GW明けの5/7に、

世田谷のシアタートラムにて

舞台「メディスン」を観劇しました。

 

 

 

 

わたしが大好きな田中圭さんが

出演してるのです!

 

 

 

 

 

わたしが田中圭さんにドハマリしたのは

Amazonプライムで見た「おっさんずラブ」。

 

 

しかしその後

「あっそういえばこの人、

図書館戦争でも見て

『かっこいー!』と思ってたじゃないか!」

と気づく。

 

 

田中圭さんって

主役ももちろん張れるけど

主役を輝かせるのも

とてもうまい俳優さんだなぁと思います。

 

 

今回の舞台は、

おそらく普通にチケット買うのは困難であろうと予想されたので、

前もって、

劇場の友の会に入会して、

会員特典の先行予約で購入しました。

 

 

 

 

どんだけ好きなんだ(≧▽≦)

 

でも、友の会に入ることで

演劇界をささやかながら応援したい気持ちもあったのですよ。

 

 

そして、

先行予約の抽選で無事当選。

 

 

お知らせされたチケット番号が「B列11番」だったので、

「わー、2列目だー!うれしい」

と思っておりました。

 

 

ドキドキしながら迎えた観劇当日。

 

 

劇場に行くと、

開場を待っている99%以上が女性。

 

 

雰囲気から、おそらく

田中圭さんファンと思われましたが、

特にキャーキャーさわぐこともなく

みなさん静かに並んでおられました。

 

 

入口から、

演出の白井晃さんが

ふいっと入ってこられたので、

「わー!白井さんだ!!」

と、ドキドキしてしまいました。

 

 

マスクしてらっしゃいましたが

やはりオーラが出てる✨

 

 

そして開場時間になり、

劇場に入って自分の席をさがすと、

なんと、

B列が最前列だったー!!

 

しかも、ど真ん中。

 

 

緞帳がないので、

セットがすでに見えます。

 

 

「えぇー、こんなに近くて

どうしよー!!」

と、まるで自分が

舞台に出るかのようにドキドキ。

 

 

開演まで、

パンフレットを見ながら

心を落ち着けていました。

 

 

隣に座った方のバッグに

田中圭さんの写真と思われる缶バッジと

手作りらしいワッペンを見つけ、

「おぉ!タナカーだ!」

とおののく。

(別におののかなくても)

 

 

パンフレットの解説を読むと、

この舞台の作者はアイルランド出身のエンダ・ウォルシュ氏。

 

 

事前に「不条理劇」ということは知っていたので、

「理解しようとするより

感じよう」

という心づもりでいました。

 

 

そしていよいよ開演。

 

 

最初から見えていたセットは、

どうやら精神病院の一室。

 

 

そこに、

パジャマ姿の圭さんが入ってきました。

 

 

「わー!

圭さんだー!!」

と、目が釘付け。

 

 

他の出演者の方が出てきても、

最初のうちは圭さんばかり

目で追ってしまってたのですが、

すぐに物語の世界に没入していきました。

 

 

 

圭さんが演じる、

精神病院で暮らす少年が

自分の過去の生い立ちを話し、

それを、

ふたりの舞台俳優(奈緒さん、富山えり子さん)が

再現して演じる、というのが中心のストーリー。

 

 

そこに、

舞台俳優たち自身の背景や

少年と俳優たちの関わりが折り重なって

さまざまな感情の交流が生まれます。

 

 

感情がぶつかりあうさまが

もう、ナマナマしくって!

 

 

「まさにこれは

目の前で起こっていることだ」

と感じました。

 

 

少年の語る生い立ちは

かなり過酷で、

見ていて胸がギューッと苦しくなり、

「神様、どうか彼に救いを」

と祈らずにはいられませんでした。

 

 

でも、

とうとう最後に

静かな心の通じ合いが。

 

 

絶望の中に生まれた光は

まさに「メディスン」だと感じました。

 

 

 

きっかけは

「田中圭さんをナマで見たい!」

というミーハー心でしたが、

この舞台が見られて、

本当によかったです。

 

 

 

それにしても

俳優さんってスゴイ!!

 

 

圭さんは、

テレビではイケメンを演じることが多いですが、

舞台では、

過酷な過去を背負った少年(ジョン・ケイン)にしか見えなかった。

 

 

奈緒さんと富山えり子さんも、

舞台上でも「俳優役」として

いろんな人物を演じるのですが、

すべて「その人」としてそこにいました。

 

 

テレビで見てる姿なんて

ほんの一部分なんだなぁ。

 


 

観劇後、しばらく余韻でぼーっとしていましたが、

帰り道、

「わたしも、インプロ(即興劇)で

あんなふうに演じたい!」

という気持ちがムクムクとわいてきました。

 

 

インプロって、

つい

「どういう展開にするか?」

というところに意識がいきがちなのですが、

それよりも、目の前の人と、

「今ここ」で関わっていきたい。

 

 

 

 

6月2日のこちらのワークショップでも、

参加者のみなさんといっしょに

「今ここ」にしかない物語を生み出していきたい。

 

 

演劇は、観るのも楽しいですが、

自分でやるともっと楽しいですよ〜\(^o^)/

 

初心者でも

「やってみたいな」

って好奇心があれば大丈夫。

 

ご参加、心からおまちしております。