、音階を練習しないとある程度以上には上達しないのです。

そもそも何のために音階を練習するのでしょうか。

決められた調のなかでもっともシンプルな配列の音の並びを練習するので、音程をいやがおうにも正しく演奏できる。そうすることによりシンプルな正しい音程でシンプルな正しい指の並びを記憶することができる、そういう事ではないでしょうか。

音程に気を配らないで演奏していると、指の都合、つまり伸ばしたくない等により音程を曖昧につくっていくことになります。

だから正しい音程で音階を練習すると、指が筋肉痛になります。

ここが音階を練習する最大のポイントですね。逆に言えば正しくない音程で指が筋肉痛にならない音階練習してもあまり意味がないという。

そしてこの筋肉の疲労というのが心地よくなってくるのですね。正しい筋トレが心地よい、それ自体がストレス解消につながることと同じだと思います。やはり筋肉は正しい使われ方を知っているのですね。

丁寧に耳を澄ませて音階練習してみてください。

きっとこの心地よい疲労感にはまることと思います。

 

 




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