148日目 ラスボス討伐(岐阜県飛騨市〜長野県松本市) | 23歳の若者が厄年と真っ向勝負(自転車で日本一周)する記録
旅最後にして最大の難関、乗鞍岳を通って来ました。
今日はどんな旅だったのでしょうか~始まり始まり~。


寒さと狭さで5時半に起床。
やはり高いところは寒い。

寒くて動けず、寝袋にくるまっていつの間にか寝てしまっていました。

目を覚ますと横に昨日の小学生が。
まさか来てくれるとは。

はしゃいでます。



おい学校は、と尋ねると今日までが代休だそうです。

8時までぐだってお別れ。
俺もついてく!と息巻いていましたが、旅には出会いと別れがつきものなんだぞ、と諌めました。
彼もいつか旅に出るのだろうか。

さて、スタートから登りです。
想定内のことなのでペースは抑えて漕いでいきます。

カーブを曲がるとイノシシが疾走してました。
ドコドコドコ、とすごい足音。

写真だと遠くなっちゃった。
やはり速い。一瞬で見えなくなりました。


本格的に登りが始まります。
まだ乗鞍岳の道に入ってないんですけどね。


途中湧き水があったので、ペットボトルに詰め込んでおきます。


ちなみに岐阜からの道で二箇所湧き水がありました。

登る。


チェックポイントの峠。

標高1600メートルからが本番。
ここからはマイカー規制がかかっています。


ここからは言葉はいりませんね。
登りに登った景色をどうぞ。







ゴール!
標高2700メートルです。


流石に長く厳しい道でした。
押して歩いてもキツい道が沢山。
でも精神的、肉体的には沖縄の方が辛かったかな。
道半ばにして飲み水が無くなった時はヤバイと思ったけどなんとかセーフ。

今回は斜度によって歩きと漕ぎを分けて登りました。
旅の中でペース配分が身に付いて最小限の力で登れるようになった気がします。

山のてっぺんで長野県へ。


下りは寒過ぎて手がかじかみ、ブレーキの握りが出来ないほどでした。
途中、天峰温泉なるものがあったので突入。

温まってから再出発。
写真を撮る余裕が出ました。


あとはほとんど下り。
登りは根性で立ち漕ぎ。
長野もアップダウンの多い場所です。

ゴミを捨てようとペットボトルを出すとこんな状態に。

標高のせいかな?


明日から雨!
今まで何回雨に降られたと思っとんじゃ!進むぞ!