『あたためて日米関係を考える』の動画が、YouTubeでアップされていた。 ↓

 

 

この討論会の動画は3時間28分20秒。 もちろん私は途中までしか見ていない。 

 

司会は、水島総さん。 パネリストは、以下の豪華な6名。 

及川幸久(作家)  

ジェイソン・モーガン(歴史学者・麗澤大学国際学部准教授)  

室伏謙一(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント)  

茂木誠(作家・予備校講師)  

山口敬之(ジャーナリスト)  

ロバート・D・エルドリッヂ(エルドリッヂ研究所代表) ※スカイプ出演

 

切り抜き動画(すべて字幕つき)もUPされていたので、4つ視聴した♪ それを記録しておく♪

 ①【室伏謙一 司会者 茂木誠 編 3分48秒】                 

 

司会者: 政治家、何のためにお前らやっているんだ? 

 

室伏:  かつては、やっぱり 少なくとも志を持っていた。 

     やろうとする人はいた じゃないですか。

大統領と裸の付き合いで人間関係を築いてね、アイゼンハワーと対等に話を出来るようにしたとか。

これは、日本じゃないですけど、カナダのピアソン(カナダの第14代首相)ですよね。

曲がりなりにも外国の首相を、こうやって胸ぐら掴んでやるなんて、まあ可笑しな話ですが

それでも ピアソン首相は、屈しなかったし、

 

あとは、YouTubeなどの動画に残っているかもですが、

『日米構造協議』の時、橋本龍太郎通産大臣(当時の)が堂々と言いましたよね。

95年の日米自動車交渉の記念撮影の際、ミッキー・カンターは、橋本龍太郎大臣に竹刀をプレゼントし

て、橋本氏の喉元に竹刀を突き付けた。 竹刀で、こうやった時の後に(大臣は)

アメリカの法律に我々は従うものではない、独立国だと。

「そんな事する必要ないし、別にこれは期限が決められている物ではない」とはっきりとバカでかい声

で、横で通訳して聞かれているところで、堂々とやりましたよね。

そういう気概を持った政治家、そういう人が 居なくなっちゃっている

 

これは勿論、選挙制度の問題 とかもあるんですけど、

日米同盟」とか「日米関係は基軸である」という話を、余りにもず~っと擦り込まれすぎているし、

もう一つの問題は、外務省が日米関係に対して疑いを持ったり疑問を呈したりすると

要するに出世できない 左遷されちゃう

『財務真理教を疑うと財務省では出世できない』のと全く同じ構図が 外務省にもある

 

尚且つ、外務省も これ山口さんも すごくご存じだと思うんですが、ワシントンの日本大使館

『色んな所の情報があるんじゃなく特定の所の話しか聞かない

だから、実はこの人に聞いてもしょうがないという、特にいわゆるジャパンハンドラーと言われている

連中、あいつらと話しても意味がない。

トランプ政権になった時、僕は色んな所を回って野党議員から聞きましたけど、

トランプ政権の時には「ジャパンハンドラーズはヒラリーの味方だから、絶対に政権には入れない」

と、言っていた訳ですよ。 ところが、それでもCSIS詣でをしていた訳じゃないですか。日本人で、

外務省もやっていますよね。 そういう事実を知った上で、それをひっくり返さないと(いけない)

いつまでも外務省が「交渉するなんてダメだ」と言っている人は、どこの国の人ですか? と。

 

司会者交渉と言うのはそう言う物で、まず拒否される事から始まる。昔元気なころの宮沢総理が
東南アジアを中心に『日本円のエリア』を作ろうとして、怒鳴りつけられて「てめえ!!」と言われ
て震えあがって、それで『円圏』を諦めたという有名な話だけど。  
やられたら、その次が行けば良い。特攻隊は、そうだったんです。突っ込むことが怖いんじゃなくて、
突っ込む奴が次々に、次々に留まらない。どんなに撃ち落されても無限に飛び立って突っ込んでくる。
これが怖いんで、『身を捨ててこそ』と偉そうに言う様だけど、それが無さすぎるじゃないか?と。
 
