最近ブログをさぼりすぎで
秋以降に見た

いろんな舞台や映画の感想を書けてない〜!

 

 

思い出が

忘却のはるかかなたに行ってしまう前に

まとめて書きます。

 

 

☆11月1日

馬車道まつりアートフェスタ2023

東京藝大ウインドオーケストラコンサート

関内ホールにて

 

 

こちら、抽選に当選して

次男といっしょに行くことができました。

 


 

曲目は当日発表されたのですが

なんと、

ジョン・ウイリアムズ特集!

 

 

スターウォーズやET、

インディ・ジョーンズなど

ワクワクする映画音楽がいっぱい。

 

 

学生さんらしいフレッシュさ(←って言い方が古いね)と

オーケストラならではの迫力荘厳があいまって

なんともかっこいい舞台でした。

 

 

次男は軽音楽部でギターをやっているので、

「チェロかっこいい〜!」

と、弦楽器に注目しておりました。

 

 

そしたらなんと、

帰りの電車で

チェロを弾いていた男の子を含む数名が

同じ車両に!

 

 

楽しそうに談笑する姿は

普通の学生さんってカンジで、

軽やかに音楽を楽しんでるのが伝わってきました。

 

 

若いっていいなぁ。

 

 

 

☆11月15日

舞台「SHELL」

神奈川芸術劇場(KAAT)にて

 

 

 

こちらの舞台には

インプロの継続クラスでご一緒している

原富貴子さん(ふきこ)が出演。

 

 

 

 

ふきこは全盲の老女を演じていたのですが

存在感がすごかった!

 

 

ふきこはインプロのクラスのときは

いつも笑顔いっぱいの明るいひまわりみたいな人なのですが、

劇中では

世の中全部を敵にまわしているような

鬼気迫るものがありました。

 

 

あとで話を聞いたら

盲女を演じるに当たって

アクティングコーチから演技指導を受けたそうです。

 

 

実際に白杖を持って

街なかを歩く体験もしたんですって。

 

 

あらためて、

プロ魂におそれいりました。

 

 

そして、

この舞台の物語のメインは

高校生の群像劇だったので、

自分が高校生のころとか

今、現役の高校生である次男のこととか

いろんな感情がうかんで心ゆさぶられました。

 

 

 

継続クラスの仲間達も

いっしょにではないですがこの舞台を見に行ったので

「見てきたよ〜」

「ふきこすごかった〜」

と、LINEや実際のクラスで感想がとびかって

それも楽しかったなぁ。

 

 

 

 

 

☆11月23日

インドミュージカル「ムンバイ☆スター」

神奈川県民ホールにて

 

 

 

 

これは、イベントを検索しているときにたまたま見つけて

「インドミュージカル、観てみたい!」

と、チケットを買ったのです。

 

 

インド映画といえばダンスですが、

あれが生で観られるんだ!!とワクワクしていました。

 

 

出演者は15名で、

舞台セットは、布や木材を組み合わせたシンプルなもの。

 

 

ステージが始まってすぐは

「映画ほどの迫力はないなぁ〜」

なんて感じてしまったのですが、

しだいに物語に没入していくと、

「このシンプルな舞台セットで

これだけの人数で

これだけの迫力を出せるってすごくない?」

と、むしろ尊敬の念が。

 

 

中でも師匠役の男性が、

色気ムンムンでダンスもダイナミックで

途中から目が釘付けになりました。

 

 

そして、インドのダンスというのは

神様にささげるものなのだなぁ、と

厳かな気持ちに。

 

 

映画とはひと味もふた味もちがう

インドの芸術にふれられてよかった。

 

 

はるばるインドから日本に来てくださって

ありがとうございました。

 

 

 

観客は高齢の方が大部分でした。

 

SNSなどではあまり宣伝を見かけなかったから

若い人たちにあまり伝わってなかったのかな〜。

 

 

でも、帰り道、年配のおばさまが

「ほんと観られてよかったわ〜」

と、しみじみ言ってるのを聞いて、

心の中で

「わたしもです!」

と、はげしく同意しました。

 

 

 

☆12月2日

舞台「モモンバのくくり罠」

シアタートラムにて

 

 

 

 

わたしがインプロ(即興劇)を学んでいる師匠である

内海くんが

「この劇団はおもしろいよ!」

と教えてくれた劇団IAKU。

 

 

インプロの継続クラスの帰り道に

「ちょうどもうすぐ舞台があるよ」

と教えてもらって

電車の中で検索&チケット予約。

 

 

そして電車を降りた後

コンビニで発券という

なんともスピード感あふれる展開となりました。

 

 

見ごたえありました〜!

