空海さんの誕生日②~和歌山県・伊都郡高野町 | 七海の神様Diary

七海の神様Diary

スピ感ゼロでも神様と仲良しになりたい☆
そんな神社仏閣参拝記録など。

 

空海さんのお誕生日については色々と説があるかと思いますが

真言宗の公式?は6月15日ということになっております。

去年2023年がご生誕1250年だったので

今年は1251歳お祝いケーキ

お生まれになった西暦774年は奈良時代後期で

その後の平安時代初期に活躍されて

西暦835年旧暦3月21日62歳で入定したとされています。

 

 

奥の院でのんびりしすぎて

金剛峯寺付近まで9時に間に合うのか微妙になってきたワタクシあせる

間に合わなかったら今日はそういう巡り合わせかも、と思いながら

一ノ橋に向かって歩いていると・・・すれ違った人に声をかけられました。

 

「〇〇さん!」(←七海の本名)

 

ええっ!?と振り返るとなんと職場の同僚(他部署)の方びっくり

まさか高野山で、しかもこんな朝早い参道ですれ違う事ある!?

と二人共興奮してキャーと言い合って別れました。

 

いや~、すごい偶然あるもんやなぁ、と

もしかして今日はワタシついてるかもよーとワクワクした気持ちになって

そのまま急ぎ足で進みましたランニングダッシュ

空海さんのお誕生日会「宗祖降誕会」は

金剛峯寺近くの大師教会大講堂で行われるとのこと。

どんな行事をやるのか調べてこなかったので見ることが出来るのかも不明ですが

雰囲気だけでも感じられたらそれでいいかなー。

 

 

なんとか9時ちょっと前に大師教会の前に着くことができました。

大講堂の入口で数名のお坊様たちが準備中っぽい。

 

 

庭にいるギャラリーは十数人ほどで少ないなーと思っていたら

皆様横の受付のある入口から建物の中へ入っていっています。

入ってもいいのか受付のお坊様に聞いてみると

どうぞーと言われたので進んでみると

観覧の方々がたくさんいらっしゃいました。

もう大講堂の中の観覧席は埋まっていて

入りきれなかった他の方々と通路のスペースに座りました。

そこからだと大講堂の中はわずかしか見えず

ずらっと並んだ大勢のお坊様たちがいらっしゃるのがわかるくらい。

それでもせっかく中に入れたんだしと待っていたら・・・降誕会が始まりました。

 

中はほぼ見えないので声明(しょうみょう)を聞いてる、という状態。

周囲を観察してみると

ワタシのような一般参拝者っぽい方々に混ざり

高野山の高校や大学の生徒さんらしい丸刈りの青少年

子供連れの若い奥様、金髪でピアスたくさんのトンガッた感じの青年たちも。

こんな若い方々も空海さんファンということなのだろーか・・・キョロキョロはてなマーク

 

 

あまり見えないけど粛々と行事は進んでいきます。

その間も金髪ピアスの青年たちは真面目に中の様子を伺っています。

仲間内で小さな声で話したり笑ったりしてちょっと楽しそう。

そのうち観覧席の入れ替わりがあり、後半に少しの間大講堂の中で拝見することができました。

金髪ピアスくんたちや丸刈り学生くんたちも空いた席に座りました。

そんな観覧者たちはどうやら結構知り合い同士っぽく

チラチラと聞こえてきた会話から推察すると

どうも今回の降誕会に参加中のお坊様達のご家族らしい。

 

(お借りした画像です)

 

 

なるほど~、行事に参加なさってるご家族を一生懸命探して見てらしたという訳か。

お寺同士のつながりなのか同じ学校だったのか

若いコたちが小さく手をふり合って「久しぶり~」とか仲良さそうです。

この「宗祖降誕会」は参加されるお寺さんにとっても一大行事なのかな?

ご家族の晴れ舞台を見に来た、という感じがありました。

それとお寺のお子さんたちは自然と仏教行事に馴染んでいるモンなんだなーという

発見もあって面白いなぁと思いました。

後で調べてみると高野山の学校の生徒さんたちも降誕会に参加なさってるそうなので

お友達やご兄弟を見に来られてる方もいらしたかもしれません。

なんだかそんな事情ばかり観察してしまった「宗祖降誕祭」でした目

 

さて行事も終盤、お坊様方も順次退出されてゆきました。

これで終わりかな~と思っていたら

お坊様より、今からお大師様(像)をこちらにおろして

お参りできるようにする旨のご案内がありました。

 

というところで次回へ続く~ウインク気づき