この週末、
プレイバックシアター∞和音の
春合宿に行ってきました。
プレイバックシアターとは、
ひとりの人が語る思い出をもとに
プレイヤーたちが即興でシーンを作っていくというものです。
わたしが
和音∞のグループがおこなう
プレイバックシアターのワークショップに
初めて参加したのは
2016年のことでした。
わたしはそれまでも
インプロ(即興劇)をしていたので
即興で演じることじたいには慣れていたのですが、
「人の思い出を演じるということは
こんなにも深い癒やしにつながるのか」
と深い感銘を受けました。
和音∞のみなさんが作る空間は
とても居心地がよくて
それからも、年に1〜2回のペースで
ワークショップや合宿に
参加させてもらっています。
今回の合宿がおこなわれた場所は、
高尾の森わくわくビレッジ。
高尾の駅におりたのは
今回が初めてです。
ホームには
立派な天狗様が!
わたしが以前住んでいたところにも
天狗伝説のある立派なお寺があったので
ご縁を感じますなぁ。
「高尾の森わくわくビレッジ」は、
いわゆる林間学校が開かれるような施設なのですが
もとは高校だった建物を活かして作られているので
あちこちに黒板や机など学校のなごりが。
この校舎で
高校生たちの青春が
繰り広げられていた頃に思いをはせると
胸がキュッとなりました。
↓桜がちょうど見頃でした。
風が吹くと花びらが舞って美しかった。。。
ワークは、
いつものように
楽しいゲームから始まり、
徐々にプレイバックシアターの世界に
入っていきました。
思い出を語る人は
「テラー」(teller)と呼ばれるのですが、
今回はゲストの数が少なかったこともあり
いつもより多めにテラー席に座ることができました。
演じ手である「アクター」のみなさんに
演じてもらったのは、
家族とのいろんな思い出。
このブログにも書いてますが、
父に「大好き」って言った話とか、
長男がコーヒーごちそうしてくれた話とか。
和音∞の代表である里美さん(さっと)が
上手に話を引き出してくれるので
思い出を語りながら
「あー、あんなこともあったなぁ」
といろいろ思い出されてきました。
そしてその思い出が演じられるのを見ながら
「ひゃぁ〜」
と、照れくさかったり、
そのときの気持ちが
よみがえってきたり。
ほかの人の思い出であっても
まるで、
自分も一緒にその体験をしていたような
不思議な感覚になります。
そして、今回の合宿は
キャンプファイヤーつき!
パチパチと
燃えさかる炎を囲んでのワークもありました。
暗いから表情はよく見えないけど
なんだか胸に迫るものが。
火の精霊のチカラ?
きっと、太古の昔も
人々は
火のまわりで歌い、踊り、演じ、
自らを解放してきたんでしょうね。
そしてわたしは、
火のまわりで
マイムマイムをどうしても踊りたくなり、
踊っちゃいました。
「マイムマイムマイムマイム♪」って
動きをよく覚えてるもんですねぇ。
キャンプファイヤーのあとも
まだまだお楽しみは続きます。
大きなお風呂であったまって、
夜は、
みんなで懇親会。
それも、
会場は教室です。
教室でお酒を飲むって、
背徳的だ〜(≧▽≦)
和音∞のメンバーのみなさんと
お会いするのは年に数回ですが、
いつもゆるゆると楽しい。
もはや、
実家みたいな感覚です。
(なんなら実家よりも
くつろいでいるかも?)
でも、メンバーのみなさんによると
和音∞も
ここにくるまでは
いろんなことがあったとのこと。
それでも「続けよう」というメンバーの方たちの
強い気持ちがあったおかげで
この場があるんだなぁ、と
心からの感謝が浮かんできました。
実は、今回の合宿に来る前
娘にガミガミ言ってしまうできごとがあり、
合宿スタート時には
心がささくれた状態だったのですよ。
でも、
みんなとゲームして大笑いして、
プレイバックシアターのワークでジーンとして、
大浴場で「極楽〜♪」ってなって、
気づいたら、
すっかり心が癒やされていました。
そしたら、娘に対しても
「あー、わたし
うるさく言いすぎちゃったなぁ」
「あの子はあの子で
ほんとがんばってるんだよな」
と、感じ方に大きな変化が。
自分を大切にするって
ほんと大事ですね。
和音∞のみなさん、
最高のリトリートを
ありがとうございました。
次回の合宿は
11月に修善寺で開催の予定です。
ぜひご一緒しましょう♪
そしてわたし自身も
演劇の持つ
楽しさと癒やしのチカラを
みなさんにお伝えしていきますよ〜\(^o^)/
https://www.reservestock.jp/events/916634