当初から、色んな懸念点が指摘されていたコロナワクチン。
ネット上では、良心的な専門家が危険性を伝えてくれていたことを知れた。
しかし、TVに出るエセ専門家はシレッと有効性をアピールしてばかりだった。
今も、首相は打っているようすを見せて、接種を誘っている。
今も、多くの自治体はホームページにて、接種を奨めている。
一昨日(11月8日)厚生労働委員会での 福島伸享衆議院議員の発言には、驚いた。
「もっと分かり易く 『来年以降は金がかかるんだから今のうち打っちゃいな』
『打てば1年以内は重症化しない』そういう話し方しないと、分からないんですよ」
また、『子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟』に
衆議院議員として、名を連ねていらっしゃるようだ。
子どもには駄目だけど、高齢者等には奨める方針 なのかな?????
さて、荒川央博士がブログ記事をUPされていた。
お題は『コロナワクチンの汚染DNAと有害事象』
誰にとっても大切な内容だ。
荒川博士のぶれない熱意に心から感謝しながら、記録することにした。
いつものように、断定調に簡易に変えて、ところどころ省略しながら。
(NOTE記事 11月7日付 引用 開始)
今年2月、コロナワクチンのDNA汚染が、McKernan先生により報告された。
それ以来、 世界中の複数のラボから 追試実験の報告 が続いている。
先日は、『カナダと米国の共同研究による追試実験の結果』が発表された。
カナダ・オンタリオ州で使われた mRNAコロナワクチンの12ロット・27バイアルが 解析された。
・ファイザー成人用 一価ワクチン (3ロット)
・ファイザー成人用 BA4/5対応二価ワクチン (1ロット)
・モデルナ小児/成人用 一価ワクチン (5ロット)
・モデルナ成人用 BA4/5対応二価ワクチン (1ロット)
・モデルナ小児/成人用 BA1対応二価ワクチン (1ロット)
・モデルナ XBB1.5対応一価ワクチン (1ロット)
※ 解析方法は、『蛍光測定』『qPCR』『ナノポア』 による、三角測量だ。
※ 解析の際には、1回当たりの接種量 で測定された。
【解析の結果】
・『蛍光光度系の解析』では、全てのバイアルで汚染DNA量が、基準値を桁違いに超えた。
・『qPCR』では、汚染DNA量は基準値を下回ったが、2回以上の接種で、基準値をオーバーする。
つまり、mRNAコロナワクチンには、DNA汚染による普遍的な問題が見つかった。
一価、二価、BA1、BA4/5対応などの 種類にも関係が無く、問題が見られた。
※ 尚、共同研究者としてMcKernan先生も 名を連ねられていて、
ご自身のブログ上でも 『プレプリント』を紹介されている。
McKernan先生 のブログ記事 プレプリントも ↓ ↓
(荒川博士のNOTE記事(11月7日) つづき)
今回は、Kevin McKernan先生の
ブログ記事とプレプリントの内容を 紹介していきたいと思う。
目次:
1 蛍光光度系の原理
2 ナノポアシークエンサー
3 汚染DNAと有害事象
4 qPCRとQubit
5 なぜ、汚染DNAが混入したのか ‥‥1つの仮説
6 qPCRとQubit ‥‥特異性の意味の違い
7 ファクトチェックは正しかったのか。
・蛍光試薬を使い分ける事で、Qubitは二本鎖DNA・一本鎖DNA・RNAタンパクの濃度を測定できる。
・使い方は簡単で、
蛍光試薬と実験材料を混ぜてプラスチック容器に入れて、Qubitにセットしてボタンを押すだけ。
(中略) その後に実験材料を測定すると、瞬時に濃度を表示してくれる。
・Qubit蛍光光度系は、ゲノム解析の現場での核酸定量では最も信頼されて普及している機器の一つ。
2 ナノポアシークエンサー
(前半部は、省略した) 後半の、結論部分だけ抜粋。
殆どの研究者は、長鎖のDNA配列を得るために、ナノポアを利用している。
長鎖のDNAを濃縮するのに適した0.7倍濃度の磁気ビーズを使用することが
デフォルトのプロトコルとなっているが、しかし、
このプロトコルは、150bp以下の断片を除くので、シークエンスの結果から短鎖のDNAが減少する。