茂木:これは対米従属だけじゃなく対中従属でも有り、全く同じで何にも言えない。 
何をされても、何も言えないんですよ。 東シナ海にブイが浮かんでも触れない
怖くて!! 
司会者: もうバラしちゃっていいけど、あれが出来た時に何とかあそこに行って、日の丸を貼って
来ようと思って。鉄製の立派な物が10mぐらいあるから、爆破は出来ないし、壊す事も出来ないし。
ところが、誰も(有る場所)を教えてくれなかった。 勿論、行くまでに誰が行くか?の問題もある。
漁師さんも嫌がるから。撃沈されたら困るとか、色々あるけど、実はそういう可能性が有っても、
これはもうダメだと分かって諦めたから。悔しいけど、ふっとやってみれば良いんですよ。
撃たれて死んだらそれでしょうがないと
茂木:フィリピンやインドネシアでさえ、中国の違法漁船を爆破するでしょ? 
   やれば良いんです。

 

 

  ②  【及川幸久 司会者編 3分46秒】                 

  

今日、前半で室伏さんが言われた中で、

農産物のアメリカからの輸入で、「交渉すれば良いじゃないか」と仰っしゃいましたが、

私これ、すごい「キーワード」だと思うんです。

日本とアメリカの関係が、本当に友達通しで、友好関係で、対等な関係で有るのだったら、

「話し合う」「交渉し合う」は当然あるべき事。 

 

しかし、これがないのが 最大の問題じゃないのか? と言う風に思うんですね。

よく『日米〇〇摩擦』と言うのが、ず~っと昭和の時代から有って、貿易の摩擦ですね。

70年代ぐらいだったと思うんですけど、鉄ですね。『日米鉄鋼摩擦』と言うのが有った時代です。

日本の鉄鋼業がどんどんどんどん大きくなって行って、『質が良くて、安い』と言うので、

アメリカの鉄鋼業界がもの凄く怒った。 

「ダンピングしている」と言う話になり、日本の鉄の会社がどんどんバッシングされていった。

 

で、日本の大手鉄鋼会社の1つの役員だった人が、アメリカのワシントンに乗り込んで交渉した。

という、そのご本人の話を聞いた事が有るんです。 

たまたま私のYouTubeを見て下さった方で、「会いたい」と言われたのでお会いしたら、

『その人は、70年代にワシントンDCに乗り込んでって、もう交渉する と。

 ワシントンに行って、まず日本大使館に「交渉したいんだ」と言ったら、皆から止められた』と。

出来るわけないじゃないですか」 「そう言う立場では無いんだ」と説得された と。

だけど、その人は『交渉したら何とかなる』と言う信念が有ったらしいんですよ。

 

じゃあ、誰と交渉したら良いんだ? と。

日本からやって来た、一民間企業の単なる役員だから、誰も知り合いも居ない。

でも、そんな中で色んな人に会ってその話をしたら、「だったら、この人に会いなさい」と言われて

紹介された人はホワイトハウスの関係の人で、(その人に)日本の立場をハッキリ言った

そうしたら、その話が政権の中枢まで入って行って、結局その後『日米鉄鋼摩擦』は終わった という

話があるんです。で、最初に止めた閣僚とか外交官たちは、自分の手柄にした という話です。(笑)

 

私は、この時、この話を聞いてね、よく日米関係と言うのは、もう日本は従属しているんだから、

日本の外交官とか、日本の政府は、

もうともかくYES と言うしかない何か下手な事言ったら、なにか誰々さんみたいに殺されるとか

 なんとか』 もう、そういう話ばっかりが出て来るんですけど、

でも、本当にそうなのか?と。 

一人や二人や何人かはそういう事もあるかもしれないけれど・・・・・

しかし、それ、いつまで続けるのか? と。

もう、戦後、日本がアメリカに支配されて、来年で80年ぐらいになる訳でしょ?

一体、何十年、その関係を続けるのか? 何十年、続けるの? 100年続けるのか?

