先日、「思考の学校」の講座での学びを
インプロ(即興劇)でも活かしていることを
ブログに書きました。

 

 

 

 

そしたら、その後、

またミラクルがあったのです!

 

 

わたしは今、

↑上の記事に登場する

うつみくんのインプロ継続クラスで学んでいるのですが、

先日うつみくんに、

 

「次回のクラスで、

『いいところを見つける』をテーマにした

ワークを1時間ファシリテーションしてみない?」

と、提案されたのです。

 

 

なんと!!!

 

ウォーミングアップは

生徒が担当することになってるのですが、

1時間ファシリテーションて!!!

 

 

しかも、

「いいところを見つける」を

インプロのワークにするですと!?

 

 

しかもそのクラスは

2日後です。

 

 

提案を受けた時点では

まったくノーアイデアだったのですが、

ここはインプロヴァイザーとして

 

「はい、やります!」

と、返事。

 

 

あまりの興奮で、

「ひゃー、

どうするどうする」

と、ひとりで奇怪なダンスを

しばし踊りました。

 

 

落ち着いたあとは、

そこから脳内フル回転。

 

 

「思考」の講座で

学んだことをベースに

ワークの内容を

組み立てました。

 

 

いったん、

「よし、これでいこう」

というものが出来上がったのですが、

一晩寝て目が覚めると、

「いや、やっぱりちがうな」

と、最初から組み立て直し。

 

 

もう一度、

思考の講座のテキストや

思考の学校の校長先生の本を

読み返しました。

 

 

 

 

 

 

そしたら、

「あっ、これだ!」

というワークがひらめきました。

 

 

ひとつひらめくと、

そこからさらに

次のワークが。

 

 

どうやら、

寝ている間に

脳内で熟成が起こっていたらしい。

 

 

 

一連の流れを書き出して

そのワークをクラスのみんながやっているところを

想像したら

みんなの笑顔がいっぱい浮かんできて、

「うん、これ、いける!」

と、確信しました。

 

 

そしていよいよ

継続クラス当日。

 

 

今回のクラスは特別編成。

 

 

最初の1時間は

「どんなインプロヴァイザーになりたいか」

というビジョンづくり、

 

次の1時間が

わたしのファシリでの「いいところを見つける」ワーク、

 

最後の1時間で

うつみくんのファシリ、という構成になっていました。

 

 

 

「どんなインプロヴァイザーになりたいか」

というビジョンづくりでは、

現状に対する悩みもたくさん出ました。

 

 

その悩みを聞きながら、

「おー、そのお悩みに

『いいところを見つけるワーク』、

役立ちそう!」

と、すでに心が踊っておりました。

 

 

そして、いよいよ

わたしが担当する時間です。

 

 

まずは、ウォーミングアップで

心と体をほぐしました。

 

(ついでにわたしの緊張もほぐす)

 

 

そして、次に、

いつものおなじみの

「名前まわし」というゲームを使って、

 

(1)誰よりもうまくやる

(2)楽しくやる

(3)「みんな大好き」「相手のいいところ見つける」という意識でやる

 

の3パターンを試してみました。

 

 

(1)はやっぱり

いつもよりカタイ感じ。

 

興味深かったのが

(2)と(3)のちがい。

 

 

「楽しくやる」は、

もちろん笑いがいっぱい出て

楽しいんだけど、

「みんな大好き」「相手のいいところを見つける」

という意識でやると、

お互いの名前の呼び方がおだやかになって、

大事なものをそっとわたしあうような感覚。

 

「静かな楽しさ」とでもいいましょうか。

 

 

ここで、ホワイトボードを使って

潜在意識のミニレクチャー。

 

わたしの実体験&

思考の話にもとづいて、

 

・インプロするとき

 不安になってしまうのはなぜか

・「相手のいいところを見つける」が

 なぜインプロのみならず

 ふだんの人間関係にも有効なのか


などのお話をしました。

 

 

いきなり潜在意識の話をしたせいか

面食らってる感じの仲間もいて

「あーもうちょっと

うまく話をできたらよかったな〜」

と思いましたが、

 

メインはここからの

体を使ったワークです!

