道祖神特集は榛東村広馬場の三個目、広報しんとう
No.139として15区の道祖神が紹介されている。
◇紹介記事の一部
広馬場聖宮神社の東方百メートル(※1)にある道祖神は、
酒器持ち祝言型の双神像で明和四年建立されたものです。
この地域は誠に馬とのゆかりの深い地名を伝えて来ました。
有名な相馬野馬追いはこの付近が発祥の地(※2)と言う人も
あるようです。(明和四年は、西暦1767年)
※1 現在は東方約200mに移動されている。
※2 発祥の地をネット検索したが、確証は得られなかった。
向かって右に立つ男神は折烏帽子で、手に持つのは盃か。
左に立つ女神は束ねた髪を右に垂らし、手には「ひさげ」を両手で
持っているように見える。
お互いに手を肩に回しているようには見えないから、造形としては
祝言形の双立道祖神かもしれない。
足元は「裸足」で、指が彫られているようにも見える。