ご縁に感謝 西国観音巡礼 道中記⑤-1 松尾寺から駅へ | 福来野のブログ

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 西国三十三所、第二十九番札所「松尾寺」へ四度目のお参りも

済んで初日の宿に戻りますが、道中で数々のご縁を頂いている

事柄を引き続き記録。

 

松尾寺参詣道の帰路、この時期に見せて頂く植物。

 

一見、角柱の町石だが手元の資料情報によれば一石五輪塔型の

町石。水輪から火輪、風輪、空輪と上部が消失されているのでは

ないかと記載されている。 増上心住の陰刻も見える。

 

参詣道を今回四度目の往復となるが、初めて気付く橋の銘板。

「滅罪橋」と名付けられた謂れは未調査だが、福来野の在所でも

地名を表した橋は多い.。しかし、このような仏語名前の橋は無く

義経一行が通ったと言う義経街道に「義経橋」。「薬師橋」や

「観音橋」は、近くに薬師堂や観音堂がある名前で呼ばれている。

 

話しを戻そう。滅罪橋の名は、土地の方々の命名ではなく、

松尾寺参詣道を辿り松尾寺にお参りして来た西国観音巡礼者の

呼称が伝承されて来た。と、福来野は想いたい。

先祖供養や諸々の祈願の巡礼者の中には、滅罪や消罪の

秘めた想いを持って巡拝されていたのかも知れない。

 

十二町と陰刻された五輪塔型町石。参詣道に面しているが、

倒れそうである。

 

この祠の後方に十三町と陰刻の五輪塔型町石があると、帰って

から資料を見て気付く。

跨線橋近くの場所、次のお参り時に探してみよう。

 

「青葉橋」と言う名の跨線橋から松尾寺駅方面を撮影。

この橋は水路も一緒に鉄路を越えている。

 

橋から見る東方向、JR小浜線「吉坂トンネル」。

トンネルの向こうは福井県になる。

 

参詣道から国道に戻り、振り返って東の方角を撮影。

 

ご縁に感謝 西国観音巡礼 道中記⑤-2 松尾寺から京都市内へ

 に続きます。