 

 

お芝居をしているというより

みんな、

その人物を生きていました。

 

 

狩猟でしとめたシカを運んでくるシーンがあったのですが、

本物みたいな重厚感。

 

そして、舞台上のセットの水道からは

ほんとに水が出てた!

 

 

物語のおもな登場人物は、

狩猟をしたり野菜を育てたりしながら

山奥で自給自足生活を送る母親、

町で暮らす父親、

そして娘。

 

 

母は、本人がみずから望んで

そういう生活をしていて、

幼かった娘も

あたりまえのように解体を手伝い、

その肉を口にしていました。

 

 

父も町で仕事をしながら

その自給自足生活を経済的に支えていました。

 

 

でも、社会や学校との交わりの中で

しだいに家族の間にひずみが生まれます。

 

 

やがて、娘は山をおり、

町で父とふたりで暮らすように。

 

 

娘は

「ふつうになりたい」

と街での暮らしになじもうと努力しますが、

全然うまくいかない。

 

 

父にも、

ほのかに恋心を抱く女性が。

 

 

あわや一家離散か?と

緊迫した状態になるのですが、

ラストでは、

思いがけない形で

娘は自分らしい生き方を発見。

 

 

わたしも岐阜の田舎で育ったので、

田舎育ちのコンプレックスとか

田舎暮らしを選んだ親に対する腹立たしさとか

共感する部分がすっごくありました。

 

 

お芝居を観た、というより

この家庭での出来事を

囲炉裏端で見守っていたような

そんな濃密な時間でした。

 

 

 

 

☆12月10日

映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」

 

 

 

 

休日、

「久しぶりになにか映画をみよう」

と次男と思いたち、

上映スケジュールにこの映画を見つけて

「おもしろそう!」

と観に行きました。

 

 

「チャーリーとチョコレート工場」の

ウィリー・ウォンカの

若き日の物語ということでしたが、

映画を観ながら、最初、

「あれ?

話がつながらなくない?」

と、頭にハテナが。

 


でも、途中から

「とにかくこの物語を楽しもう!」

とアタマを切り替えて、

物語の世界にひたりました。

 

 

チャーリーがかっこよくて

美しかった〜。

 

 

 

夢にあふれて

なんでもできそうでいて、

すぐ人にだまされて、

でもあきらめなくて。

 

 

ミュージカル映画ということもあってか

心情の描き方がやや浅いカンジがしましたが、

映像のカラフルさや

衣装のかっこよさにワクワクしました。

 

 

そして、こちらの映画は

横浜駅直結の映画館で観たのですが、

予告編タイムで

横浜ベイクォーターのクリスマスのお知らせが。

 

 

上映後にさっそくクリスマスツリーを

見にいきました。

 

 

 

 

まるで映画の続きみたいな華やかさ。

 

横浜はお楽しみが多いですねぇ。

 

 

☆12月13日

舞台「ジャズ大名」

神奈川芸術劇場(KAAT)にて

 

 

 

千葉雄大さん、

藤井隆さん、

富田望生さんと
テレビでいつも見る俳優さんたちが目の前に!!

 

 

半分ミーハー気分で観に行きましたが、
すっごくパワフルで元気になる舞台でした。

 

江戸末期、

ひょんなことから

アメリカから漂着した黒人奴隷を預かることになった

荻野山中藩の藩主が

彼らの奏でる音楽の虜となり、

城中でジャム・セッションを繰り広げることになるというコメディ。

 

 

架空の物語ではありますが、

物語の中で描かれる

幕末の様子や

アメリカ南北戦争の様子はリアルなものなので

まるで、

「実際にこんな出会いが

あったかもしれないな〜」

なんて感覚に。

 

 

千葉雄大さんが

お殿様の衣装で

「くらりね」(クラリネット)を服姿は

非常にハマっておりました。

 

