NTTの通信インフラを売却したい、と画策する政治家たちがいる。
それを援護する、言論人たちがいる。
きっと、相当な何か旨みが齎されるからだろう? と、穿って見てしまう。
最初は、防衛費が足りないから と出た話が、形勢不利と見るやいなや、
どんどん論点を変えて行く。
固定電話の法律だから改正しなければという嘘。(そんな文言はNTT法には無い)
他にも、取ってつけたようなデマカセで、どんどん論点を変えているらしい。
とにかく強引に、売却する方向に持って行こうと画策しているは何故???
やっぱり、何らかの旨みがある としか思えない。
他にも、外からの締め付けか何か知らないけれど、
民営化に持って行こうとする動きも活発で、トンデモナイ話ばかりだ。
郵政民営化も、B層を騙して、良い事なんだ! と、強引に進められた。
今は、水道事業の民営化を画策している自治体も多いらしい。
国民も、自分の利益を優先する、損得勘定で動く人も増えてしまったようだ。
浅まし過ぎる行動は、恥ずかしい。
さて、今回は深田萌絵ちゃんが伝えてくれる大切な話を、記録しておこうと思う。
調査の結果、
安全保障対策ゼロのヤバい国 と判明しました。
この数日、NTT法が改正されて、NTTのインフラが売却されたら、
どの位ヤバイ事が起こるか? それを 政府はどの位理解しているか?
気になって周辺を色々調べてみたところ、
NTTの通信インフラが今、売却される危機にある事に気付いている総務省以外、
経済安全保障を担当する人たちも、何も分かっていないという事が見えてきました。
NTTを売却する と言っている議員たちの状況 を止める前に、
その事に、危機感を抱いている官僚も居ないし、反対する議員も特に居ない。
という、我々は滅ぶ寸前で。
私たち日本国民はNTTの通信インフラを中国に捕られて滅ぶ寸前だった事が、
今ちょっとね やはりそうだったのか と。
反対勢力 ゼロ。
みんなで、凄い勢いで
NTTを中国に売り飛ばす方向で動いている 事が見えて来ました。
私は、経済安全保障法で どういうものが守られているのか 調べたところ、
半導体チップとか、何と言うかサプライチェーンですね、
『半導体を作る製造工場』とか『半導体の素材』とか、
『バッテリー』とか、『クラウド』とかは 一応、守られている…
と言っても、大して守られてないんですよね。
色んな11分野に対して 1兆円程度しか出ていなくて、それで
我が国の未来が守られる訳ないだろう 位のレベルのお金しか出てないけども、
この供給確保だけではね、私たちの国は 絶対に救われないんですよ。
何故かと言うと、私、経済安全保障関連の人に 色々聞いたんです。
「NTTの通信インフラが外資に渡ってしまった時 再構築する手段が有るのか?」と。
すると『半導体は経済安全保障の特定重要物資』として分かっていて保護する形に
なっていると仰っているんだけども、NTTの通信インフラが外資に渡ってしまったら
そこで使われてる半導体を製造する能力を増強するのにそこから5年は掛かるんです。
まあ5年有ったら 確実に私たちの国は敵国の軍隊に牛耳られて、滅んでしまいます。
防衛省の通信インフラを少し調べてみたんですが、殆どのデータのトラフィック、
電話の通話のヤリトリは、ほぼNTTの通信インフラ を使っているわけなんです。
NTTの通信インフラの上に機密情報なんかは暗号化されたデータを送っているので、
一応、大丈夫でしょうという事になっているんですが、たとえ暗号化されていても、
通信インフラを外国に捕られてしまうと、パケットは見えちゃうわけです。それ見て
「これは防衛省から暗号化されたパケットだ」とわかると暗号が解読できなくても、
そのパケットを破壊する とか、そのパケットを盗んで何処かに持って行くとか、
そう言う事も 出来ちゃうわけなんです。
そう考えると、NTTの通信インフラをどうにかこうにかして、25兆円隠し資産利権
を貪る議員たちに私物化されてしまうと、私たちは一体どうなるのか分からない。
では、NTTの通信インフラが乗っ取られてしまったら どうなるか? というと、
一応、無線通信でヤリトリは出来る と。その無線で直接、電波をホップしながら、
特殊な周波数帯を使って基地局はやりとり出来るけど、その通信システムも主要基地
にしかなく、それ以外の所では通信が途絶えてしまうから、それをカバーする形で
衛星通信もあるけど、その衛星通信も中国は通信衛星破壊兵器を既に作ってあるので
破壊されてしまったら、全部OUT。
そういうことを、勘案すると、結局、NTT通信インフラが無くなると、我が国は、
経済安全保障を守るなんて生ぬるいレベルじゃなく、安全保障上でOUTなんです。
あとは、重要インフラ・サイバー・セキュリティーの指針もあるんですが、それも、
越境3.0chのかずさんと チラッと話をしたんですが、サイバー・セキュリティーを
司る関係部署も、いろんな省庁の部署の中に、パラパラッとあるんですが、それが
もの凄くヘボくて、何がヘボイかと言うとね、
アメリカみたいな、サイバー・セキュリティーと インフラ・セキュリティーの
エージェンシーの独立した庁 では無いんです。