このように、ナノポアがDNAの配列長を解析できると言っても、
結果にはDNA精製プロトコルのバイアスも反映されるので、注意が必要になる。
フィリップ・バックホーツ博士は、短鎖DNAの汚染を予期した。
それで、ONTを実行する前に、2.5倍濃度の磁気ビーズを使用した為に、
彼が解析した平均リード長は、比較的短くなっている。
★補足★
上記に出て来た、フィリップ・バックホーツ博士はサウスカロライナ大学の教授。
生化学と分子生物学の博士号を持ち、がん遺伝子の研究を行っている。
(もともとは、コロナmRNAワクチンの推奨派 だったそうだ)
今年、ファイザーワクチンの小瓶に残っている成分を調査して汚染DNAを発見する。
その事を、サウスカロライナ州上院医療問題特別委員会で証言して、話題となった。
委員会での証言の様子を文字起こしされた記事は、こちら ↓ ↓
FDAは、200bp以下のDNAを懸念事項とはしていないようだけど、
これには疑問がある。 例えば、DNA組換えのシグナル配列や転写因子の結合配列、
スプライシング部位など、機能的な小さな配列は数多く存在する。
7bpの短いDNA断片が組み込みや組換えの速度に影響を与える可能性がある と記されたように、
機能的な配列の最小単位は、小さいものだ。
200bp以下なら「配列自体に意味が無い」という考えは、生物学的に正しくない。
3 汚染DNAと有害事象
下の、DNA量と有害事象をグラフにしたもの (図5) を見ると、
汚染DNA量が多いロット(赤線で囲んだ↓)で、明らかに有害事象の総数が多くなる傾向が分かる。
・有害事象発生が多く報告されているFN7934b、FM7380、FN7934aは、ファイザーワクチン。
・また、Buckhaults博士のロットや McKernan先生が解析したFL8095、FL0007についても、
汚染DNAが多く、有害事象の報告数が多いというデータが出ている。
↓ (図6) 有害事象のうち、重篤な有害事象の割合を計算すると、汚染DNA量と相関関係がある。
ファイザーワクチンでは、スパイク、オリとも汚染DNA量が多い。(オリは、ベクター内の配列のこと)
DNA量が多いほど、重篤な有害事象が起きる割合も高くなる。
また、モデルナワクチンでは、スパイクの汚染DNA量が多い が、
同様に、DNA量が多いほど、重篤な有害事象の割合も高くなる傾向がある。
★ 現時点で登録されている有害事象の多くは、短期及び中期の副作用 と考えられている。
しかし、汚染DNAから予測されるのは、長期の後遺症だ。
汚染DNA量と長期の後遺症の関係は、今後明らかになってくるだろう。
4 qPCRとQubit
・下の図7では、横軸がQubit、縦軸がqPCRによる、DNA量となっている。
・QubitとqPCRでは、数百倍〜千倍程度の違いが見られる。
蛍光試薬による検出でもDNA、RNA間での干渉があるが、それだけが原因だろうか?
図7
【 グラフの傾き・・・ QubitとqPCRの量比 】 は、
・ファイザー(左グラフ)と モデルナ(右グラフ)で異なる。
・スパイク と オリ でも異なる。
・モデルナのスパイクでは ファイザーと比べ 傾きがより緩やかになっている。
・モデルナのオリは、qPCRの値が低いほど、Qubitの値が高くなっている。
このように、QubitとqPCRの値は、単純に比例しているわけではない とわかる。
・モデルナの汚染DNAは、qPCRでは少なく見えるが、Qubitでは多く見える。
DNAがQubitでは検出しやすいのに対して、qPCRでは検出しにくくなっている。
これは、どういった理由が考えられるだろうか?
qPCRは、25bpずつの2つのプライマーと25bpのプローブが必要なので、
75bp以下のアンプリコンを得るのは難しく、実際にはアンプリコンは 100bp以上となる。
しかし、Qubitは、qPCRのようなサイズ制限がない。
実際、モデルナワクチンは、DNAの分解が進み、小さな断片になっている可能性がある。
それらのDNAはワクチン内に残されており、Qubitで検出されているのではないか?
