近くまで出掛けた折りにお参りさせて頂いた
山王廃寺跡・日枝神社(山王)です。
総社・清里の文化財を訪ねて
◇以下、前橋市ホームページからの一部借用記事です。
山王廃寺跡(国指定史跡)
山王廃寺(さんのうはいじ)は7世紀後半に
創建されたと思われる東日本最古級の本格的寺院です。
大正10年(1921)、総社町の山王地区にある日枝神社
(ひえじんじゃ)境内で、塔心礎(とうしんそ)や
根巻石(ねまきいし)、石製鴟尾(せきせいしび)が
発見されており、華麗な古代寺院があったことが
明らかとなりました。
これまでの調査から、東に塔を、その西に金堂を、北側に
講堂を置く伽藍配置(がらんはいち)であったことが
分かったほか、平成9年、11年の調査では、大量の塑像
(そぞう)が出土し、法隆寺五重塔と同様に塔本塑像が
塔の初層に安置されていたと考えられ、畿内の有力寺院に
匹敵するような寺院であったことが判明しています。
その名は、地名にちなんで山王廃寺と言われてきましたが、
昭和56年(1981)の発掘調査で、「放光寺」(ほうこうじ)
と書かれた1枚の文字瓦が発見された事により、
国特別史跡の山上碑(やまのうえひ。所在:高崎市)の
碑文に記された「放光寺」と同一のお寺であることが
分かりました。
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