ウクライナもロシアも、戦争を止めたがっているのに、

アメリカをはじめとする西側諸国の政権は、邪魔をし続けている。

日本の国民も、メディアが真逆の報道で洗脳され続けているから、

『ウクライナに侵攻したロシアが悪い』『プーチンは悪魔』とか、

思いこまされて、岸田政権に利用されている。

 

百田さんも、有本香さんも、ツイートを見る限り『劇団保守』に違いない♪

 

それにしても、こちら様の武器の知識が詳しくて、いつも驚かされる。

武器に関しては覚えきれないけど、公平な視線で語られる記事だと思う。

公平な視線を取り戻す事が日本人には必要なので、リブログさせて頂く。

 

 

ロシアの言う、レッドラインまで、エスカレートしよう

としている、愚かな西側のリーダーたち。 

 

先週の木曜日(2/29)にロシアのプーチン大統領が一般教書演説というものを行った

のですが、聴衆は着席している中で、2時間も立ちっぱなしで演説を行ったそうです。

 

癌や重病で「もうすぐ死ぬ人」が2時間も立ちっぱなしで演説できるでしょうか?

作家から新党の党首にもなられたこの方のTweetは実に滑稽ですね。↓

 

 

 

 

その百田尚樹氏に金魚のフンのようにくっついているこの方も滑稽です。↓

 

 

 

 

 

それに対して、

プーチン大統領は『国のリーダーとして、200年にひとりの逸材だ

仰っているのは、国際政治アナリストの伊藤貫氏

 

 

 

 

今回、プーチン大統領の一般教書演説全てをご紹介はしませんが、ロシアが以前

から言っている「レッドライン」への階段をどんどん登って一歩手前まで来ている西側諸国

と、プーチン大統領が警告をした事を

元CIA分析官をされていたラリー・ジョンソン氏のブログ記事から ご紹介します。

WHEN PUTIN TALKS THE WEST BETTER LISTEN (和訳開始)

 

プーチンが西側諸国に語っているときは耳を傾けたほうがいい

あなたが 55 歳未満であれば、おそらく EF ハットンについて聞いた事がないでしょう。

証券会社ハットンは「EF ハットンが話す時、人々は耳を傾ける」というキャッチフレーズを掲げた

一連の広告で、非常に有名になりました。 以下に一例を示します。

 

 

プーチン大統領が毎年恒例の「ロシア国家」演説で西側諸国に警告した事に

細心の注意を払って下さい。

 

プーチン大統領は、ロシアがヨーロッパのNATO同盟国を攻撃する計画を立てていると非難する一方、

西側同盟国は「我が国の領土を攻撃する標的を選定」し、

「ウクライナにNATO派遣団を派遣する可能性について話し合っている」と指摘した。

「我が国の領土に部隊を派遣した人々の運命を我々は覚えている」と

ロシアの指導者は、ナポレオンとヒトラーによる侵略の失敗を明らかにほのめかしながら述べた。

今後、潜在的な侵略者が受ける結末はさらに悲惨なものになるだろう

国会議員や高官らを前にした2時間の演説でプーチン大統領は「西側諸国の指導者達を無謀で無責任だ」

と非難し「我々も彼らの自国の領土内の標的を攻撃できる兵器を持っている事を 気にした方が良い。

西側諸国は現在、私たちの文明の破壊を意味する核紛争の本当の脅威を提起し世界を怖がらせている」

 

プーチン大統領の発言は「思いつき」ではなかった。

これは、特にバイデンとNATO指導者に向けて注意深く作成されたメッセージであり、今週初めに

フランスのマクロン大統領が行った、信じられないほど無知な演説の後に発表された。

 

パリでの欧州首脳の会合でこの問題が議論された事を受け、将来的に西側軍をウクライナ に派遣する
可能性は「排除されない」と述べた 。 
フランスの指導者は20人を超える欧州の国家元首や政府首脳、その他の西側当局者らとの会合後、

