【新刊】のお知らせ
変更を制する者がプロジェクトを制す!
変更に振り回されずに対処する方法
https://www.kigyo-systems.com/note.html
「変更」は、プロジェクトの混乱を引起す主要因です。スコープ変更、要件変更、コスト変更、日程変更などの様々な変更、特に想定外の変更は、プロジェクトを失敗に陥れる元凶と言っても過言ではありません。このような変更が一切無ければ、プロジェクトは計画通りに進み、何の問題も無いはずです。しかし、現実にはITプロジェクトの70%が失敗していると言われています。その失敗の原因は、計画時点では想定しなかった、あるいは想定できなかった、意図する変更や意図しない変更によって、計画が狂ってしまうからに他なりません。
しかし、変更があったとしても、あらかじめ想定された範囲であれば、余裕を持って対処することも可能です。対処方法そのものを計画に盛り込んでおくこともできるでしょう。そこで、プロジェクトを襲う様々な変更に振り回されず、能動的な攻めの姿勢を持って、事前に変更を想定していくことがプロジェクト成功への道です。
本書では、このような考え方に基づいて、変更に適切に対処する為の『変更管理』を紹介します。また、「兵法」には戦闘における攻防の変化に対処し勝つために先人が考え出した知恵が多々あります。戦闘では、変化を制したものが勝つといっても過言ではありません。
戦闘での「攻防変化」とITプロジェクトの「変更」には共通点も多く、応用できるテクニック、心構えや勘所等も随所で紹介していきたいと思います。
目次
はじめに
1. 混乱の原因となる「変更」とは
2. 変更によるプロジェクトへの影響
3. プロジェクトの主要成功要因
4. 主な変更内容とリスク
5. 攻めの変更管理プロセス
6. 変更に対する危険予知
7. 変更に対する影響分析/優先付け
8. 変更の実施
9. モニタリング
10. 是正処置/改善
11. 孫子の兵法 九変篇
あとがき