先日、祖母がなくなり、葬式があった。
そこで思ったことは、「葬式は残された人のためにするもの」とよくいわれるが、その「残された人」っていうのは「遺族」だけではないということだ。
多くの人が「遺族」、残された家族だけを考えがちだが、本当は違うのでは?と思うのだ。
だから、わざわざ、「残された人」って言い方をするように思うのです。
昔の人はいいことを言っていると思う。
今、家族葬ってことばかり行われ、それが正しいかのように言うが、お金やいろいろな問題がないのであれ、家族だけというのは寂しすぎませんか?
私にはそう感じました。家族以外にも最後に会いたい、手を合わせたいと思っている人がいると思うのです。
そんなことはないですか?
そして、それが人をつなぐことにもなるかもしれないと思いませんか?
故人がいたからこそ、繋がれた絆がもしかしたら、繋がれるかもしれないと思いませんか?
それも人それぞれの考え方だし、家族の都合もあるだろう。
でも、・・・・
あなたの幸せってなんなんだ?絆ってなんなんだ?
そう考えるいい機会になりました。
いろんな人やことをディスっているわけではありません。昔からあるもの、儀式には意味があると思うのです。
時代に合わせて、ニーズに合わせてというが、ただ、それだけでいいのだろうか?
人の死、葬式に関する面白い小説です。