「ロシアが戦争に勝てないように必要な事は総て行う」と述べた。

「今日、正式に承認された方法で軍隊を現地に派遣するという合意は存在しない。

 しかし、力関係という点では、何も排除することはできない」と、

マクロン大統領は エリゼ大統領官邸での記者会見で述べた。

 

口蹄疫のひどいケースに見舞われたヨーロッパの指導者はマクロン氏だけではなかった。

オラフ・ショルツは、NATOの不和をさらに拡大する為に 自分の役割を果たした。

彼は、ヨーロッパがウクライナに軍隊を派遣するだろうというマクロンの主張を強く否定したが、

イギリスとフランスをバスの下に投げ込んだ。

 

ショルツ氏は今週初めに、ベルリンで記者団に対し、ドイツの長距離巡航ミサイル「トーラス」の

ウクライナへの派遣を拒否し続けている事を正当化し、ウクライナ駐留のドイツ軍に長距離巡航ミサイ

ルのプログラム作成が必要になる可能性がある と述べた。

ショルツ氏の見解では、そうなればドイツは紛争に積極的に参加する事になるだろう。

ショルツ氏は「トーラス」について語った。

「これは非常に広範囲に及ぶ兵器だ。そして目標管理と目標管理への支援に関して英国とフランスが

 行っている事はドイツでは出来ない

 

 

プーチン大統領がNATO同盟に対し「核攻撃の可能性を弄んでいる」と明確に警告

た事に加えて、ロシア情報機関は ロシア攻撃計画を話し合っていたドイツ軍将校間

の驚くべき会話を漏洩した。 

 

記録によると、会話は2024年2月19日  ドイツ連邦軍の宇宙作戦センター内の作戦司令部。 

グラーフェ氏(ドイツ連邦軍空軍司令部の作戦・演習部門長)

ゲルハルツ氏(ドイツ連邦軍空軍監察官)フェンスケ氏とフロシュテッテ氏(空軍職員)で行われた。

クリミアのケルチ橋など、ロシアの目標を攻撃する為に、

ドイツのミサイルを使する事について詳細な議論が行われた。  全文はここで読むことができる。

 

これは偶発的な漏れではなかった。これは、ロシアがNATO同盟全体の当局者が互いに

何を言っているか十分に認識しており、ロシアの目標を攻撃する計画を認識している

事を 西側諸国に知らせることが目的だった

 

この情報漏えいは、前日のプーチン大統領の発言と相まって、西側諸国に対する

超えた場合には、ロシアの強力な対応が必要となる、越えてはならない一線に近づいている

いう、紛れもない警告である。

このような対応には、ロシアへの攻撃に使用されたNATO基地の破壊が含まれる可能性がある

 

プーチン大統領は間違った事は言っていない

同氏は真剣でありプーチン大統領がNATO将校らの会話の傍受をメディアに漏らす事にゴーサイン

を出した事で事の重大さが強調されている。 西側諸国は細心の注意を払った方が良い

(和訳終了)

 

 

NATO加盟国やその他西側の多くの諸国から表向き「ボランティア」を装った傭兵や、

兵器や装備の使用方法を教えたり、現地で操作もしたりするインストラクターが、

ウクライナへピーク時には10万人も入っていた事は ロシア政府も十分認識していた

だろうと思います。

 

ですから、傭兵が集団で宿泊しているホテルや軍の学校等は、ロシア軍のミサイルの

格好のターゲットになっていました。しかし、その様な隠れた派遣ではなく、フラン

スが初めて堂々と自国軍人を派遣する事を言及したのは、大きなエスカレーション

なります。

 

また、上のブログ記事にもある通り、ドイツは長距離ミサイルのトーラス(タウルス)

でクリミアの橋(ケルチ大橋)を破壊できるかどうかについて議論していました。

結果、あの長くて頑強な橋を長期間使用できない状態へと破壊するには、トーラスミ

サイルが10~20発も必要になり、ウクライナへ提供できるトーラスミサイルが合計

50発しかないドイツは ウクライナへの50発の長距離ミサイルの譲渡を行っても、

ケルチ大橋を完全破壊するのは難しいだろう という結論に達したようです。

 

