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『真実を貫く』(大川隆法著) P53
4 正しい判断のもとにある「神仏を信じる心」
地獄に堕ちないために偽我を取り去って真実の心と対面する
今日、みなさまがたに伝えたいことは、地獄に堕ちないための方法の一つとして、
まずは「偽我を取り去って真実の心と対面する、そうした方法を、
当会の教えに基づいて考えてほしい」ということが一点です。
慢心は「天狗」という種類だけの人にあるわけではないのだということです。
人間というものは、自分が発展していく、
この自己成長というものを若いうちは望むものですし、それは当然のことではあるのです。そして、動物たちも一緒ですけれども、「みんな自分がかわいい」のです。
「自分以上にかわいいものはない」のです。だから、生きようとしているし、
成長しようとしているし、他の物を食べてでも生き残ろうとするものですけれども、
人間もそういう傾向はあります。
それは仕方がないところもあるにですが、
この自己成長欲というか、自己発展欲というか、「偉くなりたい」というか、
この世での「成長したい」という気持ちもなかなか終わりのない欲だし、
国家においても、それが何か、「小さな国は大きくなりたい」とか、
「人口が増えたので、他国を取りたい」とか、「軍事力が増したので取りたい」とか、
そういうふうになってくるわけで、同じようなものではあるのです。
けれども、やはり一流どころ、人間としても一流になってきますと、
そういう自分のためだけのことを考えているようでは、
本当の一流にはなれないのだということは知っていただきたいと思うのです。
確かに、たしかに、一流の野球選手が泊った部屋は、
一晩使ったとは思えないほどきれいだそうです。
これには私は恥ずかしい思いをしました。けっこう汚しているかもしれません。
数年前に、八正道中級を受けたとき、目からうろこのことがありました。
それは、「成長エネルギー」のことです。
「成長エレルギー」は「他の人のためにある」のだということです。
自分のためだけに使ってはいけない、
「成長エネルギー」というものは、他の人のものだということです。
この八正道中級の「成長エネルギー」の教えは、心を揺さぶられました!!
動物にも、人間にも、当てはまるのですね。
神様は、すべてのものが、成長して、発展していくことを願って、
人間も、動物も、創られたのですね。
神は、すべてのものが幸福になるように、創ってくださったのですね!!
宇宙全体が、調和して、発展しているという法則のなかで生かされているのです。