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兵役のため活動休止していた東方神起ですが、4月20日にユンホ、そして8月18日にチャンミンが除隊し活動再開しました。
そして10月13日に音楽番組ミュージックステーションに出演し、活動再開後初となるパフォーマンスを披露。
圧倒的なパフォーマンスにファン以外からも賞賛の声が相次ぎました。
こうして復帰後初パフォーマンスは成功し、ファンはお祝いムード包まれましたが、その一方である人物のつぶやきが物議を醸しました。
ある人物とはお笑い芸人のブルゾンちえみ。
ブルゾンもMステを鑑賞したらしく、こんなことをツイート。
ペンとはファンの事で、オルペンとはグループのメンバー全員のファンという意味です。
東方神起はユンホとチャンミンの2人ですが、なぜかシアペンであると元メンバーで現在はJYJとして活動しているジュンスの名前を出しています。(シアとはジュンスの愛称)
ジュンスのライブに行ったと過去にツイートしていたブルゾン
ブルゾンはまるで東方神起は5人という前提での言い方をしていますが、ジュンスは元東方神起メンバーだったのは過去の話で現在はJYJで活動しています。
「東方神起とJYJのファン」
と言うべきなのでは?
このブルゾンの呟きに東方神起ファンからは疑問の声が殺到。
このように東方神起の5人扱いや元メンバーに対し嫌悪感を抱く人は少なくありませんが、なぜこのようなことになったのか調べてみます。
東方神起は2004年に韓国でデビューし、その後2005年に日本でもデビュー。
日本では最初こそ人気は低かったものの、地道な活動で徐々にファンを増やし、2008年は紅白歌合戦に初出場を果たし2009年には初のドーム公演を行いました。
しかし、そんな中2009年7月にジュンス、ユチョン、ジェジュンの3人が所属事務所であるSMエンターテインメントに対し「契約内容が不服である」という理由で専属契約の効力停止処分申請を訴えました。
事務所を出る理由のないユンホとチャンミンと対立し、グループは分裂状態に陥りました。
なぜこのような事態になったかと言うと、3人が化粧品事業を始めた事がきっかけのようです。
3人はSMを訴える前の2009年1月、中国の北京で行われた「Cre・・・化粧品」の中国法人投資説明会に出席。2月からは韓国ソウルでそれぞれ化粧品店を開業しました。
この件に関して当初事務所のSMは
「東方神起の肖像権を使用しないこと、理事等の役職に就かない事」
を条件に承諾していました。
しかし、実際には3人が理事の名刺を持ち、事業に関係ないユンホとチャンミンの画像を使用したり、東方神起の名前を利用し日本ファン相手に化粧品を販売するなどの行為が行われていました。
SMは事実確認のためメンバーの両親と会談を行い化粧品会社との契約書を見せるよう要請しましたが、ジュンスの父はそれに応じず、
更に「うちのジュンスとユチョンとジェジュンはもうSMで仕事をしない」と発言し交渉は決裂。
その後、日本でのドーム公演を控えていたにも関わらず2009年6月24日、3人はSMに対し「専属契約の無効通知および資料の提出の要求」という証明を提出。
そして7月の訴訟へと繋がっていったようです。
日本でのドーム公演を控えている最中に事務所を出ていこうとするとは驚きますね。
また、3人がSMに内容証明書を提出した翌日の6月25日、ジュンス父、ユチョン母、ジェジュン姉がソウル江南の境界に3人の個人ファンサイトのオーナーを集め会合(625集会)を開いたのですが、
後にそれが3人が活動を有利にするために、ユンホとチャンミンを悪者にしバッシングさせるよう仕向けるためのものだったと判明。
簡単に言うと
「当初は5人でSMを出るはずだったのに2人が寝返った。悪いのはSMで、SMに残る2人は裏切り者」
といった事実と異なる事をオーナー達に伝えたというのです。
騒動は韓国社会全体に広がり、2人へのバッシングは相当酷いものだったそうで
・行く先々に2人への誹謗中傷を書いたプラカードを持ったファンが待ち伏せ
・石を投げ付けられる
・空港で「裏切り者」「2度と帰ってきくるな」等の垂れ幕を出される
・つばを吐かれる
・射殺するという脅迫文が送られる
といった行為は2人のみならず2人の家族にまで及び、チャンミンはパニック寸前の精神状態になり、
ユンホはストレスで当時撮影していた「地面にヘディング」の撮影中に顔面痙攣で倒れ病院に運ばれたこともあったそうです。
犯罪を犯したわけでもないのに吊るし上げられ悪者扱いされるとは理不尽ですね。
2人は連日大変な目に遭い、ファンは「生きていてくれればいい」とさえ思ったほどだそう。
空港でバッシングに遭いチャンミンの手を取って走り去るユンホ
その後、それまで沈黙していたユンホとチャンミンは
「一言で、3人が化粧品事業を始めてからすべての事が変わったような気がします。
私たちは、何よりも会社の審議と夢と未来を共有し、共に契約という約束を守るという事です。
東方神起はSMエンターテインメントから作成され、
これからも私たちはSMエンターテインメントの東方神起として活動するという事です。」
と事務所から離れる意思はないことを正式に表明。
3人は裁判所からもSMと交渉し調整するよう要求されるも、それに応じずSMと和解する気はない立場を表明していたため、
双方は完全に対立する形になり5人での東方神起の存続は難しいものになりました。
双方の立場をまとめると
・3人→自由とお金が欲しかったが思うようにできないためSMを出たかった。東方神起はSM以外の事務所でもできる
・2人→事務所を出る理由がなかった。東方神起はSMでやるべき
という事ですね。
これが平行線のままで解決しなかったために分裂という結果になったようです。
後半に続きます