なぜならば、トーラスは空中発射ミサイルですので、航空機が必要となります。

 

同じように空中発射の長距離ミサイルとして、ウクライナは英「ストームシャドウ」

と仏「スカルプ」を譲り受けていますが、これらは独ショルツ首相が暴露した様に、

戦闘機への取り付け、ターゲットの設定等の実際発射前の準備までは、イギリスや

フランスの兵士が行い、旧ソ連製のSu-24に取り付けられるようにSu-24を改造して

アタッチメントが付けられました

 

その「ストームシャドウ」や「スカルプ」を発射しているSu-24がおそらくトーラス

の発射もできるように改修されるという事なのでしょうが、このSu-24はウクライナ

空軍は 現在10機未満しか保有していないようです。

 

つまり、20発を同時に撃つには1機の戦闘機に2個取り付けられると仮定しても、10機

以上の戦闘機が必要になるのであって、その20発が撃たれた後に ロシア軍の防空シ

ステムのS-400やS-300で迎撃されないで全て20発が通過する可能性となれば、更に

低くなってしまいます。

 

ちなみに、クリミア半島とケルチ大橋は、ロシア軍の防空システムが最も良くカバー

しているエリアとなっていますので、ウクライナ軍が現在撃っているストームシャド

ウやスカルプも、80%程度はロシア軍の防空システムによって迎撃されています。

 

フランスのマクロン首相の仏兵士派遣の発言や 

ドイツのショルツ首相の英仏兵士がミサイルの操作をやっているという暴露発言、

トーラスミサイルでケルチ大橋を完全爆破できないか という謀議が行われた事、

これら全ては NATO軍+加、豪、韓国、日本にバックアップを受けているウクライナ

軍が戦場で負けが確実になっている事への断末魔の焦りが現れている状態だと 私は

見ています。

 

NATOが潔く、このウクライナを使ったロシアへの「代理戦争」は愚かな事だったと認

め、ロシアの安全保障を脅かす事はないと約束する事で、地球上の全人類は核戦争の

危機から解放される筈ですが、西側のリーダーたちがやろうとしている事はその逆で、

世界一の核大国で、ウクライナでの戦線でも現在優位に戦っているロシアに対して、

無謀にも「降伏して全面撤退しろ」 「ウクライナが勝つまで和平交渉はしない。」

と、言っているのです。

 

ロシア側は「自分たちは戦争に勝っている」と思っているのですから、誰が降伏など

するでしょうか。リーダーが仮にプーチン氏ではなくても、別の方であっても、絶対

にこの状況でロシアが降伏などするはずがありません。 

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追加① 3月7日の記事も関連性があるので、記録させていただく。

 

昨日、ドイツ軍将校達の秘密の会話がロシア側に漏れていた事を少し書きましたが、

今、ドイツでは、2022年9月に起こったノルドストリーム・パイプライン爆破事件

以来のショルツ政権を揺るがす大問題となっているのが、『ドイツの将校達がクリミア

とロシア本土を繋ぐケルチ大橋を、ドイツ製の長距離ミサイルトーラスで爆破できないか』という

謀議を行っている会話がロシアの諜報機関によって盗聴され、リークされた事です

 

ドイツの将校達の会話は、下のロシアメディアのニュースサイトで読めます。

Full Transcript of German Top Military Officials' Leaked Plot to Attack Crimean Bridge

 

(クリミア橋攻撃に関するドイツ軍トップのリークされた計画の全文書き起こし)

