先日、久しぶりに

熱海五郎一座の舞台を観劇しました。

 

 

 

三宅裕司さんが出演・構成・演出をつとめる舞台です。

 

 

 

ブログを読み返したら、

前回行ったときは

コロナで使えなくなってた花道が

ようやく使用再開されたときでした。

 

 

 

 

またのびのびと

観劇できる時代がもどってきて

本当にうれしい。

 

 

舞台人のみなさま、

舞台をやりつづけてくださって

本当にありがとうございます。

 

 

前回見たときは

任侠モノでしたが、

今回は、

ハリー・ポッターみたいな魔法学園モノ。

 

 

しかもそこに

政治風刺がガッツリ組み合わさっている。

 

 

ゲスト出演の

松下由樹さん演じる

都知事の役名は

「大沼桜子」。

 

 

そして、都知事の部屋には

ツタンカーメンの置物が。

 

 

都知事は

オリンピック招致や

プロジェクションマッピングで

私腹を肥やしまくる。

 

 

明らかに

ディスっていますね〜(≧▽≦)

 

 

しかしこれらは

悪の魔法の力にとりつかれていたことによるもので

最後は

正しい道へと目覚めます。

 

 

 

現実の都政でも

よき変化が起こりますように。

 

 

 

ストーリーもおもしろかったですが、

それ以上に魅力的なのは

登場人物の方々。

 

 

 

今回、

伊東四朗さんもゲスト出演されてて

喜劇俳優としての

存在感がすごかった。

 

 

御年86歳とのことですが、

けいこ初日には

セリフをすべて覚えてらしたそうです。

 

 

動きやセリフの語り口調はゆっくりなのですが

それがなんともいい味が出てました。

 

 

ほとんど出ずっぱりで、

しかも、

この日は一日二公演。

 

 

 

「年だし体力が〜」

なんて言ってる場合じゃないですね。

 

 

 

 

そのほか、

小倉久寛さん、

ラサール石井さん、

渡辺正行さん、

春風亭昇太さん、

東貴博さんと

おなじみの常連メンバー。

 

 

ノリが昭和でたまらん(≧▽≦)

 

 

 

 

 

 

 

 

ときどきセリフをかんだり

失敗したりすることもあるのですが、

そんなときはすべて

三宅裕司さんが絶妙に拾って

すべて爆笑に変える。

 

 

その即興力がすごいの!

 

 

しかも、その笑いが

とってもあったかくて、

笑いながら幸せな気持ちになります。

 

 

三宅さん、

天才だな〜。

 

 

初めて三宅さんの舞台をナマで見たのは

大学を卒業して

東京の会社に就職した一年目のことでした。

 

 

 

三宅さん率いる劇団

スーパー・エキセントリック・シアターが大好きな先輩が

連れて行ってくれたのです。

 

 

そのときは、まだ

岸谷五朗さんと寺脇康文さんも

劇団に在籍してて、

今でもあの熱量の高さを思い出します。

 

 

なつかしいなぁ〜

 

 

 

余談ですが、

今回の熱海五郎一座の舞台にも

SETのメンバーが出演してたのですが、

わたしの席のとなりのおばさまが

「ほら、いつもの

スーパー・エクセレント・シアターの人たちよ」

っておっしゃってて、心のなかで

「ずいぶんエレガントな響きですなぁ」

とツッコんでしまいました。

 

 

今回の熱海五郎一座は

思い切った政治風刺とか

伊東四朗さんの存在感とか

三宅さんのひょうひょうとしたかっこよさとか

感動ポイントがいっぱいありました。

 

 

 

みなさん、

いつまでも元気で

舞台を続けてほしい。

 

 

わたしも元気に

観劇しにいきます。

 

 

 

 

そして、

自分でも

演劇っぽいことを

やってみたい方はぜひこちらへ。