サイバー・セキュリティーを??する部門みたいなのがあるんですが、そこは
民間企業に「済みません。もっとサイバー・セキュリティーを上げて下さい」と、
お願するだけで、何の予算もないというね… そういうのを
『官民一体型のサイバー・セキュリティー向上を』と言っているんですが、実態は、
お上が『お願いします』と言っているだけで『女性の活躍推進』と同じレベルです。
『女性の活躍推進』は、女は働いて、子どもを産んで子育てして、夫を支え、残業し
て、出世して、企業の幹部になれ と総ての負担を女性に押し付ける取り組みを、
我が国の政府は『女性の活躍推進』『女性の活躍を応援しています』と言う訳です。
お金も出さずに、そのお金は何処へ行ったのか というと、他の事に使っちゃってて
女性に お金は全然回って来ないという…
そういう事をやって、彼らは、女性を応援します と言うわけです。
日本の重要インフラである、サイバー・セキュリティーに対する施策も同じレベルで
官民一体でインフラのサイバー・セキュリティーに取り組んでいます と言っても、
政府が「企業の皆さん、頑張ってください」と声をかけるだけで何もやってない。
予算も無いから、何もできないですよ。
なぜ、企業にとってサイバー・セキュリティーが問題かと言うと、基本的に、
サイバー・セキュリティーはコストセンターで有って、プロフィットセンター―では
ないんです。 お金が掛かるんですが、そこに敢えてお金を掛けるのは大手企業じゃ
ないと出来ないわけです。
もちろん重要インフラに関わる企業は、大企業が多いんですが、じゃあ大企業の皆が
そこまで力を入れて、サイバー・セキュリティーをやるか?と言えば やりません。
ただ、セキュリティー・リスクが有ると、リビテーション・リスクが発生するので、
企業がサイバー・セキュリティーをやらないのは、大変彼らの経営に関わる との
認識なんですけど、その認識は間違っていて、大企業は市場の中で独占的地位を築
いているので、彼らのサービスがどんなに脆弱でもユーザーは選択肢が無いんです。
どんなに事故が有るかもしれなくても、それを使うしか無いんです。
奈良県民の私は、近鉄電車に何が起こっても、近鉄電車に乗るしかないんです。
近鉄電車は優秀なので、ちょっとやそっとでは止まらない電車で有難いんですが、
今のは、まあ単なる例えなんだけれども。
色んな分野でインフラをやっている企業って、そこの最強の大きい企業なんです。
その小さな地方では。
日本全体でもインフラをやっている会社は大きい会社がやっていて、東電の送電網
無しに東京で生きて行けるか というと、そうじゃない訳ですから、どんなに東電
のセキュリティーが気に入らなくても、選択肢は無いんです。
他の新電力から電気を買いますと言っても、新電力だって東電が持っている送電網
を使っている訳で、見た目の選択肢は有っても、現実的な選択肢は無いんです。
そういうビッグプレイヤーがわざわざコストを掛け、サイバー・セキュリティーを
高めるモチベーションが有るか というと 無いんですよ。
なのでそこに対して 政府がちゃんと重要インフラに対するサイバー・セキュリティ
を高める意識を持っているんだったら、それに予算を掛ける という話ですよ。
予算がないと出来ない訳です。
それで、防衛省にしろ、内閣府にしろ、私は色々と話をして参りましたけれども、
そもそもNTTの通信インフラが売却される なんて、
みんな知らないですし、それが無くなったあと、
どうした良いか 分かっていない わけです。
防衛省も、NTTの通信インフラが無くなったらどうなるかという事に対しては、
専用の周波数帯を使った無線通信機と 衛星でヤリトリする と言いますが、
そんなもの、NTTの通信インフラを使ったヤリトリの分のデータトラフィック量を
カバーできませんからね。 そんな生易しいものじゃない。
全体のデータ量を考えると、カバーできませんから。
絵に描いた餅ですよ それ。
しかも、内閣だって、NTTの通信インフラが売却されて 失われた時に、
どういう風に対応するか まったく考えてないわけです。
そんなんだったらね、
我が国の安全保障を守れるわけがないんです。
各省庁がバラバラに、ちょびっとずつ、ちょびっとずつ 知見で物事を進めていて
サイバー・セキュリティーを守ろう! と言いながら、総てのデータが通る、
NTTの通信インフラが無くなった時のことを想定していないなんて…。
無くなったら無くなった時に考えましょう なんて…。
無くなったら、想定外でした と言って、オシマイ シャンシャンという、
東日本大震災の時の原発の事故…あんな津波が来るとは思いませんでした とか
あんな大きな地震が来るとか… と言われても。。。。。
国民が危機に陥るのは、これ、間違いないんです。しかも、
NTTの通信インフラを売るという事が見えているんだから、
なぜ見えているものを何らかの形で対応しないんだろう?
ということが、不思議だなあ と、私は思います。 (引用 終了)
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