先日、思い切って
老眼の手術を受けました。

 

 

わたしは中学生くらいから近視がすすんで
どんどんメガネが分厚くなり

大学生の頃にはコンタクトにしました。

 

 

ずっとコンタクト生活してたのですが、

子どもたちが保育園の頃に

保育園ママ友のひとりがレーシック手術を受けて

「すごくいいよ!」

と熱弁するのを聞いて、いきおいで手術を受けました。

 

 

めっちゃよく見えるようになって

手術を受けた帰り道は

「うぉー!!」

と叫びたいくらいでしたわ。

 

 

裸眼での生活はとても快適で

第三子を出産したときも

くっきり顔が見られてうれしかったなぁ。

 

 

しかしその後月日が流れて

数年前から、なんとなく

「あれ、なんか遠くがぼやける」

と感じるように。

 

 

 

目のサプリを飲んだり

ハリ治療を受けたりしてたのですが

めざましい効果は得られず。

 

 

 

わたしは

お芝居や音楽の舞台を見るのが好きなんですが、

最近は遠くがぼやけるので

劇場に行くときは

メガネが必須になっていました。

 

 

 

そんなときに、

老眼治療の広告が

SNSでちょくちょく目にとまるように。

 

 

 

昔、レーシックを受けたときも、

老眼治療の広告を見ていたので

「そういうのもあるんだな〜」

って知識だけはあったのですよ。

 

 

 

しかし、悩んだのは金額です。

 

 

老眼治療というのは

つまりは白内障の手術で、

水晶体を眼内レンズに取り替えるというもの。

 

 

ひとつの焦点だけにピントがあう

単焦点レンズだと保険が適用されます。

 

 

しかし、ひとつの焦点だけにしかピントが合わないので

そのほかの範囲を見るには

メガネが必要になります。

 

 

近距離から遠距離まで見える多焦点レンズは

自費診療で高額になり、

さらに、

多焦点レンズにもグレードがあります。

 

 

ネットで

いくつかのクリニックを比較検討しましたが

多焦点レンズの手術経験の豊富なクリニックを受診することに。

 

 

事前に詳しい資料を送ってくれて

電話での対応もとてもいい感じでした。

 

 

検査当日は、

視力検査をはじめ

視野検査や緑内障の検査など

さまざまな検査を受けたのですが、

白内障が少し進んでいることが判明。

 

 

少し前から

目がちょっとぼやける感じがしてたのは

そのせいだったのかな〜。

 

 

近視もかなり進んでいました(T_T)

 

 

 

検査後に、

手術やレンズの種類についての

詳しい説明をしてもらって、

思い切って手術を受けることを決めました。

 

 

 

選んだレンズは

そのクリニックイチオシのレンズで

両眼で、

クルマ一台買えるくらい✨

 

 

 

でも、

手術当日と次の日の送迎付きで

一年間のアフターフォロー込みのお値段で

さらに、

一生裸眼ですごせることを考えたら

「それだけの価値はある」

と思えました。

 

 

 

しかし、

その日から手術当日までは

ドキドキでしたわ。

 

 

「もう水晶体とは

おわかれなのね〜」

と、センチメンタルになったり。

 

 

かと思えば、

目の調子がちょっといい日には

「こんなに見えるなら

手術しなくていいんじゃない?」

と思ったり。

 

 

手術前日は、水晶体さんに

「生まれてから今までずっと

わたしと一緒にいてくれて

ありがとうね」

とお礼を言いました。

 

 

 

そしてとうとう

手術当日です。

 

 

その日は、クリニックから

お迎えのクルマが来てくれて

ちょっとVIP気分。

 

(別にリムジンじゃなくて

普通のクルマです)

 

 

 

当日の検査を受け、

瞳孔を開く点眼薬を何度かさして、

いよいよ手術室へ。

 

 

 

いやー、こわかった〜。

 

 

目の手術って、

こわくても

目を閉じられないんですよ!!!

 

(あたりまえだが)

 

 

レーシック手術を受けたときの

恐怖を思い出しましたわ。

 

 

 

最初の手術台で

レーザー照射で水晶体を破壊。

 

 

そして、

隣の手術台にうつって

眼内レンズをいれる手術を受けます。

 

 

この、手術台間を移動するときは

すでに水晶体がない状態。

 

 

視界がぼやけているので

看護師さんが手を引いてくださるのですが、

心の中で

「今のわたしには

水晶体がない。。。」

と、妙な悲壮感でいっぱいでした。

 

 

そして

「もし今、大きな地震がきたら

水晶体がない状態で逃げないといけない」

なんて心配も。

 

 

眼内レンズを入れてもらうと

ようやくホッとしました。

 

 

瞳孔が開いているので

まだ近くはぼやーとしてますが、

遠くはすでにくっきり見えます。

 

 

透明眼帯を目に貼ってもらって

次の日まで洗顔・入浴は禁止。

 

 

家まで送ってもらうクルマの中で

「わー、遠くがくっきり見える」

と、うれしくなりました。

 

 

しかし精神的に

かなり大きい負担を受けていたようで

帰宅後は爆睡。

 

 

その日はなるべくのんびりすごしました。

 

 

そして、

次の日もまたクルマで送迎してもらって

手術後の検査を受けました。

 

 

手術後1〜3ヶ月くらいかけて

視力が安定していくようですが、

すでにけっこう視力が出ているとのこと。

 

 

近くがまだちょっとぼやけるのですが、

どんどん目を使って

慣らしていくといいそうです。

 

 

一週間は洗眼・洗髪禁止で

保護メガネをつけてすごしました。

 

 

1週間後の検査で

「きれいな状態です」

とお墨付きをもらい、ようやく安心。

 

 

でも数カ月間は

点眼薬をいろいろさす必要があり

ちょっと大変ですが、

目にレンズをいれるという

おっきな手術を受けたのですものね。

 

 

わたしの大切なお目々さんを

大事にケアしていきます。

 

 

 

 

そして、

せっかく高いレンズを入れたんだから

長生きしなくちゃね(*^^*)

 

 

 

うちの近くから見える富士山も

以前より

クリアに見えるようになりました。

 

 

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わたしが手術を受けたのは

こちらの著者の先生のクリニックです↓