その場合、qPCRでは汚染DNA量が低い値を示していても、短い断片のDNA数は莫大に増えている。
つまり、DNase Iによる分解を より丁寧に行った結果により、
「散弾銃」の装弾数を増やしてしまった ことになる。
mRNAの鋳型に使われたDNAが DNase I分解耐性 になるのは、
つまり(mRNAの鋳型に使われたDNAが、DNase酵素により分解されなくなった)のは、
シュードウリジン化RNAが DNAに強固に結合して、DNAを分解から保護するため だ。
この強固な結合の理由は、
シュードウリジン化RNA自体の性質に加え スパイク遺伝子配列に於いてGとCの含有量が高いからだ。
このRNAとDNAの強い結合は 様々な局面にも影響するだろう。
さて、ここから先は、私自身の仮説となる。
・T7 RNAポリメラーゼによる転写は本来、効率が良くて、1つの鋳型DNAから
たくさんのmRNAを転写する。
・ポリメラーゼがRNAを転写する際には、以前に合成したmRNAを鋳型から剥がす
必要が有る。
・DNAから合成したmRNAが鋳型に強固に結合していた場合には、次の転写を止める
ようなブレーキの働きをする。
mRNAの合成量が少ないなら、mRNAに対する鋳型DNAの比率も、元々高かった事になる。
また、途中で転写が止まった場合には、中途半端なmRNAを生じる。
DNase Iによる分解も不十分であれば、DNA断片は相補的なmRNAに、また強く結合してしまうが、
その場合には、mRNAを精製する際に小さなDNA断片だけを取り除こうとしても、
mRNAにトラップされたDNAを除去する事は 不可能 である。
整理すると、『シュードウリジン化RNAとDNAの強固な結合』は、
① mRNA合成を低下させ、
② mRNA品質を低下させ、
⓷ DNaseIによるDNA分解を阻害し、
④ RNA精製の際のDNA除去を阻害し、
⑤ 細胞内 (細胞質) での汚染DNAの分解を阻害し得うる。
言い換えると、
シュードウリジン化RNAは、DNAと強固に結びつき過ぎている為に、
mRNA合成もうまくいかず、
DNA分解もうまくいかず、
DNA除去もうまくいかず、
細胞内に取り込まれても危険なままなので、
つまる所、
DNA汚染は、LNP/mRNA製剤における根本的な技術的欠陥 を示している。
6 qPCRとQubit‥‥特異性の意味の違い
図8
図8は、私が描いたものだ。
Qubitは、どのDNAも まとめて定量できるが、
qPCRは、プライマーで増幅できる遺伝子のみ 定量できる。
QubitとqPCRは、測定原理が大きく異なる。
最も大きな違いは、特異性だ。
Qubitの特異性は 二本鎖DNA、一本鎖DNA、RNA等、異なったタイプの核酸だ。
qPCRや一般のPCRの特異性は、遺伝子の配列に対して のものだ。
qPCRは、特定のDNAを増幅し、増幅のしやすさでDNA量を推定する技術で、
qPCRは、研究の現場では多くの種類の遺伝子の中から、
特定の遺伝子だけを定量する為に使われる事が多い。
コロナ騒動において市中のあちこちで行われていたPCR検査ですら、
細胞内の多くのRNAの中から、コロナウイルスのRNAだけ限定的に増やす為の技術だ。
qPCRは、含まれている総DNA量を測る目的には 通常使われない。
qPCRでDNAの総量を測定する為には、
含まれているDNAが一種類で、しかも
傷の付いていない全長のDNAだけ という前提条件が必要となる。
傷の付いたDNAや断片化されたDNAの様な増幅できないDNAは、定量出来ない。
また、もしもコロナワクチンとは無関係なDNAが混入していた場合には、
コロナワクチン用のqPCRでは、一切検出できない。
こうした技術的限界が、qPCRが汚染DNAの定量に不向きな理由となる。
7 ファクトチェック は正しかったのか?
・彼らはまず、DNAは腕から離れない と主張した。
しかし、血漿、母乳、心臓組織は、そうでないと言っている。
・DNAはない と主張した。
・再現された時、彼らはそれが細胞内に入らなかった と主張した。
・LNPの中にある事が示されても、核には到達していない と主張した。
・SV40エンハンサーが数時間でDNAを核内に移動させる事が示されると、
それは問題ではない と主張した。
・彼らの巧みな後出しジャンケンは、次はどこへ向かうのだろう?
このように、McKernan先生は、
ファクトチェックが誤りを繰り返してきた過程 を指摘している。
医学において、
人命に関わる未知のリスクを
楽観論で語るべきではないのだ。 ( 引用 おわり )
荒川博士の記事の全文は、こちら ↓ ↓