 

もう、やっぱり室伏さんが、さっき言われた通り、交渉すべき だと思うんですよ。

言うべき事は言って交渉する肝のある人が、日本の政治家、もしくは政府の中に

居ないだけであって、居なかったら、

さっきのケースは、鉄鋼企業の民間会社の一民間人交渉に行っているんですよね。

もう、それ居ないんだったら、我々で交渉しに行ったら良いんじゃないか? と思うぐらいですね。

 

司会者:そういう、人が消されるというのは確かに有ったし、今も有るんでしょう
が、消されたら消されたら良いじゃないか?次のやつが出て行けば良いじゃないか?
何、ビビッていやがるんだ と

 

 ③アメリカ人2人と司会者編 (4分18秒)                  

 

ロバート・D・エルドリッヂ 

私は、政府にも勤めていました。日本の外交官や政府の関係者が遠慮する処も有るかもしれないですが

『自己保身の為』が非常に多かったと思いますが、今は、それが問題と言うより、

『今、日本政府が、積極的に喜んで協力している方が危険』だと思っています。

日本政府が積極的にアメリカの「グローバリズムのアジェンダ」協力している 

喜んで協力している事の方が危険 だと思っています

 

司会者: その指摘は正しいですよね。 喜んでやっていますよね。

 

ジェイソン・モーガン:

『交渉』という言葉が今、飛び交っていますが、先ほど及川さんが仰った通り、

今の日米関係は平等な関係ではなくて交渉する必要はないと私は思っています。 

 

で、『日米関係を代表する一コマのイメージ』を選ばなければならない としたら私は

奈良市内の路上で横になっている安倍さんの姿。 これが、日米関係を表す姿だと思います。

それは『交渉』の結果ですね。安倍さんが仁義を尽くしてあの国と交渉しようとされて、

結果としては、奈良市内で出血して死んじゃった というのが、『交渉』の結果ですね。

米国とは、もう交渉する必要はない と思います。

『愛国者は、話し合っている』とか、その様な時期は、もう、通り過ぎました

 

何処まで言えるか限界が有るんですが、これはサムライの国です。

昔の時代でしたら、いろんな嫌な奴は、長生きしなかったじゃないですか。

まあ、もしかしたら、エンマクとして交渉はするんですけど、コッソリと核武装をやって

コッソリと色々とやって、で、米国を騙す 米国を裏切る時期が来ている と思います

 

「pride」はどういう和訳が良いか? 私は「傲慢」も良いと思うんです。

聖書的に言うと、それは「神殺し」じゃないですか。

「私は神よりも神だ」という、それが日本に来ているんですよ。 

それは、ただ聖書の中の意味だけではなくて、

日本文化に対して、日本伝統に対して、日本の宗教『神道』に対しても、侮辱ですね。

やっと今日、米帝国の本質が、 今日やっと、語られた気がいたします

 

メキシコを見て下さい。 何で国会がここまで守られていないかと言うと人身売買の為なんですよ。

大人もそうですし、子どもも児童人身売買もやっているんです。

去年、LGBTに関するの本を刊行させて頂いたんですが、←この本は 今も読書記録で作成途中の書籍

その本の中で、アルフレッド・キンゼイと言う人物を、けっこう取り上げています。

キンゼイは完全にクレイジーな人で、その人が、LGBTのイデオロギーを作った人間なんです。 

 

未だに米国内でも崇拝されている人間で、彼のやり方としては、

「産まれてくる瞬間から赤ちゃんと性行為をしても良い」と言うよりも、

「赤ちゃんと子どもと性行為をした方が良い」と言う人間です。

 

今、去年、入って来たLGBTイデオロギーは『性教育』とか 学校とかでの性教育とか、その性教育の

意味は勿論、幼稚園の生徒は全く意味を理解できてないし、男と女にどういう意味が有るのか の訳も

分からない子ども達に 何故、『性教育』をするのか 性虐待がしたいから、そうやっています。

そういう最悪な奴らが『性教育』と言う隠れ蓑を使って子どもと接近できる訳です

 

で、そこからキンゼイ的な事が始まるんです。正にそれが目的の帝国なんです。

子どもの純粋な心を壊すために、あるわけです

で、社長が仰った、アジアユーラシアの価値観は、正にその通りだと思います。

 

④ 山口敬之   司会者編   (4分19秒)                 

