ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ | きぃ散歩

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猫との暮らし

 

 

ルイス・ウェインの映画を観てきましたにっこり
 
前に映画館で観た映画が2006年公開の「嫌われ松子の一生」だから
久しぶりどころじゃないですね汗うさぎ
 
松本ひで吉さんのエッセイ漫画を読んだついでにTwitterを見たら
ルイス・ウェインの映画の販促漫画を描かれていてそれで知りました
 
ルイス・ウェインといえば精神を病んで猫の絵がサイケに変わっていった事で有名な画家ですが
精神的な問題で画風がサイケになったのかどうかについては諸説あるみたいです
 
ルイス・ウェインの生涯は気になりますし
誕生月で割引が効くので観に行く事にしました
 
誕生日当日に観たのでポップコーンとドリンクを無料で頂きました
イオンの映画館はスクリーンが大きいものと勝手に思ってたけど小さいスクリーンでした
でもこぢんまりとしたシアタールームのお陰で上映される映画の
バリエーションも増えるのだから良い事よね
 
感想としては
・子無し猫飼い夫婦にはささると思う
・変わり者扱いされがちな人にもささると思う
・人生について考える人にもささる筈
・猫は出てもそんなにクローズアップされていない、ルイスの生涯が主軸で
    最初の猫ピーターですらさらっとしか扱われていない
・彼のお陰でイギリスでの猫の地位が引き上げられたので猫好きは感謝すべきである
・カンバーバッチがルイスその人と自然に思えるのは氏の演技力の高さ故か
・今の特殊メイクは本当に自然に老化を装うので実際にルイスの生涯を見ている様に感じた
・時々絵画のような美しい画面になるのが人生の善い時を描いているようで何だか切ない
(強い悲しみとのコントラストで胸にくる)
・スタッフロールの前にルイスの絵が沢山見られて嬉しい
・電気的な?模様にルイスの描く猫が浮かんでは消え、様変わりしていくシーンが素敵で
    万華鏡みたいだった(※CG)
・私は結構泣けました
 
ルイスは猫だけでなく「電気」というものに執心していたそうです
ルイスにとっては電気は猫よりも長い付き合いでした
彼の言う電気は波動と近いものかな
 
どんな人生も彩りに満ちているのだなと改めて感じました
ルイスに限らず誰だってそう
仮にその時々を着色し最期に全体を俯瞰したら素敵だろうな
人は誰もが生涯かけて一つの絵を描いているのかも知れない
 
 
 
17年ぶりの映画館は良いものだなと思いました
若い頃は割と映画館にも行ってました
映画祭で「天井桟敷の人々」や「戦艦ポチョムキン」等の古い作品を
映画館で観られたのもいい思い出です
「君の名は」も博物館で観ました、マチコ巻きの方です
三部作を一気に上映だから長すぎて観客が幕間に半笑いになっていたのもいい思い出です
 
それから子供の頃AKIRAに滅茶苦茶ハマっていて
大きいスクリーンで映画を観られたのは本当に良かったと思います
ワクワクとトキメキが止まらなかったな
 
しかし先日ヴィレヴァンに並んでいたAKIRAの単行本は横目に見るだけでした
子供の頃から一貫して同じ物を好きな人って凄いと思います