会話の中では、トーラスミサイルの輸送費はどこの国が払うのか? とか、ドイツ軍からウクライナ軍に

送って使用出来るまで8ヶ月かかる事メンテナンス・トレーニングでも3~4ヶ月かかる事、だから、

事実上ウクライナ軍の中に『私服を着てアメリカのアクセントで話す人々が沢山いる事が知られている

様に、ウクライナが自力で何でも出来ると期待出来ないのではないか』という事、必要な衛星画像は、

全てウクライナがNATO側から受け取っている事ドイツがウクライナに提供出来るミサイルは50個

通常単発のトーラスミサイルはケルチ大橋にただ穴を開けて損傷させる程度の破壊力しかなく、橋全体

を破壊するにはトーラスミサイルが10~20発、場合によっては20発以上が必要になる事 等が、

謀議されていました。


ドイツ政府は、ロシアからリークされたこの情報は「ロシアの偽情報だ!」と、今は

騒いでいますが、米国の大手メディアPOLITICOは、このリーク情報は”本物”だと、

ドイツが認めた と言っています。↓

 

 ↓

ドイツはそのリークは本物であると認め、内部調査を行うと言った事で、西側諸国には大きな嵐が巻き

起こり、モスクワ(ロシア政府)を喜ばせた。

 

そして今回、このリークされた情報に、ドイツ政府がパニックになっている様子を、

ロシアのメディア、スプートニク報道しているニュース をご紹介します。

German Military Leak Added Embarrassment to Berlin's Silence on Nord Stream Sabotage

(和訳開始)

 

