大好きな野球選手のお1人に、マリナーズのイチロー外野手(45)(本名鈴木一朗さん)さんがいます。先日21日現役引退を表明されましたね。「大変幸せ」と言葉を述べられ、28年で4367安打素晴らしい功績ですね。
神戸には、イチローさんが大好きなタンのお店があり、食べに行ったほど、イチローさんの生き方日本人を代表して、母国を大切にされながら海外で活躍される姿はまぶしく尊敬していました。
イチローさんは、野球選手として1991年秋のドラフト4位で愛知・愛工大名電高からオリックスに入団され、94年に年間最多(当時)となる210安打の実績。
1月に阪神大震災が発生した95年は「がんばろうKOBE」を合言葉にリーグ優勝、96年は日本一に貢献DCえす。
94年から00年まで、史上初めて7年連続で首位打者の実績があります。
2000年には、大リーグ・マリナーズに移籍し、12年途中からヤンキース、15年からマーリンズでプレーされました。
2016年6月、日米通算安打数を4257、参考記録ながらピート・ローズの持つ大リーグ最多4256安打を抜き、同8月には大リーグ史上30人目、日本選手では初となる通算3千安打を達成されました。
イチローさんのこれまでの名言は沢山ありますが、引退会見での言葉がまさに人生を表されていましたね。
●「人よりは頑張ったとは言えない。自分なりに頑張った」
僕たちが努力と呼んでいるものは一体なんなのでしょうか。
●「重ねることでしか後悔を生まないということはできない」
●「ヤンキースに移籍した頃から人に喜んでもらえることが一番の喜びに変わってきた」
●「ファンの存在なくしては自分のエネルギーは生まれない」
●「野球人生で貫いたことは野球のことを愛したこと。変わることはなかった」
●「(50歳までやると言い続けてきたので)有言不実行の男になってしまった」
「50歳までやると言い続けてきたことがここまで連れてきてくれた」
人生を共に支えあってこられた奥さん元アナウンサーの福島弓子(ふくしまゆみこ)さんにむけたメッセージでは、
「頑張ってくれた。アメリカで3089本のヒットを打ったのですが、ホームゲームの前は奥さんの作ったおにぎりを食べていた。その数2800、できれば3000個握らせてあげたかった」
またメジャーに来て、孤独を感じたかの質問に対して、
「メジャーにきて外国人になった。外国人になったことで人の痛みを慮ったり、人の痛みを想像したりできるようになった。
本などから情報を得ることもできるが、これは体験しないと生まれないもの。
孤独を感じて苦しんだこと多々ありましたが、その体験は未来の自分にとって大きな支えになる」
すべてが感謝と前むきポジティブなイチローさん。本当に素敵でしたね!
野球選手として、大変なことも沢山あったとは思いますが、信念と決意を持ち、人としてやるべきことに真剣に取り組み、後悔のない人生を歩まれた思いがファンの皆さんの心にも届いたのではないでしょうか?
【野球選手でなくても各々が自分のヒットを打ち続ける、打つための努力をすれば他人の批判をする時間は生まれません。
僕はそう思います。観覧席ではなくて自分の立つべき打席に立てばいいんですよ。
小さい頃打席に立たなかったからこそ余計に想います。】
この言葉にも、胸が熱くなりました。
まもなく平成が終わろうとしています。日本を代表するイチローさん、沢山の希望や勇気を本当にありがとうございました。