 

そして、

千葉さんの口から

「相模」や「小田原」といった

なじみのあるキーワードが出てくるのが

うれしかった(*^^*)

 

 

 

藤井隆さんは

お殿様の「じい」的な役割で、

千葉さんとのかけあいにいい味が出てました。

 

 

 

でも、欲を言えば

もーっと藤井さんのおもしろさが

見たかったなぁ。

 

 

 

そして、富田望生さんは

村娘や侍など

七変化しながらナレーター役をつとめていて、

「ほぇー、すごい俳優さんだな〜」

と尊敬。

 

 

エンディングでは

ジャズの演奏のもと

全員が

20分ほど踊り狂います。

 

 

そのカオスな様子は

まるでインド映画のようでした。

 

 

わたしは前から3列目の席だったので

みんなの額に汗が光っているのが見えて

「これを毎ステージやるってスゴイな!」

と、役者魂におそれいりました。

 

 

 

帰り道、興奮さめやらず

ちょっとクールダウンしようと

KAATの近くで見つけたカフェに入りました。

 

ホテルJALシティの関内のレストラン。
 

 

ちょっと半端な時間だったせいか

貸し切り状態!

 

 

優雅に

ホットドッグセットをいただきました。

 

 

余談ですが、

この舞台に出ていた黒人の俳優さん、

「なんか見たことあるな〜」

と思ったら、

以前、ソフトバンクのCMに出てた

「白戸家のお兄ちゃん」でした。

 

 

 

12月17日
舞台「ブロードウェイ・クリスマスワンダーランド」

シアターオーブにて

 

 

こちらの舞台は、

娘が「これ観に行きたい」って

リクエストをくれて

チケットを買いました。

 

 

X(twitter)で流れてきた広告を見て

行きたくなったんですって。

 

 

2016年から毎年日本で

公演されているステージとのこと。

 

 

娘はディズニー&ジャズが好きなので

その雰囲気を感じたのでしょうね。

 

 

最初は「娘のために」って
思ってたのですが、

実際に行ってみたら、

最高によかった!!

 

 

まるでブロードウェイ(行ったことないけど)で

観劇しているようなゴージャスさでした。

 

 

おなじみのクリスマスソングをはじめ、

マライア・キャリーなどのウインターソングや

ゴスペル、

タップダンスにラインダンス、

そして、なんと舞台上に

スケートリンクも登場!

 

 

アメリカのエンタメは

規模感がちがいますね〜。

 

 

プレゼントボックスから

次々プレゼントが出てくるような

驚きと感動いっぱいのステージでした。

 

 

↓アンコールは撮影OKでした

 

 

この演出でのステージは

今年が最後だそうです。

 

 

娘のおかげで

最後に観られてホントよかった。

 

 

以前も、

「アステロイド・シティ」という映画を

娘の「観たい」という一言で観に行ったのですが、

このときも、

めっちゃツボにはまるおもしろさでした。

 

 

 

 

 

 

娘のセンサーはさすがだ〜。

 

 

 

そう言って娘をほめたら

「ママはおもしろいものを見つける才能がないの?」

と言われてしまった(汗)

 

 

いや、決してそんなことは。。。_| ̄|○

 

 

 

 

 

こうやって振り返ってみると

いろんな舞台や映画を観ましたねぇ。

 

 

 

出演者のみなさま、

制作者のみなさま

関係者のみなさま、

 

たくさんのすばらしい時間を

ありがとうございました。

 

 

 

横浜に住むようになって

いろんな舞台に行きやすくなって

ホントうれしい。

 

 

 

わたしには

「何を観るか?」という基準は

特にありません。

 

 

ふと目にしたポスターに惹かれたり

人におすすめされたり

娘からのリクエストだったりと

ご縁的なきっかけが多いです。

 

 

 

それでも

劇や映画の中のセリフが

心にズーンと刺さることも多く、

なんだか、

導かれたような気持ちになることも。

 

 


わたしもインプロで、

そんな、心に残る演技を

したいなぁ。

 

 

 

 

これからも、

いい芸術をいっぱい観るぞー!!

 

 

そのために

お仕事もがんばるよー!!!