 

山口 岸田の罪と言うのはモーガン先生や室伏先生が言うように、唯唯諾々と自分

から喜んで奴隷になっていることが問題だ。

今までの首相と比較して、最も罪深いのが岸田文雄だと私は断定しています。

 

ただ日本人が、岸田が無能でクズだという事について私は譲らないけれど、

あの人がバイデン政権下で首相になってしまったという不運を除いて言えば、

実はアメリカは、未だに『日本を占領して支配するシステム』を維持している事については、

しっかり認識しなきゃいけない。

一番解り易いのは、例えば今、

『ポスト岸田』と名前が挙がる人は、上川陽子、河野太郎、小泉進次郎、福田達夫。 

ここらへんがライジングスターと、日本のメディアが書く人たちです。 

上川陽子はハーバード・ケネディスクール  河野太郎は、ジョージタウン大学 

福田達夫はジョンズホプキンス大学   小泉進次郎は、嘘か本当か、コロンビア大学

 

で、この会議の冒頭で、アメリカがロシアに手を突っ込んだ。

『民主主義』『反独裁』を掲げたナワリヌイを『反プーチン』『反エリツィン』の旗手として持ち上げ

たが、この時の彼はイエール大学の奨学生だった。それはCIAアメリカのお金によって、アメリカの

都合の良い民主主義プロパガンダを背負ったからで、ただ彼は所詮、反体制側だったじゃないですか。

 

ところが日本の場合は、次の総理候補を言われる上川、河野、小泉、福田全員がアメリカの日本支配

ジャパンハンドラーの手先になっている人が、次々と次の総理に持ち上げられ続けて来た

中曽根康弘 もそうです。  

小泉純一郎 もそうです。

この人たちは アメリカに従順だ という理由で、5年以上の政権を維持して来た。 

 

そういう意味では、

アメリカの日本支配と言うのは、実は政権与党の自民党に深く手を突っ込んでいて

そこに、メディアが加担して日本人の目を晦まして

アメリカに従順なリーダーを次々と生み出す。 これが『システム化』している。 

 

という事については、これは、日本人が無能でバカで世界が分からないからではなくて、

サンフランシスコ講和条約の後も『日本を軍事的・政治的に占領し続けるんだというシステム』の中で

日米合同委員会が有って、財務省が有って、東京地検特捜部が有って、そして自民党

がある。これ、アメリカのソフト面における、日本占領の継続の証拠な訳ですね

だとすれば、最大の敵は メディア となって来る

 

訳の分からない、上川陽子とか小池百合子とか河野太郎とか福田達夫が次の総理になりかねない

この状態は、じゃあなんで今、上川陽子がポスト岸田で名前が出て来たんですか?

司会者: 急に出て来たね。

山口: 急に出て来たでしょ? 

この人はハーバードケネディスクールの後、マックス・ボーカスと言う、アメリカの2人はご存じの通り

民主党の国際金融資本と最も近しいと言われる人の事務所スタッフをやっていたのが上川陽子。

英語で直接『ウクライナ支援をやれ!』そのまま電話を取れるのが、上川陽子な訳です。

日本の国益を、アメリカに売り飛ばす。 

その為の種を、若いうちの自民党の政治家に、アメリカは投資し続けている

 

私たちが、そこに騙されない という処からスタートして、

今、オランダやハンガリーやドイツやフランスやイタリアやアルゼンチン で起きている様に、 

日本人の為の 日本人の政治家

先ほど、室伏先生が言ったような、

魂を以て、真の独立国になる為に、政治をやるんだ!』と言う人をキチンと選ぶ。 

そのためには、メディアは期待できない。  

だから、こういう番組

こう言う世界観・歴史観を持った人たちの意見を、

出来るだけ多くの人に知って頂きたい。

 

まかり間違っても上川陽子、河野太郎、小泉進次郎、福田達夫を総理にしてはいけない

と、強い抵抗をしていかない限り、まあ岸田より悪い総理って、中々想像できませんが、

ネオ岸田みたいなのが、次々と生まれる 

そういうリスクが有るという、問題意識を共有できれば…。