お誕生日 | くるる子育て&終活真っ最中

くるる子育て&終活真っ最中

転移再発乳癌と闘いつつ、まだまだ子育て真っ最中。。。
気持ちはいつも前向きでも、いつかおとずれるであろう「その日」のために、子どものため夫のためにやっておかないといけないことが山ほどある。そんな母&妻の終活、闘病などをつらつら・・・

昨日は私の誕生日、今日は子供の誕生日です。

9年前、がん治療をはじめるため8ヶ月で出産しました。
9年は早いですね、あっと言う間でした。

子供の人生は私の闘病人生でもありますが、日々たのしく、子育てに夢中になってたぶん病気のことなんて忘れてました。子供には、ホントにホントに生まれてきてくれてありがとう!の気持ちでいっぱいです(^^)

いくの咳がやはり心因性の可能性が高いことがわかりました。なんというか、チックみたいなもんかなと。本人はなにが原因かもわからないことが多いみたいです。確かに、なんかある?と聞いても別に~と。

でも昨日スクールカウンセラーさんと色々話ししたのですが、私の病気のことを全部受け入れるには、あまりにも幼く、理解力も精神力もついていかないんだと思います、と言われました。

そりゃそうですよね。

私はどっちかというと気持ちを家族で共有したいと思うので、つい子供にも治療はずっと続くけど、がんばるよーみたいな言い方をしてて、
治るから大丈夫!
なんて言ってなかったんです。

ホープツリーなどのHPを見たり、子供へのガン告知などの本とかを読んでると、正しく伝えないといけないと思って「絶対治るよ」って言えなかった…
「治る」って言葉をはっきり言いたくなかったのもあるんですが、…
まだ7.8歳の子に、自分の治療目的を少しでもわかって欲しいと勝手に思ってたんですね。


そりゃー、いくにしたら「絶対治るから!」ってなんで言ってくれないんやろーっ、お母さんは死ぬのかな?て思ってしまいますよね_| ̄|○


でも家でも学校でも元気いっぱいなので
ついそれに甘えてしまって…。
、どんどん不安が大きくなって溢れ出してしまったのかもしれません。


大人でも真正面からなかなか受け止めることができない再発の事実を、同じように(同じようにではないですが)受け止めて消化していかるわけないですね。

子供への伝え方といあのは、ほんとうに難しいです。何が正しいかもわかりません、個人の性格や環境にもよりますしね。

とりあえず、いくには安心できる言葉をたくさん聞かせてあげようと思います。それが現実であるかどうかは別にして、彼の体と心が悲鳴をあげてる以上、今はそれが最善かな~と。