スプートニクのコメンテーターによれば、ボリス・ピストリウス国防大臣は、ロシアを情報漏洩の責任

として非難し、『ドイツ軍将校らが、ロシアに対する公然たる攻撃以外の何物でもない事を話し合って

いた事実』を 完全に無視した


ドイツ製トー​​ラスミサイルによるロシアの民間インフラへの攻撃について話し合っていたドイツ将校

らの会話』が流出し、ベルリンで激しい議論が巻き起こった。「これはハイブリッドな偽情報攻撃だ」

「それは分断を意味し、我々の団結を損なう事を意味する」とドイツのピストリウス国防相は急いで

主張し、「我々は(ロシアのウラジーミル・)プーチン大統領に騙されてはならない」と主張した。

これに先立ち、ベルリンは、「トーラス巡航ミサイルをウクライナに送るつもりはない」と述べた。


ノルウェー南東大学の国際関係学教授グレン・ディーセン氏はスプートニクに 「戦争の物語に於いて

は、統制が明らかに非常に重要だと思う」と語った。「このテープでは、ドイツの将軍達がロシアへの

攻撃、具体的にはケルチ海峡橋(クリミア橋としても知られる)インフラへの攻撃話し合っていたこと

が明らかになった」「トーラス・ミサイルが供給される事も明らかになった」 「ウクライナへの供給

あり、その場合、アメリカはそれらの扱いや発砲を支援し、一緒にロシアを攻撃する事になる

「これは非常に問題である」「なぜならこれはNATOが戦争に直接関与している事、つまりロシアへの

直接攻撃を示しているからだ」「単に武器だけではなく、標的を選び、実際に引き金を引く事さえ

出来るようになった
 

ロシアが「偽情報攻撃」を開始したと非難する事で、ドイツは、ロシアが根拠なく自国のパイプライン

を破壊したとして非難された2022年9月26日のノルド・ストリーム破壊攻撃の余波で使用したのと同じ

戦略を使用しているようだ。
ディーセン氏によれば、どちらの事件でもドイツ政府の糸を引いているのは米国 だという。

「明らかに米国はこれに関心を持っている」と、この専門家は『キエフ政権へのトーラス・ミサイル供

与の可能性を巡るスキャンダル』についてコメントした。「共和党の反対で、彼ら(米国)は現時点で、

独自の兵器を供給できてない」「彼ら(米国)は明らかに、このロシアに対する代理戦争において、ヨー

ロッパ人がより大きな役割を果たす事を期待している更に気まずい事にノルド・ストリーム・パイプ

ラインが攻撃される前に米国は何度も『自分達が何をしようとしているかを語っていた事を心に留め

おいてほしいと脅迫し、ロシアがウクライナを侵略するならノルド・ストリーム・パイプライン

攻撃するつもりだと表明した

どちらの場合も、ワシントンとその同盟国のドイツ政府この事件が、西側諸国に分裂を引き起こす

可能性がある事恐れた。 したがって、最初の本能ロシアを非難す事だった、と教授は指摘した。

同様にどちらの場合でも、西側諸国では何が起こったかを解明しようとする人は、誰もいないようだ。

『ノルド・ストリームの妨害行為に関する調査』は未だ成果を上げていない一方、ドイツ軍の会話は

ベルリンとその同盟国によって軽視されている。


これも同じ行動パターンだAfD欧州議会議員グンナー・ベック氏はスプートニクに語った。

(注:AfDは大手メディアで”極右政党”だとレッテル貼りをされている「ドイツの為の選択肢」の事。彼らは、ウクライナ

 での代理戦争に対して批判的。 ノルドストリームパイプライン爆破事件でも ショルツ政権の立場を非難した )

ドイツ政府には明確な証拠が提示されている。彼らはそれを否定しロシアへの攻撃を開始する

 これで、誰が利益を得ているのかは、明らかだ。 ドイツ政府内の熱烈な反ロシア利益団体だ」

緑の党だと思う。特に広く抽象的な言葉で言えば、西側諸国全体の利益という観点からドイツの国益

 を定義するドイツ国民全員。 ドイツ支配層の多数派だ。
「ドイツの将軍達は、ドイツが西側にしっかりと定着していると見たドイツの政治支配層の陣営の一員

であるようだった。それは私の政党(AfD)を除く全ての政党に当て嵌る」と、ドイツの政治家は続けた。
「もちろん兵器産業当然、ドイツの兵器製造業者は、ウクライナへの軍事支出の増加から利益を得よ

 うとしている。

 

ドイツ連邦軍の会話は、アメリカとイギリスの軍事専門家もウクライナに派遣されており、フランス軍

と共にロシアのクリミアのインフラ攻撃に関与する可能性がある事を、明確に示していた。
ベック氏によれば、『クリミア橋への攻撃』は、NATOにとって象徴的な出来事であり、その攻撃は、

クリミアがロシアの不可欠な一部である事の重要な象徴 だと 推測した。
 

「目的は2つあると思う」とディーセン氏はこの件についてコメントした。

「1つ目は戦争の観点から言えば、クリミアは重要な兵站拠点だと考えられる。 この規模の戦争では、

武器や物資を運び移動する為に兵站が不可欠と分かる」 「周囲には軍隊がいる。したがって、この橋を

破壊出来る事は、ロシア軍の兵站の柔軟性を制限する重要な方法となるだろう」「しかし特にアメリカ

人とイギリス人による歴史的願望が存在する『より広範でより大きな戦略的レベル』もあると思う」

「過去200年、あるいは200年以上に渡り(米英は)主要な海軍国としてロシアの海洋へのアクセスを弱

 めて来」「繰り返しますが、これは何世紀にも渡って非常に古い戦略でした」

「ロシアは、これらの海にアクセスできるのです」

ドイツ国民はロシアとの戦争を望んでいない
一方、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ドイツ軍がロシアのクリミア橋への妨害行為の可能性を

詳細に話し合っている事より、ベルリンの漏洩が起こっている事に懸念していると、注意を喚起した。
「これは
(ドイツ人にとって)当然ですが、ドイツにとって非常に重要なので、困惑していると思います」

ノルウェー人の教授は語った。「彼らは2つの立場のバランスを取ろうとしている」「彼らはロシアに

対する代理戦争に武器を供給する忠実なNATO加盟国になりたいが同時に、戦争の参加者だと思われな

い様に非常に用心している」 「これは明らかに失敗だった」「彼らは今、ロシアへの攻撃を計画してお

、そして現行犯で捕まっており、その為に彼らも参加者となっている」 私は、「これは単に物語の

コントロールの問題で、これが何を表しているのかに焦点を移すこと」だと思う。

ベック氏ドイツ支配層はウクライナに更に兵器を送り、ロシアの民間施設への攻撃を計画する事に

何の躊躇もしていないが、ドイツ国民は、戦争挑発者ではない と強調した。  (和訳終了)

 