 

 

まずは、

幼稚園児にもどって

いろんなものを発見し、

それを「親」役が

全肯定するというワーク。

 

 

みんな、子どもみたいな

キラキラした笑顔になって

「めっちゃ楽しい〜」

という声が続出。

 

 

全肯定してくれる存在があると

いつもにも増して

安心して遊べるのですね。

 

 

「モノの発見」に続いて

「自分の感情」や、

「やりたいこと」にもフォーカス。

 

 

わたしたち、成長するにつれて

自分の感情に鈍感になったり、

やりたいことがわからなくなったり

しますものね。

 

 

それを、ワークの中で

解放してみました。

 

 

 

さらに、自分ひとりでも

できる方法を紹介。

 

 

ちょっと子どもっぽい方法なので

照れくさそうな方もいましたが、

 

潜在意識は

コドモなのですよ。

 

 

自分の中の「小さなわたし」を

安心させてあげることで、

インプロのシーンに

自信を持って飛び込むことが

できるようになるのです。

(経験者は語る)

 

 

続いて、

お互いのいいところを

見つけるワーク。

 

 

これには、以前継続クラスで学んだ

「マイズナーテクニック」という

演技の型を応用。

 

 

 

 

 

相手のいいところを言う人も

言われる人も

とってもうれしそうでした。

 

 

 

こちらも、

自宅でひとりでできる方法を紹介。

 

 

 

続けていくことで

いい思考がどんどんたまっていきますから。

 

 

 

そして最後に、

「さて、

実際にインプロに

効果はあるのか?」

を実験。

 

 

実験には、

インプロではおなじみの

「何してるの?」

というワークを使いました。

 

 

インプロでは、シーンを

「ポジティブに始める」

ということが大切とされます。

 

 

しかし、気を抜くとつい

「なんだか疲れたな〜」

とか、ネガティブなセリフで始めてしまいがち。

 

 

それが、

・みんなだいすき

・お互いのいいところを見つける

を意識すると、

どのシーンもポジティブになり、

相手に対して

やさしい言葉が自然と出てくるではないですか。

 

 

見ていて

とてもハッピーな気持ちになりました。

 

 

ここでわたしのワークの時間は終了。

 

 

やりきった〜。

 

 

 

「すごく楽しかった!」

「いいワークだった」

「かよさんファシリテーションうまくなったね〜」

など、

おほめの言葉をいっぱいもらいました。

 

 

ビジョンづくりの時間で出た

悩みの解決にもつながりそう、との声も。

 

 

師匠のうつみくんも

生徒役として参加してくれたのですが、

「すごくよかった。マジでお金とれるレベル」

とお墨付きが。

 

 

うれしいー(T_T)

 

 

貴重なチャンスを

本当にありがとうございました。

 

 

 

クラスの最後の1時間は、

うつみくんのワーク。

 

「かよさんのワークにインスパイアされて

思いついたワークがあるので

それを実験します」

とのことで、

何をやるのかな?とワクワク。

 

 

 

うつみくんがひらめいたワークは、

みんなの創造性を

さらに解放させるものでした。

 

 

さすがー!!

 

 

今回の継続クラスは

みんなでインスパイアし合いながら

作り出した時間になりました。

 

 

クラスの時間は3時間でしたが、

帰り道に

「今日は、

一日クラスをしていたような

充実感だね〜」

という感想が。

 

 

こういう満ち足りた時間を

ともにすごせる仲間がいるって

ホントありがたいです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、今回のワーク、

インプロはもちろん、

日常にもめっちゃ役立つと

確信しました。

 

 

 

なので、6/2(日)の

「大人のための絵本とインプロワークショップ」にも、

「相手のいいところを見つける」ワークを

とりいれます。

 

 

 

今回実験的にやったものから

さらにブラッシュアップしたワークにしたいと思ってますので

乞うご期待!!!

 

 

 

もちろん、

とんちゃんの絵本からインスパイアされたインプロも

いっぱいやりますよ〜\(^o^)/