ロシアからリークされたドイツのミサイルによるこのクリミア大橋の爆破計画は 

ドイツ政府の「ロシアとは戦争していない」と言う、今までの”表向きの”立場を

根本からくつがえす大スキャンダルでしょう。

 

そしてリークされた情報が本物だったので、政権内でパニックになると同時に、

ロシアに八つ当たりしている訳ですが、ロシアの諜報機関が得た情報を恐らく

プーチン大統領の許可を得てマスコミへとリークさせたこのロシアの作戦は、

ドイツが長距離ミサイルをウクライナに提供する事による更なるエスカレートを

未然に防止する意味では、非常に賢い方法 だと私は思います。

 

ドイツが「提供を考えていない」と今は言っているトーラスミサイルが、既に

ウクライナにある可能性も高い と私は思いますが、この様な情報のリークが有った

後に、流石にその謀議の時に話し合われたターゲットのケルチ大橋に向けて発射する

というのは、やりにくいでしょう。

 

ウクライナとNATO諸国がケルチ大橋に異様に拘ってますが、ロシア本土からクリミア

半島へ軍事物資を輸送するのは主に鉄道や船であり、このケルチ大橋は、軍事物資の

輸送には今は殆ど使用されていません。この橋を通ってるのは、殆ど民間の車です。

ですから、昨年爆発物を積載したトラックや爆発物を積んだスピードボートによって

攻撃をされた時は、いずれも犠牲になったのは軍人や軍用物資ではなく、 

何の罪もない民間人のみでした。

 

ですから、殆ど民間人が車で通行しているケルチ大橋をNATOからの長距離ミサイルで

攻撃するのはNATO民間人へのテロをやっても構わないと思っている という事です。

このようなNATOの、どこに正義があるのでしょうか?

 

ストルテンベルグ事務総長もウクライナが長距離ミサイルで”ロシア国内”を攻撃する事は正当化され

」と、このドイツ軍将校の会話の漏洩スキャンダルの前に発言していてそれは明らかに、

「もうすぐドイツの長距離ミサイルがクリミアやロシア国内を攻撃すること」を、

暗に明示していたのではないでしょうか。 

それが実現直前になり、この漏洩事件で計画をひとまず撤回せざるを得なくなった 

というのが真相でしょう。

 

彼らNATOが支援しているウクライナ軍は、今でも頻繁にドンバスやロシア国内の民間

人を攻撃していますが、日本のメディアは報道しない自由を駆使して だんまりです

 

そしてロシアの諜報機関は、今回のドイツ軍の謀議の録音公開も含めて 要所要所で、

良い仕事をしていると思います。

 

2014年ウクライナのマイダン・クーデターによって、親露派のヤヌコビッチ大統領を

追い出した後、暫定首相を誰にするか という事で、ネオコンビクトリア・ヌーランド氏が

当時の駐ウクライナ米大使、ジェフリー・パイアット氏と、下の様な会話をした事も 

ロシアの諜報機関に盗聴されて公開されました。 この時はヌーランド氏も、本人が

確かに話したもの と認めざるを得ませんでした。

 

ビクトリア・ヌーランド:「ビタリー・クリチコ(元ボクシング王者で現キエフ市長)よりヤツェニュクの方

             が良い。 ヤッツェ(ヤツェニュク氏の愛称)が、適任だ」

ジェフリー・パイアットウクライナ米国大使:「しかし、沢山の欧州の国がこのクーデターを不快に思っている」

ビクトリア・ヌーランド:「F◯CK THE EU!」

 

好戦的な米国の外交政策を クリントン政権以来、国務省でずっと行って来て、

特にブッシュ(息子)→オバマ→バイデンと、共和・民主の両党の政権に跨り、3人の大

統領の下で中心になって担ってきた「ネオコンの女王」ビクトリア・ヌーランド女史

がついに今年の5月に退任する ニュースも飛び込んできました。(後 略)

 

 

② 原口議員もドイツ軍幹部のクリミア大橋攻撃会話の漏洩を、語られている♪